個展

森田晴樹日本画展

2019.9.30(月)〜10.6(日)
12:00〜19:00  最終日は17:00まで

絵のなかに花を咲かせる花咲爺を自認する森田晴樹のコメントより

8月某日、大阪は今日も猛暑日で熱帯夜になるとのこと、もう一ヶ月も続いている。
酷暑の中、熱中症に気をつけてアセモに耐えながら、あと1枚あともう1枚と描いている私。          花咲爺  晴樹

1952年、大阪は寝屋川で育った森田晴樹は長じて京都市立芸術大学の日本画科に
学び、折々にパンリアル運動や美術批評家・吉村貞司の影響を受けながら、独立独歩の道を歩いてきた。

和紙に墨と金泥、わずかな胡粉。これが全てである。臨済宗専門道場の襖絵を描いた時はインドで取材し、菩提樹
などを描いたが、常には花を。

長年の深酒と、筆より重いものは持たぬが四六時中膝を折って絵に屈みこんでいる姿勢の為、数年前に大病をした。
よって遠出はしない。自転車あるで行ける範囲が取材地である。

胡粉は上澄みだけを、墨は濃く磨ってから薄くのばし刷毛は使わない。丸筆による百万遍の運筆。奥様が一週間後に見に行っても何も変わってないように見えたとか。遅筆なのではなく、そのくらい薄墨で重ねないと森田の思う墨色にはならないのだ。

縁あって若書きの作品を見たが、流石に白黒のコントラストが強くギラギラしてきる。怖いくらいの迫力はあるが今のような沁み入る心持ちには遠い。
もう仙人のような風貌だが、また枯れているわけではない。修行僧のように生がある限り筆を動かし続けるー。

今年も個展が開催できたーという奇跡に感謝するばかりである。

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