個展

五百住乙人画伯の温顔

立軌会の五百住画伯、久々のご来廊。大正14年生まれという画伯、初めてお目にかかった10数年前とちっとも変わらぬお姿。穏やかなお話ぶりは親交のあるサハラパパ画伯ととても似ている。作品とお人柄というのは、あまりくっつけて考えてはいけないのだろうが、この温顔にしてあの静かな作品、と思わず納得してしまう何かが。
また、この間個展がおわったばかりの陶芸家、藤井隆之氏も。悦子画廊の男性作家の中では、年頃も近い二人、なごみモードでギャルソン風に。
久々、銀座登場の牧ねぇは幼なじみの郁子さんと。只今セントラル美術館で、沖縄の藍の展覧会中。悦子も初日、平良敏子先生の講演を聞きに。齢八十を越えてあの意欲、なにか生み出していく人の持っている強さに改めて敬意を。琉球藍を作る人もわずか、芭蕉布にいたっては平良先生がいなかったら無くなっていただろう。いつも崖の上にたって守ってきた先生の織る芭蕉布は、強くてしなやか。いつかこの布が似合うような人になりたいもの。「なんくるないさぁ」とは人事を尽くして天命を待つに近い意味だと、最近地元の人にきいたが、うちなんちゅーのあの底抜けの明るさは、精いっぱいの日々の賜かも、と。

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