2023.5.22(月)〜5.28(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00
銀座の夜会
5.26(金)17:00〜21:00
フリードリンク
先週の京都拝観ツァーで英気を養い、万全の態勢で「画廊の夜会」の週を迎えた。
まずは展覧会概要を。
俳諧師として活躍する佛渕健悟(雀羅)と日本画家・佛淵静子との親子展。
彼岸と此岸を往還することばと手だてをいかにして得るかを、絵と句のコラボレーションを通して探るこころみです。
Go There and Back -Verses and Pictures-
Father – Daughter Art collaboration by Hotokebuchi Kengo (Jakura) , haikai master and Hotokebuchi Shizuko, nihonga artist.
This collaboration of poetry and images show how you get words or means which let you go to “Higan”(Heaven) and back to “Shigan”(This world).
連句の宗匠・雀羅先生立机の折に、師事した東明稚先生よりご恵贈の文机。その上に娘の日本画家・静子が「たんぽぽ」の絵を描いたー「ゆきてかへるひがんしがんのたんぽぽや」今回のタイトルはここに由来する。
それぞれの仕事を通して真剣に道を究めてきた父と娘が初めて空間を同じくする今展。
画廊内には百枚の短冊が貼られ、いらっしゃるお客様が一句づつ付けていく笠付連句が進行中である。
実は雅狼句会なる月いち句会の席亭である柴田は遠見という俳号(のようなもの)。
その遠見の「黒南風に任せる蔓の自在かな」を発句として、百韻の旅が始まった。毎日更新する旅の記録はまた。