個展

戦いすんで日が暮れて…最終日

昨日は中高生に混じって市川学園の土曜講座・池田澄子女史の「俳句十七文字の瞬発力」を拝聴。三省堂版中三の教科書に掲載の「じゃんけんで負けて蛍に生まれたの」をはじめ「元日の開くと灯る冷蔵庫」「ピーマン切って中を明るくしてあげた」「いつしか人に生まれていたのあなたも?」など斬新な句で有名な澄子さん。師の故・三橋敏雄氏の15才の時の句「かもめ來よ天金の書をひらくたび」などを鑑賞しつつ俳句のたのしさ、奥深さを分りやすく講義。 途中、音読して久々に自分の声が頭蓋骨に響く体験を。詩と音と感情が一緒になるのはとてもいい気持…。枕辺で読んだり聞かせたりの時間を失ってどの位になるのやら、なんとも忙しない日々を反省しつつ。 中三の時、じゃんけんの句をめぐって論議したという生徒もいて、「日本人になりたい講座」の趣旨に賛同して、俳句の種まきをしに来てくれた澄子さん、うれしそう。そういえばここは「沖」を主宰していた故・能村登四郎氏が生涯奉職していた学校。出会いがつくる万に一つの奇蹟を祈りたいところ。 その後、御存じ吉田氏のギャラリー俊で開催中の内山徹展へ。例によって例のメンバーで、例の通り…。これ以上はとても書けない顛末へと雪崩れ込む。当然画像も�、となると凄そうだね。まぁまぁナンクルナイサァ。 さて、明けて今日、画廊はならこ画伯最終日の画像。画伯のご学友と杉田さん、こちらはなんとも平和な面々。最後の駆け込みのお客人が山なす中ならこ画伯の戦いの日々はようやく終わりを告げた。戦いすんで日が暮れて、搬出を手伝ってくれたお友達と連れ立ってならこ画伯は銀座の街へ。 悦子はこれから明日からの搬入…佐原君が次の作家で本当にラッキーかも。だが、きけば朝までイベントだったとか。どうもB型はやることが似ている?

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