個展

斉藤祝子展 武満徹へのオマージュ

2016年4月11日(月)~ 4月19日(火)

作曲家・武満徹の没後20年にあたる今年、斉藤祝子展「武満徹へのオマージュ」を、生誕80年だった2010年に続き、柴田悦子画廊で開催します。

2000年に、ベルリンから武満にゆかりのあるトロントに制作の拠点を移して以来、「水の風景」のシリーズを 始めとして、彼の音楽や文章から呼び起こされるイメージを描いてきた作家の新作を展示。 1997年、カナダ・トロントで「潮流」と題した水と人と生命の循環や流れをテーマに個展を開いていた斉藤祝子は、ちょうど30年前に武満徹がトロントで 代表作「ノヴェンバー・ステップス」のリハーサルや録音をしていたこと、その後何度もトロントを訪問し、多くの音楽家と交流があったことを知ります。

水を テーマに描いていた斉藤は、自身と武満の抱く水のイメージの一致や、水にかかわる一連の曲に感銘を受け、それをテーマにした作品を描くことを決心。拠点 をベルリンからトロントに移した2000年から制作に取り掛かります。こうして制作された作品は、武満没後10年の2006年に、トロントの国際交流基金日本センターで 「Waterscape – 水の風景」と題した展覧会として実を結ぶことになります。

そして、武満徹生誕80年の2010年には、武満の愛した町飛騨古川の飛騨市美術館で「斉藤祝子展 精霊の庭で─武満徹へのオマージュ」が開催されました。 また、ピアニスト福間洸太朗のCD「武満徹ピアノ作品集」とギタリスト谷辺昌央のCD「日本人作曲家によるギター協奏曲集~武満徹、細川俊夫、林光」のジャケットに作品が使用されています。

 

斉藤祝子 SAITO NORIKO

1955年、栃木県足利市生まれ。日本とドイツで文化史、民俗学、地理学を学んだ後、ドイツで美術とアート・セラピーを専攻。

1988年からベルリンを拠点に作家活動を開始。1990年、ベルリン芸術大学修士課程修了。90年代にはヨーロッパで制作発表と平行し、美術館、大学、ギャラリー、医療機関等で、数多くのプロジェクトやワークショップを手掛ける。

1994年から96年まで、アーティスト・イン・レジデンスとしてドイツ、ウルムに滞在。1997年にカナダ政府、1998年には日本の芸術文化振興基金より助成を受ける。2000年に拠点をベルリンからトロントに移す。

生命や時間の循環に興味を持ち,ドイツでは水,螺旋、円などや神話を、カナダでは植物、特に「種」のイメージ、そして武満徹の音楽をテーマに制作して来た。

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