沖縄

運命の出会いとナイトライフ

世の中にはこんな出会いがあるものだ。今回、出品の作品に清水操画伯の「時の扉」という絵がある。1950年代から那覇の理容業界の草分けとして繁盛したバーバーナイルを描いた作品だ。最近まで現存したということで、展覧会にきた人たちも口々になつかしがっていた。その中に一人涙くんでいらっしゃる方がいたので、お声をかけると初代の時にここで修業した人だった。そのお方から娘さんに連絡が入って早速ご主人とご一緒に見にこられたのが、以下の画像。
清水画伯はこの絵を描かれたあと、一度お訪ねしたというが、その時にはもう店はなかったそうだ。もちろん、東京以外では発表していない作品につき、今回ここに出さなければ、この絵と家族の方が出会うことはなかっただろう。
20年近く沖縄を取材しながら、沖縄の方に絵を見てもらった事がない、と悦子の出品依頼に応えてくれた画伯だが、今回このような邂逅のドラマにつながってなにより。
さて、先発組の画伯たちのナイトライフは、琉球放送の常務様のお導きで、う~んと濃いものに。まずは琉球松をふんだんに使った「松の家」というお店で10年もののしゃこ貝などおいしい沖縄料理。しかるのち懐しのフォーク大全集を奏でる店で、トシ君久々の熱唱。みそそ画伯も大きいギターをかかえて演奏に参加。なんでみんなこの辺の歌を知っている?P.P.Mのコピーバンドの皆さんもいて、那覇の夜は70年代に戻ったかのよう。因縁めいているが、トシ君画伯が今回描いた那覇風景は、この店が二月まで営業していたところだそう。マスターもびっくりしていたが、期せずして呼ぶものがあるのかなぁとこのシンクロニティの不思議を思う。

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