2014年8月21日(木)~30日(土)
奥山加奈子は絹本の地に日本画の岩絵具で花を描く若手日本画家です。
古典的な技法によりながら、清新な息吹を伝える画風で知られ個展やグループ展でも活躍しています。
本展では、画家の代表的な絵柄である「利久梅」をメインに15点出品致しますが、圧巻は巻物に見立てた「利久梅」の四季図。5メートルを越す大作に蕾から枯れて行くまでの刻々を愛情込めて描写しています。
幼い頃から兄弟の様に育ってきたという「利久梅」の大木に寄せる画家の深い思いが、たぐいまれな生命讃歌をつむぎ出していると言えましょう。
略歴
1974年 東京生まれ
2008年 武蔵野美術大学造形学部通信教育過程日本画コース卒業
2010年 早見芸術学園専門学校造形研究所日本画塾卒
展覧会歴
2000年 第85回二科展入選 ’01
2008年 第44回神奈川県美術展入選
2009年 ロクのいろどり (鎌倉芸術館 )
漣の会 (藤沢さいか屋) ’10、’12、’13
2011年 Three Rings(SAKuRAギャラリー 清澄白河)
俊英女流作家日本画展 (そごう柏店)
2012年 個展 (柴田悦子画廊 銀座)
2013年 手の上の渺渺展 (はぐろ堂 湯島)
渺渺展(東京銀座画廊)
渺々日本画小品展(いよてつ高島屋)
個展(そごう柏店)
“奥山加奈子日本画展” への1件のフィードバック
利休梅は「文藝春秋2017年5月号」の目次を飾ったと伺いました。
兄弟の様に育った梅の大木のお話を聞いてみたいです。
携帯電話の番号をお伝えしているので
ご一報頂ければと思います。