個展

香川亮 彩墨画展   ー沖縄県立芸大研究発表

2020.5.25(月)〜30(土)
12:00〜19:00  最終日〜17:00

コロナ対策緊急宣言解除のタイミングで、香川亮展が今日から。
今展に先駆けて、5.11(月)〜14(木)の間沖縄県立芸術大学当蔵キャンパス附属図書・芸術資料館で過去作も含んだ大作中心の展示が開催されているが、その折の挨拶文からまずご紹介する。

現代日本画における伝統と現在を研究のテーマとして、沖縄の美しい自然の風景を、まるで私のスケッチブックの絵が、そのまま広がった様な風景画として発表させていただきます。LIVE感覚でご高覧頂けましたら幸いです。
彩墨は、古来より中国顔料として伝来し南画や文人画として用いられて来ました。近代以降は、広く日本画の絵具として用いられました。彩墨とは、鉱物性顔料や染料等を膠で練り墨状にした物です。さまざまな色の彩墨があります。
(後略)                                 香川 亮

1986年設立の沖縄県立芸大に、多摩美大院卒直後に赴任して以来の年月、香川亮はこの地で研究と指導を続けてきた。2017年には版画研究の分野で東京日本橋の小津和紙ギャラリーと当画廊二箇所にて発表。しばらくぶりの東京での展示に、さらに意欲を燃やして選んだ研究テーマは「彩墨画」だった。

準備段階で一度スケッチを見せてもらったが、地の利を生かした本島•離島への取材は膨大な量で、しかもその一枚一枚が隙間なく真黒に描き込まれたものであったことに驚いた。
沖縄は、いうまでもなく総天然色カラーの南国である。日本画の岩絵具にはない色ばかりのこの島を、彩とはいえ墨である絵具で表現しようというのも、この地ならではの歴史を踏まえてのこと。

彩墨画という古来の技法によって描き出された香川の胸中山水は、時を超え場所を超えて今、しみじみと胸に響く。

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