個展

馬場伸子 日本画展

2020.12.11(金)〜19(土)12:00〜19:00

いよいよ、年末恒例のアートイベント・銀座の21画廊が参加するX’mas Art Festaが今日から。
柴田悦子画廊では初登場の馬場伸子の屏風大作を含んだ作品を紹介する。
まずは、画家のコメントを。

日本や中国に古来からある絵画に強く魅了されています。
自然と古典を師として、自分なりに追求し、自分の中に蓄積させたものを私の絵画として表現し、絵の内容を深化させていきたい。
季節感を大事にして、移ろう光、風で揺れる花びらや葉や枝、花の薫り、落ちた花びら、雨の気配、土の匂い等を感じ、花を通じて生命の暖かさ、豊かさ、凜とした強さを出せるよう、品格のある絵を求めていきたい。
それが私の願いです。
馬場伸子

馬場さんは現在長崎・佐世保在住。東京学芸大学教育学部で伊藤彬先生から日本画を学び、院修後は横浜美術館や多摩美大生涯学習の講師などをしながら作品を描き貯めていた。アートフェア東京などで閑々居さんのブースで発表し、大変な話題を呼んでいたことも記憶に新しい。事情があって郷里に戻ってからも、営々と描き繋いできた新作屏風を発表したいと意欲を持っていらしたので、今回この機にご紹介する事とした次第。

古画研究に裏打ちされた絹本の色彩の美しさと、帰郷なさってからの徹底した自然観察がしのばれる花卉図の数々を是非この機に鑑賞されたい。

 

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