ごあいさつ

15周年の記念にあたり、旧知の本江邦夫氏から以下の原稿をいただいた。

≪銀座の画廊めぐりで疲れ果て、柴田悦子画廊に立ち寄るとき、砂漠でオアシスに出くわした気分になるのは私だけではあるまい。分け隔てなく満ち溢れる歓待の心。ここには他者が存在しない。人と人との親密な一体感に包まれた場所、いやまさに「場」があって、藝術作品は初めて自らの深さと豊かさを見出す。不思議なのは、かけがえのない場の主人たるべき人にほとんどその自覚がなく、すべてを達観した、どこか彼方を見遣る気配のあることだ。柴田悦子が「場の芸術」俳句をよくし、遠見の俳号をもつことと、おそらくこれは無縁ではあるまい。―本江邦夫(多摩美術大学教授)≫
明日をもしれぬ命と、その存亡を心配された画廊も はや15年。このわがままを通すために、いろんな方のお力をお借りした。まず支えてくれた画家たちと、コレクターのみなさま、友人たちに心からお礼を申し上げる。
画廊の立ち上げの時にはまだ30代なかばだった画家たちは50代を迎えた。また今新人として押している画家たちはそのころ小・中学生だったことを思うと感慨深いものがある。
ともあれご縁あって、柴田悦子と仕事をともにしてくれた画家たちの作品を画廊中に飾って、今までの展覧会を回顧してみたいと思った。
それぞれの画家の個性を一枚の絵として画廊の空間に配置してみるー時代もキャリアも別々の画家たちの作品がもたらすハーモニーは格別だった。
15年という節目にたった一里塚は、今までの道筋が誤っていなかったことを示してくれたと思う。次の一里はこの先に続いていると教えてくれる展覧会だった。
手前勝手なことだが、10日間余 心から愛する作品たちとともに過ごせたことを感謝をこめてご報告させていただく。

4 thoughts on “ごあいさつ

  1. 柴田さん、15周年おめでとうございます。
    ご無沙汰しております。
    お忙しい毎日を一生懸命過ごされているのをそばで見させていただいた期間もあり、
    柴田さんからはいろいろ教えていただいております。
    ただすごいなあ、と思うばかりです。
    本当におめでとうございます。

    私は今ルクセンブルクにおります。
    よくわからないフランス語のなかで、3歳と1菜の男の子の育児の毎日です。
    ヨーロッパの春夏は本当に素敵です。
    ぜひ遊びにいらしてください☆

    夏に一時帰国するつもりです。
    またお会いできるのを心より楽しみにしております。
    お体ご自愛くださいませ。

  2. ならこさま。。リニューアル途中のサイトに早速コメントありがとうございます。
    今度はルクセンブルクで子育て!すごいですね。
    この子たちが私の作品です、と会わせてくれたときは
    あの泣き虫ならこがこんないいお母さんになって、、と感動しました。
    そちらこそたいしたものです。

    ヨーロッパも楽しそうですね。
    一昨年ロンドンに行き、その奥深さにちらっと触れました。
    日々の展覧会で、なかなか外遊まではできませんが、
    仕事がらみで行けるようになるといいなぁと思ってます。
    ならこさまのたっぷりした墨の作品も時に思い起こしておりますよ。
    いずれ機が熟したら、描いてみて下さいね。
    またお目にかかる日を楽しみにしています。
    ではでは〜
        悦子

  3. 昨日は、楽しい一時を過させていただき、ありがとうございました。
    15周年だったのですね。
    おめでとうございます。

    西川先生とも本当に久し振りにお会いでき、
    石踊先生とも知り合え、本当に嬉しい一日となりました。
    柴田様のお茶やさりげない言葉掛けで、皆様のお話に
    加えていただける様にご配慮いただき、本当にありがとうございました。

    なかなか銀座まで出かける時間が取れないのですが、
    また、素的な作品との出会いをいただけたらと思います。

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