個展

金属造形作家・征矢剛作品展

2022.6.13月)〜19(日)
12:00〜19:00  最終日〜17:00

クールなジャズがカマキリのボディから流れ出す。この蟷螂の片手には斧ならぬ剣、片手に蝶がさじ加減する秤がついていて、世の中の「それぞれの正義」をジャッジしているのだという。

金属造形作家の征矢剛の展覧会が今日からはじまった。
征矢は1992年多摩美大彫刻科を卒業した後、銅人形作家の赤川政由氏に師事という経緯を経て、鉄を主な材料として昆虫の躯体にアンプやスピーカーを内蔵するという独特の造形をするようになった。
前回は打楽器や笙などの奏者の方に躯体を使った音のパフォーマンスをしていただき、その新しい楽しみ方を披露したが、今展では光を取り込んだ仕事に新展開を見せた。
一幅の絵に見立てたような光のシリーズも是非ご覧いただきたい。

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