個展

ニコール画伯の帰国と、なら子画伯な日々

京王展の会期が終わってほっと一息、と思いきや画廊には仕事の山脈が。会期中の搬出入はさすがにこたえたが、ニコール画伯とならこ画伯の御協力を得てなんとか凌いだのは前記の通り。
そのニコール画伯、京都・奈良・高野山・広島の旅を終えて帰国前の御挨拶に。高野山の神秘的なまでの静けさに感じ入ったとのこと。色感の良い彼女の作品に、更なる陰影が加わるよう切に祈るもの。
さて悦子留守中の画廊の切り盛り全般をまかされたならこ画伯。さすが一年のアルバイト経験のなせる技か、武蔵美ーず同窓の方、フラメンコ仲間、絵のお教室の生徒さん方、幅広い人脈を示す方々への応接にもぬかりはない。彼女はおおらかなお人柄、常に全力で走るため、時々転んだり方向転換が出来なくてぶつかったりしているが、そこはそれ何はなくても根性と愛嬌。周りの方々に愛されながら生きているのが、人品というものだろう。
今展では、襖絵のお仕事をゲットしてきてお披露目。画廊内襖はつい次の間がありそうな気分にならせてくれて新鮮。この取材の時は雨に祟られて一度も山影を見なかったそうだが、それにしては空間の把握がよく出来ている。いったいなら子画伯の年で墨絵というのは意外な感じがするが、この世界にひかれる彼女の感性は、魅力的なベクトルへ過たず仕事をすすめた。敢えてこの難しいジャンルを選んだ彼女の勇気を去年は評価した。
今年は和紙の研究も含め研鑽の成果か、空間に奥行きが出たように思う。未熟ながら、たっぷりした墨の量感があるのは彼女の人柄そのもの。短い期間に画家としても人間としても成長したことをとてもうれしく思う。まぁ先は長い、ゆっくり、ゆっくりといったところか。
今日はニコール画伯とその前の会期の柴田由美子画伯が揃って来廊。福島に帰る前に立ち寄ってくれた小松謙一画伯とならこ画伯の高校時代の恩師とともに画像を。悦子は京王の反動でよれよれにつき、今日は御遠慮。

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