個展

村越由子展ーお歴々々ぞくぞく…

あの、成城大学名誉教授にして秋田県立現代美術館の田中日佐夫先生が久々の御登場!竹内栖鳳の研究で知られる泰斗にして、漫画の『土佐の一本釣り』にも言及しちゃう大変なお方。
その先生から預かった資料を白亜紀の層に埋もれさせてしまった悦子。どの顔してご挨拶にいったものかと日々思案に明け暮れていたが、想いは通じるもの、というか業を煮やされたのか、先生の方から御来廊下さった。そして事なきを得たのは悦子の人徳か先生の大きさか。そりゃやっぱり先生だろうな。「そのうち出てくるでしょう」とお許しを。
先生との御縁はシーサーから。初めて原稿を依頼した折、編集者に渡すつもりだった沖縄土産の安~いシーサーを、編集者が勘違いして先生に。そんな安物のシーサーだったのに、先生はそれを絵に描いて悦子に下さった。いつか本物のシーサーを差し上げたいと思って探したのが宮城忍君との出会いだった。ようやく意に添うシーサーを見つけたのに、白亜紀事件のため、渡しに行けなかったのだが、これで無事献上の段取りに。はぁ~15年越しのご恩返しがこれでなんとか果たせる。
とはいえ、さすが辛口で知られる先生。ムラコ画伯の絵を丹念に見て「もっとお苦しみになる事ですね」と一言。若い作家とちゃんと向き合って話して下さった。ムラコ画伯の銀座デビューに最高のはなむけだと思い感謝する。
次にいらしたお方は、多摩美の学部長にして歴史ゼミの名物教授清田義英先生。「僕は由子ちゃんの絵が好きなんだぁ~」と来て下さった。鎌倉時代から続く江ノ島の古刹の長男としてうまれ、湘南白百合の幼稚園中退という経歴をもつ文学博士って?
おりしも次にいらした悦子の俳句友達、藤田三保子さん(「鳩子の海」の大人編の女優)と藤田さんの故郷防府の山頭火話でおおいに盛り上がったうえ、蛤御門の変まで。
いやぁ~今日も大変濃ゆうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です