おでかけお食事会

柴田由美子展 最終日とその前夜の顛末ー青春のゴールデン街ー

今年24才という由美ちゃん画伯、年令も大きさも悦子の半分くらいか?と思わせる可愛らしさ。真面目に絵を描いて来たに違いない、シャイな彼女も最終日の今日あたりにはさすがになごんだ表情を。デビュー戦に立ち会う機会の多い悦子としても、出来れば次の契機となるような個展であってほしいのだが、如何だったか。
最初とはいえ、かなりしっかり自分の世界を確立している彼女、先日は武大人も誉めて帰られたが、今日は吉田春彦氏の目に…。画題のニュアンスが良く分かると、ひとしきり「地にあるモノ」話を。自身も絵をかいていらした方だけに、どんな若い画家の絵にも寄り添って見てくださるのが有り難い。
近所の「三日月」で、画伯、春彦氏とご一緒に打ち上げ。ここの御主人と、学生時代、御主人の家庭教師をしていた、府中美術館の本江邦夫氏の話をしていたら、御当人が入って来てびっくり!春彦氏お父上の耕三先生は、本江氏近美新人時代の上司だったいう御縁もあって、御紹介すると「あ~知ってる、知ってる!」と蕎麦屋で25年ぶりの再会劇。
最近、つくづく御縁の不思議さを思い身を慎まねばと思うが、昨夜は恐いもの知らずだった20代お世話になったゴールデン街に。この頃には悦子にもファン倶楽部(あまりいい思いをした記憶はないにしても)があったもの…だが。
実は帰国した玉恵を囲む会を、ここ「◯羅治(わらじ)」で。玉恵の住むビクトリアの美術館で来年展覧会予定の杉本洋画伯とウェッブ大里氏は、先年のカナダを巡るリサーチで玉恵と意気投合。日本での再会となった次第。杉本画伯夫人きよさんと御友人の今井悦子女史、占いの天祭音(あまね)女史、なんだかよくわからないまま巻き込まれたいもきん小黒氏が、この夜のメンバー。
「○羅治」の健さんは、映画人としてもゴールデン街の御意見番としても有名なお人。奥さんとともにこの街の灯を守ってきた。由緒正しき元青線時代の三階立ての座敷は、密会に最適(うふふ)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です