陶芸

ニノミヤイチロウ展

久々画廊に登場のニノミヤイチロウ氏。とはいえ、夏の秋田合宿巡業でも、名古屋から遠征してくれ実質的には「まいど!」てな感じ。今回はみそそ画伯の座敷を受け継ぎ、さらにバージョンアップして銀座お座敷クラブ初代会長の面目を新たに。
パソコンのパスワード探しの方はますますミステリーサークルに呑込まれていき、とうとう光ファイバーに替える一大決心を。しかし工事はまだ先、というアナログ状態の悦部屋…。いっちゃん先生の悠然としたお顔を見ていると、それもまたいいかぁ、と思えるから不思議。 今回のDMに彼が記していた「かぜまち」という言葉がいたくこの状況を表している。
イチロウ氏、今年上半期の<現金>収入が十万エソ(ンではありません)。いい風が吹いて漁や猟に出る日のために、削りに削ったデクノスプーンを籠一杯にしてご登場。檜やケヤキの端材で見事な生活の道具を作ってきた。丹念に漆で拭いたスプーンは木のなりに違って、自分の一本を捜す楽しさが。
風待ちのお人の周りには、やはり風待ちの皆様が添うもの。米CBSのジャックさんも慣れぬ日本語で「コンニチワ」とふらり。もちろん、ご常連の方々も引きも切らず。今年は、そのご常連のお子さんたちが、別のチームを組んでご来廊ー親子二代のお客様をお迎えするニノミヤイチロウ氏だけが、いささかも年を取っていないように見えるのは、私の老眼のせいだけではない。これが、なかなかやってこない「風」を待つ極意、あるいは効用というものだろう。

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