おでかけ

齋藤隆展ー気仙沼にて

7月の京橋界隈展の打ち合わせ旁々、気仙沼リアスアーク美術館で開催中の齋藤隆展に。川内村から三春に帰省中の画伯をピックアップして気仙沼にいくために、朝四時東京出発。運転はご存じ・ドーベルマン運送村山氏につき、眠くてへろへろの悦子は早速毛布とお友達。一気に東北道を北上、8時には画伯宅に。画伯と合流後さらにみちのく三人旅。見事、昼食は気仙沼のお寿司に間に合うところが、プロの走り屋よのぅ。
近海もの本まぐろや名物フカヒレなど賞味後は、いよいよ超モダーンな美術館へ。お迎えいただいたのは、プリンスの名を献呈したいような美丈夫の学芸員・岡野氏。ワークショップで油画をやっているというプリンセス・磨由美ちゃんも御同席頂き、気仙沼と美術館のあれこれをレクチャーしていただく。
放浪時代の齋藤画伯の貴重なスケッチはじめ、未発表の作品も並ぶ見応えある展観は圧巻。やっぱり鬼才!の画伯、最初から凄い。真っ黒に描かれた人物は、一緒に土方の仕事をした仲間がモデルとか。何を描くか明確に分かっている人の線はやはり強い。要はこの思いの有る無しか。
感動という言葉では置き換えられない何かを呑み込んだような気持ちで辞す。確かにあるもの、、きっとその塊だったのだろう。24時間かかって振り出しの自宅に到着。ドーベルマン村山氏に感謝!!

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