中島楓花・綾美 親子展  庭を織る

2023.3.20(月)〜26(日)
12:00〜19:00  最終日〜17:00

武蔵野美術大学日本画科卒の中島綾美さんが書家の母・楓花さんと初のコラボ展を開催する。

中島楓花さんは書道研究会・玄遊会に所属する師範。創玄展や毎日女流書展などの受賞歴をもつ他、地元の日本酒の銘柄を揮毫するなど書を通して地域に親しまれている方と聞く。
一方、制作発表を続ける楓花さんのもとで感受性豊かに育った綾美さんは、独特の世界観をもつ日本画を描く画家となり、
初めての親子合作に挑戦する事となった。

古来の画讃のようでもなく、親子ならではの信頼と愛情が往復する画面は、それぞれの世界を美しく荘厳している。

絵が先行する作品と、書が先の作品の機微を楽しみつつ、充実したソロ作品群も。

春の陽だまりにふさわしい豊かな空間を是非是非、味わいに。

第8回 つぬけの会展

2023.3.13(月)〜19日(日)
12:00〜19:00  最終日〜17:00

釣り好きで、東京芸大出身の5作家の作品展。

つぬけー釣り用語で、釣果を数えるのに1〜9までは「ひとつ」〜「ここのつ」と「つ」がつくが、10になると「つ」がつかなくなることから10匹目を「つぬけ」と呼び大漁をさす。

8回めを迎える今展、コロナ渦中も休まず粛々と歩を進め、つぬけまであと一歩となった。
卒業年度も専攻学部も違う5人のメンバーは釣りで親交を深め、制作の傍ら美術予備校のカリスマとして後進を芸大に送り込んできた仲間でもある。

マイペースでそれぞれの道を歩む面々による年に一度の祭りがいよいよ開幕した。
小山松 隆 洋画
川畑 毅 日本画
小林正誠 洋画
鈴木よしひろ イラスト
宮地睦明 日本画

旅する着物展 ー春ver.

2023.3.3(金)〜9(木)
12:00〜19:00  最終日は17:00まで

もはや恒例と言っても差し支えない旅するシリーズ。何の旅かというと、着物が染め織られ、あるいは織り染められて仕立てられ、着られて箪笥にしまわれた後、解かれ熨されて服となり街を闊歩するまでの「またたび」ものなのである。

作者は、世界に冠たる日本の染織技術とそれを育んだ伝統に目を啓かれ、その素晴らしい宝物を箪笥から取り出したい、と強く念じてこの道を選んだ。

その熱意は、パリコレなにするものぞの勢いのまま今回も。春ver.だけに一枚仕立てのひげ紬のスプリングコートが絶品だが、その他にも絞りの紬に江戸小紋のリバーシブルコートや、結城紬のコートの裏が五十三次の型染め羽裏だったり、遊び心満載の贅沢仕様。

さらに今回はサンキュー価格と称して大島紬のコートやパンツスーツがアトリエ価格で提供されるーまたたびーはまだまだ終わりなき道のりのようだ。
9日まで銀座興行につき、おついでの折には是非。

透陶展   中村那由多 KTDOLL 目黒詔子3人展

2023.2.20(月)〜26(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00

中村那由多とKTDOLLはそれぞれ東京芸大と多摩美大の彫刻科出身の立体作家。
目黒詔子は学習院の経済学部を卒業後、主にライトノベルの表紙イラストで活躍するが、本格的に絵の学び直しをするべく多摩美大日本画に入学したという異色画家。

このトライアングルは、人形ファンの目黒詔子が主導して成立したものだが、昨年審査に入っていた人形コンクールの場で紹介を受けて即断、一年後の展覧会という急展開、今日に至る。

そもそも畑違いの人形コンクール(クラフトアート創作人形展)の審査員に指名されたのも謎の話だが、長谷川裕子や西村亨など彫刻とも人形ともつかないジャンル越えの立体作品を扱っている画廊として、期待されるところがあったらしい。

中村那由多もKTDOLLもマッチョな雰囲気の彫刻科の中で、課題をこなしつつ我が道を貫きとおしてきただけあってラブリーだけではない迫力の作品だ。

目黒詔子が透明水彩で軽やかに壁面を彩るなか、異世界に誘うドールたちが艶然と微笑む。

 

越畑喜代美展

2023.2.11(土)〜18(土)
12:00〜19:00   12(日)は〜18:00
最終日〜17:00

いち早く春のおとづれを告げる「まんさくの花」の花を画中に愛でながら、今年も展覧会内「一箱古書店」を開店いたします。

近年は和紙にガラスペンで、砂利や小石の間に見え隠れする杉苔やら草の花を描くという、密やかな日々を送る越畑喜代美。
4月は咲く花たちが忙しいので、そのための時間が欲しいという希望を聞き入れて数年前から二月の会期に。
今展でも厳寒のなかに春を探すことに相成り、凍えながらなんとも慎ましい春の標を描いてきました。

またコロナ禍中でのお茶会風味展が厳しい事から、近所でイベントの折に開催していた「一箱古書市」を画廊内でと、昨年からご縁の方たちに協力をお願いして実施しています。
初回から出店頂いている「金柑堂スズナリ」店主K女史や「古書肆ポエム」店主T氏の他、今回は美術書に強い「しまうま堂古書・目白店」S氏や「不忍書房」のN氏、俳句系古書店「雀羅堂」H氏の参加を得て賑やかな布陣となりました。

まずは無事開店のお知らせまで。

坂東京子コレクション展 藍の花

2.2.(木)〜2.4(土)

藍染の布専門のデザイナーとして六本木にアトリエを構える坂東の初めての銀座展。

江戸時代の油箪(箪笥や長持の上にかける布)をドレスに仕立てデビューして半世紀ーその50年前の作品を正面に飾り、さまざまな表情の藍染を素材にした作品を紹介している。

御年81歳、阿波藍の産地の呉服屋の娘として育ち、長じて田中千代モード学園でシャネルの工房にいた先生に師事。
デザイナーとして働くうち、阿波藍で染めた綿布の魅力に目覚め、テキスタイルを含めたデザインを追求することとなった。

当画廊のあるビルに、みたけボタンという当代一のボタン屋さんがあり、その帰りがけに寄ってくださったのがご縁の始まりー3日間だけのスペシャル(ほぼシークレット)な展示。間に合う方は是非!

直野恵子展

2023.1.23(月)〜29(日)
12:00〜19:00
最終日〜17:00

コロナ禍を挟んで個展としては3年ぶりの直野恵子展。
以下はそのコメント。

コロナ禍と戦争と私の日常と…混沌とした日々を過ごした私の3年間です。DMの作品は、多くの方々にとりましても、色々ありましたであろう日々に、少しでも楽しい時間がありますように…という、ささやかな願いを込めた作品です。
直野恵子

女子美大日本画科を卒業して約四半世紀。
コツコツと自分の世界を掘り下げてきた直野恵子は近年墨の世界に遊び、小下図なしでドーサを引かない紙に筆を運ぶことで思考を形にしている。

何をどう描くかではなく、手が動く先に面白い発見をしていくという流れでの仕事は、自在な心の動きと連動して彼女の培ってきた美学をあらわすものとなっている。

「余白」とも違う、何か満ちる気配をこれら筆の線の集積から感じていただければ、と思う次第。

銀座MOGA 2023 年の瀬を彩る美人画展  -Produce by modern art

2022.12.19(月)〜25(土)
12:00〜19:00 最終日〜17:00

目出度くも誕生日から始まった今年最後の展覧会ー

後藤まどか
近藤弓唯香
鈴木優香
高久梓
中島華映
細川成美
三成カナ
村上恵美
むらまつちひろ
山下千里
山本晴日

在学中から発表を始めた1990年代生まれから、現在在学中の2000年生まれまでのMOGAメンバー。
年末から年明けの札幌巡回の美人画展として楽しみに待たれている企画だ。
今年も札幌から村上さんが上京、会場に華を添えてくれている。

クリスマスアートフェスタ 押元一敏展 ーMemoryー

2022.12.9(金)〜17日(土)
12:00〜19:00  日祝〜18:00
最終日〜17:00

銀座ギャラリーズのクリスマスイベント
いよいよ!

柴田悦子画廊では、押元一敏の20年間の軌跡を82点の小品で辿ろうという企画。

以下は案内状に添えた文言

数々のスタイルで描かれてきた日本画作品。その中から作家セレクトによる小品と新作を織り交ぜた約80点の押元ワールドをご紹介します。それぞれの時代における興味や思考とチャレンジを一堂にご覧いただく趣向です。

押元一敏は2013年より東京藝術大学美術学部デザイン科准教授。2000年博士課程後期満期退学後、2001年から非常勤助手、2003年より助手として母校に勤務しながら旺盛に創作を続けてきた。

博士課程在学中に開催した展覧会を口切りに、折り目変わり目に個展を開催し、その後の展開を示唆するような意欲作を発表してきた当画廊での歴史を振り返り、今展では新作とともにこれら歴代の実験作が画廊中に所狭しと並んだ。

それぞれの時代を彩る様々なピースがモザイクのように切り嵌められた画廊空間は、まさしく彼の自画像と言えるだろう。

まだまだ続く押元一敏の画家人生にとって、この一里塚が次の一歩への後押しとなるよう祈ってやまない。

沖 綾乃 展

2022.12.1(木)〜7日(水)
12:00〜19:00
日曜〜18:00   最終日〜17:00

グループ展などに出品して頂いている沖綾乃さんが大作の個展を開催する。

まずは彼女のコメントをー

現在進行形で家族の生活によって変化していぬ景色と、記憶や記録の景色が混在する景色には、生活の忙しさと同時に愛着を感じている。今見えている場面だけではなく、その奥に重層的に重なっている時間を含めた室内風景を描こうと試みた。           沖 綾乃

画廊の壁一面の大作ー「飾り棚のある居間」は約4m。組み上げて初めて全貌を見たという沖の渾身の作品だ。

時間軸も空間軸も違うさまざまなコマを重ね、家族の生活の象徴である飾り棚を中心に沖綾乃にとってのリアルを描いた。
祖父母のいる空間もすでに残像のようにかすみつつ、愛しさ懐かしさの痕跡として存在感を示している。
この大作の中に没入していると、積み重ねられた家族の歴史の厚みにとり込まれ、その一部になったような気にさえなるのが面白い。
丹念に描き込まれた細部と、余白が示す空間の広がりが、この物語にさらなる奥行きを与えているのだろう。

花の盛りと枯れまでを描いた小品連作も、過ぎゆく時間の堆積と本質という今回のテーマに連なる。

守屋正明 日本画展 the universe

2022.11.21(月)〜11.27(日)
12:00〜19:00  祝日〜18:00
最終日〜17:00.

太陽、月、山、海‥日本画で独特の山水図を描く守屋正明。
山々や海という自然だけではなく、時間や生死をも表現したいとの想いで描いた日月山水は、風景画を超えて宇宙(the universe)の図を目指す。

2010多摩美大大学院日本画研究領域修了
社会人生活と並行して多摩美大で日本画を学び、修了時には36歳になっていたという。その後、創画展出品を軸として発表を始め、10年前に当画廊で初個展。今回はコロナ禍をはさんで4年ぶりの発表だ。

守屋正明の技法はいわゆる日本画の骨法からは外れ、和紙ではなく麻布に漆喰地を作るところから始まる。
洞窟壁画のような、剥がれかかった岩肌の風合いになるまで、岩絵具を重ね、また削り、貼る。このような行為の果てにあらわれる、朽ちていくものの年月を経た美しさこそ守屋の求めるもの。

画面の随所にある生命樹や蓬莱山が、モザイクのように組み合わされ、積み重ねられて神話的宇宙となり、画廊に濃密な気配を充満させている。

猫百態展 vol.3

2022.11.14(月)〜20(日)
12:00〜19:00   最終日〜17:00

佐藤美術館主催の「吾輩は猫である」展の協賛企画として出発した猫展。次年度からは「猫百態展」の名の下に、猫好き画家の猫好き画家による全ての猫好きのための展覧会として発進した。

以来、コロナにもめげず毎年猫集会を続け、それぞれの愛猫から見える画家の個性が光る楽しい企画に育った。
その模様はおいおい伝えるとして、今年はダイナマイト級猫好き・前本彰子とご存知・大坪奈古、期待の新人・たかすみえこ、京都の麗人・落合浩子の参戦を得て、さらに充実した銀座一丁目の猫集会と相成った次第。まずは初日のご報告を。

立尾美寿紀展 「花の変容」

2022.11.7(月)〜13(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00

米を掬う手の形から「菊」という名になったという花。
その姿を追ううちに自らが花に包まれて変容していく。
花の向こうに辿り着こうとする立尾美寿紀の静かな熱情は、見る人の変容をも促すようだ。

四人展「線と余白とその間」に参加する立尾美寿紀の3年ぶりの個展である。
その間、豊橋トリエンナーレ・星野真吾賞入選や千住博日本画大賞入選など、意欲的に大作にも挑戦して存在感を増しつつある。

今展では「変容する花」といつテーマで
花を深く観察し、より踏み込んだ考えからその存在を作りなおし再構築しようという試みに挑んだ。

「菊」と「薔薇」。
前者では顕微鏡的に花に分け入り埋没した。菊が米を掬う手の形から名付けられた由来を思う時、密集した花弁が人を救う手救いを求める手と見えてきたのも不思議ではない。一花の中にある曼荼羅に辿りついたのであろう。

後者では、「十牛図」を薔薇で現せないかという試み。悟りに至る過程を牛に託して描いた禅画の機を薔薇の変容を通して描く意欲作である。浄化されていく薔薇の生気もまた見どころのひとつだ。

是非ご一覧を。

LABO 34th 平野俊一•越畑喜代美•麒麟

2022.10.31(月)〜11.6(日)
12:00〜19:00  最終日〜17:00

わざわざ言うことでもないが、同一メンバーのグループ展で34回はすごいのではないだろうか。
20回目で成人式だね〜と喜び、30回目ではベルリンの壁が無くなった初回の1989年を振り返った。

まだ柴田悦子画廊は影も形もなくひたすら某画廊で修行中であったが
LABO展立ち上げのお祝いの席には連なったから、最初から伴走しているつもりでいる。

その間、それぞれの環境に幾許かの変化はあったが、ゆる〜く繋がって束縛も決めもなく弛みなく実験室を続けて、研鑽を積んできたのも彼等らしい。

今展では平野俊一は上田のアトリエ近くの風景(庭の花も含む)を墨彩で。近年長く取り組んできた色彩豊かなガーデンシリーズから脱皮した。

麒麟は、金彩花卉図がさらに洗練され華やかさの中にも品格が感じられる世界に。

越畑喜代美は、捨てるところがない極限の線に美学を集約させ揺るぎない。それでいてこころの遊びを感じさせる画風。

これからも続くLABO展3人に期待してエールを!

大河内昭代・野崎丑之介展

2022.10.24(月)〜10.30(日)
12:00〜19:00  最終日〜17:00

歴戦の創画会会友である大阪の大河内昭代さんを、同会の野崎丑之介さんがお誘いして実現した展覧会。

故大河内正夫先生の遺作を画廊入り口に掲げ、共通のテーマである「月の道」連作をそれぞれに。

昭代さんは大阪芸術大学で大河内正夫先生の指導の下日本画を学ばれ、その後創画会や京都・大阪の美術家協会の展覧会を主な発表の場として活躍されている方。
キャンバス地に岩絵具で人物像を描く。
緻密で静謐な正夫先生の画風を慕いつつも、生き生きとした色感と形象で象徴的な女性像を追求してきた。

一方、野崎丑之介氏は多摩美大堀文子クラスの一期生として、奔放不羈な画風を貫いて今に至る。

その二人が、「月の道」という共通の画題を掲げそれぞれの世界を展開するという事に挑んだのが今展。

月の光が映すそれぞれの世界観を是非!

源由紀子日本画展 「嚮」

2022.10.17(月)〜23(日)
12:00〜19:00  最終日〜17:00

二年越し二回目の源由紀子展。
前回、軸の連続作品で圧倒した源が、二年の歳月をかけて「椿」連作を仕上げてきた。

以下は、源による今展の挨拶文

新型コロナウィルス感染症が長引き行動が制限される中、日常で出会う景色や咲き誇る花々から力をもらいました。自分に嚮(む)かい、世界へ嚮ける視点を花の姿から再構築し、創り上げたいと願った作品を展示致します。(以下略)

椿咲く伊豆大島への取材も含め、花を追いかけ写生に打ち込んだ軌跡が絹本や紙本に昇華されて残されている。

特に、軸五本に分割され壁面いっぱいにかけられた椿の一群は、底に伊豆大島の海の色を忍ばせつつ妖艶な紅が列列(つらつら)と並び絶妙な調和をみせている。

『万葉集』
「巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を」

會田佳惠子展

2022.10.10(月)〜15(土)
12:00〜19:00 最終日17:00まで

コロナ禍初年(?)の5月の個展を10月に延期し、大変な状況下で展覧会開催してからもう3年。

本日より會田佳惠子の新作展がスタート。
今展では岩絵具の作品のほか、謄写版で版画作品を制作して、独特の暖かでナィーブな世界を展開している。

50号の「あの子の木」は、小学校の頃の記憶に遡って、夭折した友人のために植えた木が時を経て思いがけない大木に育っていた驚きが描かせた作であり、80号変型の「私の住んだ街」には生まれてから住んだ街を組み合わせて一枚の画面に。

「わたし」の記憶から掘り出した色々な物語を丁寧に積み上げた作品たちに、ほのぼのと心を通わせるーなんと気持ちのよい風が吹いている世界だろう。

虚仮も威しもない澄み渡った佳惠子の部屋へどうぞ。

稀人(まれびと)展PLUS

2022.9.30(金)〜10.6(木)
12:00〜19:00  日曜〜18:00
最終日〜17:00

この世のものならぬ「まれびと」を招来し、摩訶不思議な世界に遊んでもらおうと企図した。
3回目となる今展では「PLUS」としてさらに強力な個性を布陣、その独特の世界観を愉しんでいただきたい。

奥津直道
木村浩之
佐々木英俊
伴清一郎
二見勘太
西村亨

言絵絵言展Ⅴ

2022.9.19(月)〜25(日)
12:00〜19:00   最終日〜17:00

詩(ことば)に絵を、絵に詩を書(描)き継ぐ試みー

言      ×          絵
江尻 潔   ×         赤木 仁
生野 毅   ×         黒須信雄
そらしといろ ×         佐藤梨香
渡辺めぐみ  ×         有坂ゆかり

5年連続で詩人と画家のコラボレーション展を開催ー現代美術家の黒須信雄氏のキュレーションによる展覧会が今年も。

そもそも相互の世界を自由に行き来するはずの世界が、専門化するに従い遊びが出来にくくなったなぁと考えていたところ、双方をよく知る黒須氏が人選を始め、作品と詩を同じ画面上に成り立たせるための方策も色々考えてくださり、思いを形にしてくれた次第。

初回は4人総当たりで作品と詩をやりとりしていたが、あまりに煩雑だったので、次回からは2人がタッグを組んでそれぞれのやりとりに変更。
絵が先にできて後から詩を書き込むパターンと詩が先行してそこから絵を創作するパターンを一年かけて模索した力作が今回も並んだ。
まずは、初日の模様を。


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