個展抽象画湘南

中尾誠展初日

中尾誠画伯の個展が今日から。おがくずを固めた土台に岩絵の具で着彩する技法で描いた心象の作品13点を御紹介する。
悦子画廊では初めてになる画伯の発表につき、今展ではこれまでの作品から屏風と代表的なモチーフの作品をピックアップさせていただいた。
悦子との御縁は2000年の茅ヶ崎十人展以来。剛直球のお人柄とパワフルな絵に圧倒されつつ、いつかはと思っていたが今回機会を得てなにより。
1955年福岡に生まれ、川崎で育った画伯は東京デザイナー学院卒業後、日展の藤島博文氏に師事し日本画の技法を学ぶ。その後、山あり谷ありの人生行路(簡単過ぎ?)に裏打ちされた独特の絵を描き続けて今に至る。
触発されたという原始絵画の力強い線と形に、圧倒されるほど肯定的な色彩を賦した中尾画伯の世界は他に類をみないもの。
初日の今日は、茅ヶ崎のお仲間・武大人ほか池田美弥子・大野麻子画伯など十人展仲間とその仕掛人、個展終了直後のみそそ画伯、中尾画伯のご友人・菅野昭彦氏、写真家の池尻清氏、そのお友達ジュン・タカノ氏と奥様のマーガレットさん、悦子友達の横川氏など大勢のお客人をお迎えした。
愛妻・辰巳渚女史こと木綿子さんと、私淑している表装師 ・川崎忠彦氏も激励を。

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