2019.5.13(月)〜19(日)
12:00〜19:00最終日〜17:00
頴川麻美子(えがわまみこ)の2年ぶりの新作を紹介する。
頴川さんは、京都芸術短期大学(現 京都造形大学)日本画専攻修了後も京都に留まり母校に勤めながら作品発表を続けてきたが、10年程前に生まれ育った横浜に帰郷。以後、両方を往復しながら制作の日々を送っている。
8年前、東京での発表の場として当画廊で初個展。すでに十分な力量を示して迫力ある展示だったが、当時は交通事故後の後遺症に悩まされていた時期でもあり、
渋い色調が特徴的だった。
時を経て、どんどん明澄さを増した画面は今展さらに深みを加えて境地といってもいい世界となった。
同じ岩絵の具を使っても京都と東京では発色が違う。両方に足掛りのある頴川さんしか描けない美しい余白の有り様を堪能させてもらっている。

















