個展

永江俊昭 陶展 ー卓上のうつわー

2022.6.6(月)〜12(日)
12:00〜19:00  最終日〜17:00

まず2年ぶりに銀座登場の永江俊昭氏の一言から

この大変な時代に還暦を迎え、焼き物生活も37年になりました。この機に、これまでの集大成としてかつて培ってきた技法の全てで「器」をつくりました。
今回もフラワーコーディネイターの高橋さわこ先生にご協力願い、「苔玉×うつわ」のコラボを楽しんでいただけます。

永江俊昭氏は1960年神戸生まれ、現在は丹波に登窯を築窯し、各地で展覧会を開催している。
また、波照間島の後冨底周二氏に師事し八重山民謡の唄者としても活動している。
4年前に師を亡くし、またコロナ禍中は演奏活動の自粛を余儀なくされるという失意の日々を乗り越えて、再びの銀座展となった。

滴翠美術館陶芸研究所を経て、さまざまな古美術品から学び、研鑽を積んできた歴史が今展の「卓上のうつわ」に集結した。慕わしく使い勝手よくしかも日常使いできる値段ーかつてガラスケースの中に収まる名品を目を皿のように凝視し写し取ろうとした永江氏の努力の日々が見えるようだ。

是非、眼と手がよろこぶ一点を探して欲しい。時々、画廊から三線の音色が流れ出す一週間。

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