個展

田代三善・田代知子 父娘展

2019.5.27(月)〜6.2(日)
12:00〜19:00     最終日〜17:00

令和元年 初夏。三善98歳、知子57歳。この度、最初で最後になるであろう父娘展を開くことといたしました。父が版木に向かい黙々と制作する姿を見ながら育った娘は、長じて絵を生業とし、未だ父の背中を遥か遠くに見やっております。
父の木版画と挿絵、娘の新作と本の原画を、この機会にご高覧いただけたら幸いです。
田代知子

1984年、多摩美大日本画科を卒業、数年間の美術講師を経たのち、絵筆一本の道を歩んできた田代知子。
松谷みよ子の「龍の子太郎」や新美南吉の「ごん狐」などの挿絵で知られる父三善とその兄田代光の仕事に今一度光を当てるべく、今展では自身の作品とともに父と伯父の画業を紹介しその来し方を振り返る。

自身が挿画や絵本画家としてのキャリアを積むほど、父の背中が遠くなるという感慨を漏らした事もある田代知子が、今展では思い切り父の胸を借りてチャレンジした。
絹クロスに描いたこれら魅力的な人物像
が、本の中とはまた違う田代の新しい地平を切り開いてくれるに違いない。

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