2019.1.13(日)〜19(土)12:00〜19:00
日祭〜18:00 最終日〜17:00
2019年の年頭の展覧会は恒例となった堀文子教室の同窓展。
昨年100歳を迎えた先生の長寿を寿ぎつつ、それぞれの絵画始めとする趣向である。
思い返せば先生の87歳のお誕生日に皆でお祝いする席を持った折、このメンバーで展覧会をと堀先生が鶴の一声を。
何か問題があったらすぐやめます!とキリッと仰った先生のお声が今も耳に残るが、以来13年弛まず続けてこられたのも先生が長寿でいてくださったからこそ。
多摩美大で堀クラスを共に受け持ってくれていた中野嘉之先生も特別参加して下さるようになり、益々厚みのある展覧会となった。
世代や画家としてのキャリアなど抜きに、先生のもと研鑽を積んだ者同士が交われるという有り難さもさることながら、「画家はそれぞれの道を歩み、自分の絵を描くだけです」と馴れることを嫌った先生の言葉を思い起こし、また一人旅に戻っていくーのが大事な事なのだと最近は思う。
年に一回、自分を振り返る一里塚。そんな道標がもう13個も立っている。