コラボレーション

クリスマスアートフェア

初めてのクリスマスアートフェアが今日から。銀座・京橋の42画廊が12月18日から25日までの期間一斉にアートフェアを、というイベント。ギャラリーツアーのガイドさんもいて、初めての参加者を引率して来て下さるとの事で、画廊も盛り沢山の布陣で。
まず入口でお出迎えは平野俊一のラブリーな薔薇。そして翡翠のような瞳をもつ山田りえの猫とその対角線に、まだうら若いキュートな白井弓の猫が。
台には暖かい色をたたえた牛尾卓巳のマフラーと長谷川裕子のきかん気な人形、おなじみ越畑喜代美と織田梓は縦長の画面を揃ってならべ、コーナーには中川雅登のクリスマスローズが禀として控える。
対面の壁には麒麟の人気ミニアチュールの花たちと黒田さかえのインパクトあるカメリア、お菓子の残像をとらえた手塚葉子、お菓子そのものをリアルに描いた平野俊一と華やかな彩りがきらめく。
そして正面には、個展を終えたばかりの木村浩之の関取たちが全てを受け止めて堂々と鎮座する。
その合間を福留鉄夫による針金の立体作品が浮遊し、まさに画廊自体をクリスマスツリーに見立てた満艦飾の展示となった。
クリスマスシーズンを迎えた銀座は深夜までさんざめくが、画廊もまたいろんな作品と出会いたい人々を迎え、今年最後のイベントにふさわしい週間となった。
このにぎわいに惹かれてシカゴからのお客人も引き寄せられるようにいらして、作品をお求め下さったことをご報告しておこう。

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