コラボレーション

インターナショナルアート/9人の作家たち

2000年の板東里佳とイザベル・ビゲローのご紹介から始まった海外作家展。銀座の一隅から世界が覗ける機会を作ろうと、年に一人か二人の作家の個展を開催してきた。今展はその中から9人の作家をセレクトしてその仕事の一端をご紹介する、
イザベル・ビゲローはニューヨーク、プーラン・ジンチはイラン、ロドニー・ディクソンはアイルランド、イグナシオ・ブルゴスはスペインのバルセロナ、庄漫は中国上海、ニコール・シュモルザーはスイスのバーゼルと出身地はそれぞれ。一方、海外に渡った日本人作家としてはニューヨークの板東里佳、ドイツベルリンからカナダのトロントに移住した斉藤典子、ポーランドのクラカウの宮永匡和を。
銀座にいながら世界漫遊している気分になるこの贅沢。それぞれ作家のたつ表現の手法は違うが、その出自に従った良質の美を伝えている。かれらの個展に立ち会った日々も懐かしく思い出されるが、言葉も不自由ななか新しい出会いがもたらす新鮮な驚きに満たされていた。
われながらチャレンジャーだったと思うが、幸いありがたい協力者に恵まれ才能ある作家たちに出会えた。特にニューヨークの板東里佳とM.Y.Art Prospectsの吉永美也子女史とご縁が結べた事の意味は大きい。彼女たちに今またスペシャルサンクスを。
折りにふれ書いてきたが、今から20年程前、離婚の慰謝料の半金と一年不眠不休で稼いだお金をもってニューヨークへ画商修行の見聞の旅に。そこで見た最前線のアートシーンは、まさしく私の画商としての原点だった。きらぼしのように才能のひしめく地で、今まさに生まれようとする次代の作家たちの仕事を見る喜び、楽しさ。おにぎりを作ってニューヨーク中を歩き回った。そんな私に適切な紹介をしてくれたのが板東夫妻だった。アートスクールの同級生や話題の展覧会を紹介してくれ、初めて会う私にニューヨークのあちこちを案内してくれたことは忘れがたい。また帰国後、本格的に画商修行に入り10年後に独立開廊した私の前に作家・板東里佳として登場した時の驚き。それぞれ夢を捨てずに努力した10年間がそこにあった。
美也子女史もまた、紹介状ももたず、いきなりアーティストの交換展をして下さい、と申し込んだ私に快く応じてくださった。ニューヨークの現場でのシビアなギャラリーワークを思うと奇蹟に近いことだった。お蔭でたくさんの作家たちを知る機会を得、良質の展覧会を東京でも開催できたと思う。
また、海外で制作を続ける日本人作家にとっては、本国での発表の場の確保が難しい。年に一度帰国したおりに成果を発表できる場としてお役にたてば、と思い定期的に続けている。
普段、日本画の展覧会が多い画廊だが、ささやかな世界への窓を開けておこう。きっと新しい風がここから入り、またここからも世界へ出て行くだろう。

インターナショナルアート/9人の作家たち” への4件のフィードバック

  1. 思考絵画の研究は 約23年以上、システム理論から、哲学者の理論及びニュウトリノの量子理論を基底として制作された世界で初めて「観る人の為の絵画」であり、新しき芸術様式の探究によるものであり、思考と想像力を喚起することを目的としております。
    詳しくは HPをご覧ください。きっと、今まで見たことがないと思います。
    用件のみにて、失礼いたします。早々

  2. 思考絵画の研究は 約23年以上、システム理論から、哲学者の理論及びニュウトリノの量子理論を基底として制作された世界で初めて「観る人の為の絵画」であり、新しき芸術様式の探究によるものであり、思考と想像力を喚起することを目的としております。詳しくは HPをご覧ください。きっと、今まで見たことがないと思います。
    用件のみにて、失礼いたします。早々

  3. この度、国際アート展15か国で開催国されているGAA][グローバルアートエイジェンシーより、世界で権威ある有名な美術雑誌(2021年5月出版予定)の特集で「投資可能なアーチストisamu-shimada]」が紹介されることとなりました。よって、作品4点を制作中です。http://www12.plala.or.jp/isamu-shimada/newpage47html.で、詳細検索できます。

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