2021.9.20(月)〜26(日)
12:00〜19:00 祭日〜18:00
最終日〜17:00
4度目となる今展は、あらたに画家の有坂ゆかり・赤木仁、芸術哲学を中心とした論客・藤井雅実、谷川健一の全集出版の立役者・名編集者にして文章家の川島健二氏を加え、さらに充実の布陣。
さて、その組み合わせである。
言 絵
川島健二 × 黒須信雄
そらしといろ × 赤木 仁
中村高明 × 有坂ゆかり
藤井雅実 × 前本彰子
画家は相手の詩や言葉に反応して描き、詩人もしくは言葉の人は絵から次の着想を得るーそれぞれ組合せの往還が、一つの壁面をつくりあげるという試みだ。
4年目の今回は、相応に広がりのある空間に落ち着いたが、その静けさのなかに一歩足を踏み入れると、格闘の残滓が渦巻いて思わず引き込まれる。
何をどう受け入れ、どこから触発されたのか、作品や言葉に記されたその旅路はミステリアスであり、読み取る側の体力知力も試されているようだ。
四組それぞれのアプローチの違いも含めて、見どころ満載につき是非ご高覧を!