高村木綿子展 ケイタイメールと深いものについて

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木綿子代筆。
今日も私は、写真を一枚しか撮りませんでした。悦子さん、ごめんなさい。昼に、私に似ず病弱な姉と一緒に、母が3度目の来廊。母は画廊に来て、友達にメールをうって帰っていきました。のんきな母に会い、私ものんきになりました。
昼に、毛利やすみ氏が御来廊くださって、私は初対面なのですが、武蔵美の毛利教授の奥様で、なんと伯母の同級生であり、お話はよく伺っていたので、ぜひ一度お会いしたいと思っていた方です。ここもまた、不思議な繋がりなのです。本当に素敵な方で、まるで私と同じ目線でお話してくださり、制作をしていくことの深さを、言わぬうちに教えてくださいました。私にとってなんとも感激の出会いでした。
その後、数寄和の岸田氏が御来廊くださり、和紙と絹についての貴重なお話や、裏打ちの重要性など、私の制作する上で欠けている、画面の将来的な状態への気の配り方を教えていただきました。紙も本当にとても奥が深いものです。
夕方、焼酎を手に、精神科のお医者様の山下氏が、いつもの和気あいあいの柴田悦子画廊の空間を楽しみに、御来廊されました。残念ながら悦子さんはお留守。でもそこでは、私の趣味の陶芸仲間と、ムサビーズと、搬入時にたまたま居合わせて、多大なお手伝いをしてくださった佐原氏、綾ちゃんで、当然のようにお酒をのみ始めました。悦子さんが不在のため、おつまみに珍味はお出しできませんでしたが、山下氏の芋焼酎は、下戸の私でもわかるほどにとてもおいしい。ムサビーズはここぞとばかりに、山下氏に自分の精神状態について相談をし始め、一時は診察室のようにもなりましたが、自分たちは健康だということで、話は落ち着きました。よかったね、みんな。大先輩の佐原氏に、今回の私の展示や、佐原氏の個展の時のお話をネホリハホリ伺い、なんだか私のこころは落ち着きました。9月にまた、柴田悦子画廊で個展をなさるそうで、家ではきっと制作に追われていらっしゃると思い、おせっかいながら「のんでいても大丈夫なのですか」とお聞きすると、なんとも朗らかな笑顔で、「だからここではせめてゆっくりした時間を過ごそうと思って」と、またこの画廊の懐の深さを聞いたのでした。

なんでこうなるのー花魁?

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非常に知的にコントロールされた色の層をみせるニコールの展覧会に、いくらコラボといっても花魁はないでしょ、とは思ったが,今日はなぜかいもきん小黒ご夫妻が山ほどお着物をもって画廊にみえられた日。
伝統的な日本のキモノの御紹介も、初来日のニコールには必要かと今日の顛末。明治期の日本画家手書きの扇子を片手にそれぞれのポーズで。
悦子太夫はともかく、きんつまレモンちゃんもいい乗り。里佳ちゃんは小粋に、ニコールはいなせな感じ。
しかし、かんざし代りの三千本膠がなかったのが心残り…いかんせん箸では。次の回には完璧を期そう。

ニコール・シュモルツァー展 初日

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三年前ニューヨーク・ブルックリンのスタジオで作品を拝見して以来、さすがスイス人の律儀さで、新作の資料など常にメールで送付してくれていたニコール画伯の個展がいよいよ。 1967年スイスに生まれ、パリやバーゼル大学で美術史を修めたのち、1988年ベルリン美術大学で美術専攻。その後、ニューヨークのアートスチューデントリーグで学び、一年をバーゼルとニューヨーク半々に過ごす35才のニコール画伯。 アトリエで最初に作品をみた印象は、生地を思わせる黄色の色の重なりの美しさだったが、三年の歳月を経た今回の作品は、自然のうちにある要素から引き出された形象をもとに描かれた。重なりつつ、削り取られた多彩な色の集積は、華やかに彩られてはいるが、実に静かな抒情を湛えている。  彼女と知り合ったのは里佳画伯の御紹介だが、その日のうちにトロントの斎藤典子画伯と三人でフィラデルフィアの間島秀徳画伯のところに小旅行。穏やかで知的なお人柄に、ヨーロッパの奥深さをみた。 とはいえ、この日はたまたまペンギンの着ぐるみを持っていた悦子、間島画伯の留学していたペンシルバニア大の構内で、入れ代わり立ち代わり撮影会。そのままの格好でニューヨークまでバスで帰って来たが、目覚めれば側にいるはずのニコールと典子さんは、はるか前の席に…。 江戸の仇を長崎で、という訳ではないが、今回はスイスにちなんでハイジの衣装をニコール画伯のために。もちろん御国でも着た事のない衣裳だとか。 画伯の絵をみて一目惚れのテリー、日本で1番目のコレクターになってくれた。御礼に佐名子夫人にも衣裳を着てもらいスイス文化の普及を。後ろの方はスイス大使館の大平女史。早速駆けつけてくれて感謝感謝。 恐るべきは画家の力量。いきなり知的空間になった柴田悦子画廊。初日ばかりはニューヨークテイストでと、黒のスーツを久々にきてみたが、う〜ん、いいんじゃないの。すくなくてもハイジよりは無理がない。 右上は東京国際フォーラムで個展中の八木幾朗画伯の会場で銀子と。

搬入日なのに…人間交差点

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明日からのニコール展の準備に追われていると、今日の便でカナダの帰る玉恵とひとし君、明日の便でニューヨークに帰る板東優氏と沙南ちゃん、秋田の御本家柴田周一氏などなど、お別れやらご挨拶やらで次々にご来廊。一夏終わって、いよいよ秋のシーズンか、とふんどし?を締めなおしてドスコイ!

柴田由美子展 最終日とその前夜の顛末ー青春のゴールデン街ー

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今年24才という由美ちゃん画伯、年令も大きさも悦子の半分くらいか?と思わせる可愛らしさ。真面目に絵を描いて来たに違いない、シャイな彼女も最終日の今日あたりにはさすがになごんだ表情を。デビュー戦に立ち会う機会の多い悦子としても、出来れば次の契機となるような個展であってほしいのだが、如何だったか。
最初とはいえ、かなりしっかり自分の世界を確立している彼女、先日は武大人も誉めて帰られたが、今日は吉田春彦氏の目に…。画題のニュアンスが良く分かると、ひとしきり「地にあるモノ」話を。自身も絵をかいていらした方だけに、どんな若い画家の絵にも寄り添って見てくださるのが有り難い。
近所の「三日月」で、画伯、春彦氏とご一緒に打ち上げ。ここの御主人と、学生時代、御主人の家庭教師をしていた、府中美術館の本江邦夫氏の話をしていたら、御当人が入って来てびっくり!春彦氏お父上の耕三先生は、本江氏近美新人時代の上司だったいう御縁もあって、御紹介すると「あ~知ってる、知ってる!」と蕎麦屋で25年ぶりの再会劇。
最近、つくづく御縁の不思議さを思い身を慎まねばと思うが、昨夜は恐いもの知らずだった20代お世話になったゴールデン街に。この頃には悦子にもファン倶楽部(あまりいい思いをした記憶はないにしても)があったもの…だが。
実は帰国した玉恵を囲む会を、ここ「◯羅治(わらじ)」で。玉恵の住むビクトリアの美術館で来年展覧会予定の杉本洋画伯とウェッブ大里氏は、先年のカナダを巡るリサーチで玉恵と意気投合。日本での再会となった次第。杉本画伯夫人きよさんと御友人の今井悦子女史、占いの天祭音(あまね)女史、なんだかよくわからないまま巻き込まれたいもきん小黒氏が、この夜のメンバー。
「○羅治」の健さんは、映画人としてもゴールデン街の御意見番としても有名なお人。奥さんとともにこの街の灯を守ってきた。由緒正しき元青線時代の三階立ての座敷は、密会に最適(うふふ)。

カナダの玉恵親子と山芸大恩師の岡村画伯

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スイスから、アメリカからお客人の相次ぐこの頃。今日はカナダの玉恵とひとし君親子が、沖縄へのお里帰りをおえて東京へ。しばらく会わないうちにひとし君も17才。カナダのホッケーチームで活躍しているという。セイヤとも玉恵とも18、9才くらいからの付き合いだからもうすぐ30年。ひゃ~というくらい月日のたつのは早い。つい、こないだまでひとし君くらいのトシだと思っていたよ、わたしゃ。
ところで、クーラーの直った画廊には由美ちゃん画伯の恩師・岡村桂三郎画伯が。山形芸術工科大学に教えにいってから、かれこれ5、6年。それでなくても忙しいのに、増々大変なことになっているとか。そんな殺人的スケジュールをぬっての来廊に、由美ちゃん画伯大感激!ほとんど五分は口がきけない状態で。岡村画伯、教え子のはじめての個展を丹念に見て激励の言葉を。学生時代から、その才を楽しみにしていたという。
師匠も選べないからね、といったのは日展の故関主税先生。天の配剤で出会うとの意味と解釈したが、そういう意味で由美ちゃん画伯ラッキーだったかも。現役ばりばりのトップランナーとして走る岡村画伯の仕事から一杯汲み取って、出藍の誉れといわれる弟子となってほしいもの。
ともあれ、ややフリーズ状態がとけた画伯、お仕事仲間が鳥さんになったのを機に、コスプレを志願。キュートなお姿のデビューを。

林ファミリーとNYの里佳ファミリー御紹介

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ニューヨークの板東里佳画伯ファミリーが一ヶ月の帯広滞在をおえて東京に。すっかり大きくなった沙南(さあな)ちゃん、早速麻子画伯の鳥さんグッズに大喜びでポーズ。ママの個展の時はパパと御留守番だったので今回は全開のお元気モード。「えっちゃ~ん!」と飛びついて来てくれた。思えば三年前の最初の個展の時、疲れ果てて画廊の展示台をベッドに寝ていた沙南ちゃん。画廊で寝たのは悦子と沙南ちゃんぐらいだよ。
29日から個展の二コールもスイスのバーゼルから到着。再会を喜び
あう。折から登場のいなさん、男気全開で英語のカンバセイション。車で二コールを浅草に案内してくれるという。
悦子は、麻子画伯の時にいらしてくれた林教授宅へ。夕方のお忙しい時間だったのに奥様が駅までお迎えにきてくださった。学生時代の話から、偶然にも共立女子大の後輩という事がわかり、思わずのけぞる。しかも教授は最近まで悦子結婚時代の仲人さんの同僚だったらしい。ひゃ~狭すぎるぞ、この世間。娘さんのち~ちゃんもご一緒に、麻子画伯の作品を楽しむ。家族みんなで一つの絵の前で語りあえるなんて、ホントに幸せ。悦子もお裾分けしてもらった感じ。こんな出会いがあるから、人生捨てたもんじゃない。音楽もお好きなお二人、今度は腰をすえてゆっくりお酒でも、と約して辞した。

内倉ひとみ画伯壮行会

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今日は、1年間海外雄飛の内倉ひとみ画伯の壮行会。内倉画伯予備校仲間が中心で。強画伯、林画伯、武井画伯、澤田氏が予備校からご一緒。強力な結束を誇る。内倉画伯のギャラリー閑々居さんでの個展も今日が最終日。窓を開け放ったギャラリー内、鏡の乱反射が天井に映って美しい。夜は夜でいいだろうな~。内倉画伯の光のテーブルが置ける家が欲しいよ~!
さて、まだ直らないクーラーに熱気むんむんの画廊。涼しい顔して麻子画伯が団扇であおいでくれた。杉田さんはビールで涼。心頭を滅却すれば…とはいえ、やっぱり暑い。明日は直るけど、扇風機買っちゃった!。

柴田由美子展 なんてこったぁ!

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久々の真夏日、ようやく夏らしくなったなんて喜んでいたら、突然のクーラーダウン!なんてこったぁ。
しかも。今日は遠方からお客人が見える日、万全の態勢で望まなければいけないところなのに…。もちろんやりましたよ、汗みどろの陳列を。可哀想なのはスタッフのならこと由美ちゃん画伯。呆然とたちすくむ宮沢賢治状態の悦子のまわりで、東に背広ぬぐ人あらば団扇であおぎ、西にハンカチ出す人あれば冷たいお茶でもてなし。DMのシールはりをしつつの大健闘。
おりしも、急に暑くなって追い付かない修理業者は今日はこれないという。明日から水着でビアーギャラリーだぁ!。(本当か?)
パソ君買ったら当たった液晶テレビに大喜びの昨日がなつかしい。
当たり過ぎだって!もうもう!
その今日の、ラッキーなお客人をご紹介。大阪は都島から絵のご見物にいらした磯部ご夫妻はギャラリーガイドでチェックしてこられた初めてのお客さま。まだこの時はクーラーは生きていたのでつつがなくご接待することができた。明日は信州に行かれると言う仲のいいお二人に、画廊の三人組は指をくわえて…。
可哀想なのは以下の方々、すなわちベネチアビエンナーレ参加の美術家・内藤礼画伯、ならこの立美時代の先輩高橋桃子さん、ウェブの巨匠大里氏、等など。
めくるめく、とはよくいったもの。もう失神する勢いかも。真夏の夜の夢は一体いつまで続くやら。
かくいう悦子は明日は葉山。あぐり画伯と瓜南っん!画伯を巡る湘南の濃いダブルヘッダーにつき、生きて帰れるか?はたまた葉山から鎌倉の海に回遊する人魚になるか?お楽しみ!

柴田由美子展  いよいよ秋の陣

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毎年、祖先供養の盆踊りが終わると、秋風がたつ…ような気がするのだが、再々の新幹線行きつ戻りつのため、季感が今ひとつ。
今日から、八月の新人シリーズ第二弾・柴田由美子展。同じ柴田なので、娘さん?と聞く人も。御本家の時は旦那さん?と聞かれ往生したが、一応未婚未経産の偽母牛なので念のため。
だが、由美子画伯の血統でいうと父方が秋田。しかも湯沢の隣の増田町出身とか。
ちなみに母方は江戸血統の由美子画伯が選んだ美大は山形芸術工科大学。日本画を専攻し、去年卒業した。小嶋悠司画伯と岡村桂三郎画伯、また故有元利夫画伯の絵が好きだという。
重厚な絵肌の心象風景を描いた卆制の資料を見て、その暗い色調のなかのナィーブさに心ひかれるものがあった。「都会に向かう者」という不思議な風景…千葉の近所の光景をベースに構成した心象という。川の向こう側から都会をみるとこんな風に見えるのか、となにか納得。渡り鳥がくわえて飛ぶという板から感興を得て描いた「木片をもつ鳥」もイメージの豊かな作品。何故これを、と聞いたら、鳥は荷物が少なくていいなぁと思った、との事。う~ん、確かに。
そういえば、添乗員と芸大美術館で監視員のお仕事をして生計をたてている由美子画伯、一所不住かと思うと定位置にず~っと。観光客や美術館の困ったちゃんも、あのつぶらな黒目がちな目でじっと見つめられると、私が悪ぅございましたと思わず告白したくなる筈。
徒手空拳のデビュー戦、昨日の搬入ではカチカチに固まっていたが、静かにはじまった休み明けの初日、幾分おしゃべりもできるように…
いもきん小黒氏の差し入れに舌鼓を打ちながら、古参兵のりえぞー画伯と並んで新兵の由美子画伯の背比べ。う~ん、りえぞー画伯のほうがでかい!木綿ちゃん画伯とどっこいどっこいの「ちっちゃいちゃん倶楽部」。たてではあずぴ画伯の、横では悦子の半分かも。
今日は証拠の画像を。

西馬音内(にしもない)盆踊り 阿部家展

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最近、越中風の盆と並んで紹介される事の多い、羽後は西馬音内の盆踊り。この時期に当地の旧家・阿部九兵衛商店の座敷と店頭をお借りした移動ギャラリーも今年で二年目。佐藤友子女史が総合プロデューサーということになれば今年も盛り沢山のイベントが。
なにせ、盆踊りは篝火の映える午後七時半から深夜まで。昼行きどころのない御見物衆のために、いろいろな企画を用意。
今年は照喜名隆充画伯の、知事賞受賞絵灯籠と、吉川優画伯の軸装展を阿部家170年の由緒ある座敷で。地元の画家・三谷綾子画伯のパステルと水彩画にくわえ、松岡焼きの高橋洋子さんの陶芸作品も展示。好評をはくした。その他、西馬音内盆踊りの特徴とも言える、古い端縫(はぬい)衣装もずらりと。
その上今年は、茅ヶ崎の劇的朗読家・松川真澄女史が、取材のため来西、店頭で一人語りをして下さった。なんでも秋田の大学に赴任中の御夫君・平氏の演出で秋田弁によるシェイクスピアを演ずるという。その出だしにこの踊りを、との事。踊りの名手・阿部千賀子さんに急遽特訓を受け、あろうことか悦子まで踊りの輪に飛込む。何年見ていても覚えられない難しい振り、しかも時間がなくて一番しか教えてもらってないのに…!松川女史の芸にかける意欲に感心しつつ、この道が嫌いではない悦子、しっかり踊子に配られる手拭いゲット。
三日しかない踊りの夜。この狭い町に十何万人くるのやら。幸い二階が、桟敷のわが阿部家。二日続けて倉本聰氏御一行を迎え、一緒に絵を差し回した座敷で、御当家刀自77才おばぁちゃまと孫のたか君の踊りをたのしむ贅沢を。艶冶な踊りの身についたおばぁちゃま、踊りは現役でその辺の若手より色っぽい。
実は、この祭りのあと取り壊されてしまうこの家。今回が、170年の歴史をもつ阿部家の座敷を彩る最後の饗宴になった。踊りが果てた最後の最後に、笛方が登場。阿部家の皆さんだけで静かに座敷を舞われたのがなんとも美しく印象に。
片付けて帰るスタッフたちと撮った最後の画像、悦子の脇に白い雪洞状のものが見えるが、これは???
御先祖様のきた着物の端を縫い合わせて、御先祖を迎え送るための霊鎮めの盆踊り、きっと喜んで出て来てくれたのかも…。ここは一句  祭笛 火の粉は闇に 戻りけり 遠見

高村木綿子展 最終日は台風とともに

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ここかと思えばまたまたあちら、浮気な人ね~♪というテーマ曲とともに、悦子無事画廊に帰着。なんっとか最終日に間に合う。
心細い想いをしていた筈なのに、木綿ちゃん画伯はけなげ。しっかりサポートしていてくれた綾ちゃんにスペシャルサンクスを。
秋田のうちの畑の玉蜀黍や漬け物などでまずは祝杯!東京に向かう新幹線は、嵐のなかに突っ込む勢いだったが、画廊は夕方に向かうにつけ木綿ちゃん画伯の友人たちで賑やか。
何はともあれ、初個展の感想は如何?と聞くと「毎日絵のあらが見えて来て…」と殊勝なお言葉。毎日のお客さまが、鏡のように絵と自分を映していった事だろう。さらけ出して初めて分かったことも沢山あった筈。記念すべき第一歩になりますように!
さて、帰って来てなにもしないのもなんだから、麻ちゃん画伯とアズピ画伯の置き土産を使わせていただいた。母牛役も大分板に付いて来てもう貫禄の域。綾ちゃんは、さすがモデルさんだけあってポーズばっちり。いうことなし!根性もあるし、モデルにしたい方は是非ご連絡を。特に芸大美大関係の方よろしく。キラキラドレスの木綿ちゃん画伯もきれい~。今日いらしていた殿方は超ラッキー、かも。御常連の方々、どうぞお許しを。真夏の夜の夢につき…。では、21日の柴田由美子展までしばしのお休みを。

秋田湯沢 柴田周一展レポート

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悦子代筆。(な~んちゃって)
初個展健闘中の木綿ちゃん画伯に画廊をあずけ、悦子は御本家・柴田周一展のため帰郷。
湯沢の町ではこの時期、「湯沢七夕絵灯籠祭」が行われ県内外からの人であふれる。去年、照喜名隆充画伯がこの絵灯籠にチャレンジ、観光協会賞を受賞したのも記憶に新しいが、また巡り来たこの季節。
年々故郷の方々との交流が深まるなか、今年はいよいよ御当地の画家ということで御本家・柴田周一の登場となった。周一画伯は今年二月悦子画廊デビュー、十年間描きためた作品を発表したが、地元での展示はまだだという。それなら、鉄は熱い内にうて、と急かした次第。
御本家の本業を知る人たちは、一体何時描いたのか、と驚く事しきり。今展のために新作も7点用意する等、寝る間を惜しんでの制作を続けたという。
東京とは、また違うプレッシャーのなか、顔見知りの方、初めての方への対応を画家として果たした御本家、きっと得るものがあったに違いない。次ぎのステップになる事を切に祈るものである。
大勢の方がいらしたので、全部を画像で御紹介できないが、今年は最高賞の知事賞に輝いた照喜名画伯の絵灯籠の前に並んでいるのは、周一画伯の高校美術部の同期の方々と顧問の先生。東京展には来られなかった小中学校の同級生も。七夕でも大活躍の佐藤友子女史は、役人さんながら文化的仕掛け人の高橋氏とご一緒に。
名古屋からは、照喜名画伯と沖縄音楽のCD制作に関わった平野氏御夫妻がなんと車で。そして、しばらく見ない間に、すっかり大人びてきれいになった紗巴ちゃんは師匠照喜名画伯の助手として今年も傍らに。
お世話になった湯沢のみなさん、有難うございました。巡業は16日からの西馬音内の盆踊りまで続きますので、そちらもよろしく!

高村木綿子展 外の天気は悪かった

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木綿子代筆。
明日から台風になるそうで、今日もなんだか雲行きがあやしく、そんな中、画廊スタッフ・直ちゃんと私の共通のお友達が足を運んでくれました。直ちゃんの話をすると、つながりの濃さにやっぱり驚いておりました。彼女も日本画をかいていて、色々とお互いに悩みなどを打ち明けつつ、でも最後には、絵に囲まれて、幸せな空間だ、となんとも嬉しいことを言ってくれて、私もまた幸せになりました。嬉しいな。
それから、アルバイト先の古本屋・みちくさ書店の同僚の面々が足を運んでくれました。なぜかみちくさ書店にも(もうひとつのアルバイト先の着物屋の店長さんもタマビーズです)絵をかいている人たちが多く、似た悩みや喜びを持っていたりするので、とても話が合い、お互いの展示などにもスキップでもしながら、足を運びあいます。彼女たちはこの展示でも、笑いながら画廊の扉を開けてくれました。嬉しいことです。みに来てくださる方々が、絵に囲まれて、大笑いをして、楽しく会話して、そんな空間がつくれたら、いいものだろうなあと思います。
明日は搬出。台風だって、搬出です。大丈夫だろうか、、

高村木綿子展 もの忘れ

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木綿子代筆。
今日私は、殆ど写真を撮ることを忘れていました。言い訳をすれば、初めての個展で、私の脳みそのキャパシティーを超える事が多く、冷静な脳の回転は、ひとつの出来事の二時間後です。でも、木枯らし紋次郎が新シリーズで「あっしには言い訳はございやせん。」とキメ台詞を言うのを見て、私も言い訳をしない人間になると決めたので、自分のもの忘れに言い訳はございません。実際に最近、日常に支障が出るほどたくさんのことが覚えられません。私の絵は、そんな記憶力の人間がかいた絵だと、客観的に思います。
お昼ころに、美術雑誌の方が御来廊くださって、空間や人間ついて、ありがたい助言を沢山いただきました。嬉しいことです。
夕方に、ずっと生死をさまよって入院していた友達や、綾ちゃんの今の憧れの君や、誰かさんのかつての君が足を運んでくれて、人生についてちょっとだけ考える・・。
写真の人は、私が数年前に一緒にフランスへ旅行した友達です。旅行中、美術館に行くと、鼻歌まじりにみる人や、子供たちが作品の模写をし合ったり、とても楽しい空間がありました。柴田悦子画廊は、それに似た、空間を楽しみに来廊される方々がいらっしゃるように思います。

 

高村木綿子展 着物で大集合

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木綿子代筆。
今日も朝から綾ちゃんが浴衣でお手伝い。やっぱり皆さん作家と間違えます。夏の着物や浴衣は、周りにいる人たちを涼しくさせる柄や着こなしで、風鈴などもそうだけど、昔の人たちの、暑い夏を快適に過ごす日常の工夫に、毎年、改めてうっとりします。
お昼に、アルバイト先の着物屋さんの社長が、大きな百合の花束を手に、バーンという効果音とともに御来廊。綾ちゃんと私「か、かっこいい!」と叫びました。若い人たちにどうやって着物の魅力を伝えるかを、常々考えている素敵な人です。その後、着物屋さんで一緒に働いている人たちが続々登場、瞬く間に着物だらけで、なんて華やかなんでしょう、嬉しいな。この写真を撮った、ひとりで来てくれたお友達は、場所を間違えたかと思った、と一瞬引き返しそうになっておりました。
大正時代や昭和初期の着物には、芸術品とも思える柄も多く、その感性にはしばしば感服します。私もその匂いを体に入れて、昔の人たちの感性と、それを受け継ぐ私たちの感覚を、どう消化して栄養にするのか、大事に考え続けていきたいです。

高村木綿子展 木綿子代筆。

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木綿子代筆。
今日から、悦子さんが大忙しの日々なので、お留守番です。アルバイト先の着物屋の同僚、綾ちゃんが、朝からまたお手伝いに来てくれました。私がオタオタジタバタしている脇で、さっそうときれいな浴衣姿で、ハキハキテキパキです。綾ちゃんが作家と間違えられることも多々。あれ?
先日日記にも書いてありました、お友達で現画廊スタッフの廣本直子ちゃんが、ご家族と一緒にいらしてくださいました。なんと偶然、少し前に、直ちゃんの以前のアルバイト先(青山の素敵な飲み屋さん。私はそこの過去のイベントスタッフ。)の必殺料理人、たまさんがいらしてくれたところで、直ちゃんは一瞬「ここはどこだ!?」という顔で、後ずさっていました。なんとなんと、昼間に来てくれた、私のもうひとつのアルバイト先・みちくさ書店(国立の古本屋さん)の同僚ヨイちゃんは、直ちゃんの妹さん・アッコちゃんの小、中学校時代の同級生。すれ違っちゃって惜しかったなー。繋がりすぎて、ちょっとわけがわからなくなってきた。えーっと?

高村木綿子展 武蔵美ーズ大集合!

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奇しくも話がまたここでも。もめちゃん画伯は、悦子多摩美同級生の鈴木伸君の生徒かつ同僚だった!。というのは、立川美術学院という美大受験の予備校での話。伸ちゃんと今をときめく村上隆君は予備校時代からの仲良しで、同期だった悦子のアパートにお泊りしてったことも。彼らが、立美で教えていたのは知っていたけど、こんな可愛い子を教えてたなんて…。
後出しじゃんけんのように次々に判る新事実!画廊スタッフとしてこないだからきてもらっている直ちゃんこと廣本直子ちゃんとも、もめちゃん画伯は超仲良し。違うところで知り合っているのに、みんな繋がる御縁はうれしいもの。
今日は、また新しいお仲間を御紹介。もめちゃん画伯の同級生シリーズ。後輩の河名くんは例のあぐりッ派宴会で悦子の手で女装させられちゃったお人。今回は搬入隊として活躍。まさか、あの時いた子とも思わず「初めまして」などと御挨拶したら、な~んだ悦子の隣に侍っていた子じゃないの~!と後でわかって赤面。いつもはこうやって真面目にお仕事してるのよ、と教えてあげる。
実家の薔薇園でつくった薔薇をもってきてくれたあすかちゃん。今度自分の名前のついた薔薇が出荷されるそう。ちなみに明日咲く花という意味で「トゥモロウ・ビューティ」だそう。花屋さんで見かけたら是非買ってみてね。新種だそう。
日曜で暇かと思いきや、次々に訪れる若者たち。みんな、それぞれに美しく花開いてね!!悦子も負けずに咲くわぁ~、てな一日の御紹介。

高村木綿子展 大正ろまん?もめちゃんのキモノ

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こないだから、画伯たちの背比べを。みそそ画伯、りえぞー画伯、麻ちゃん画伯を並べてみたら、な~んと麻ちゃん画伯が一番大きかっのでびっくり。その麻ちゃん画伯と高村木綿子こともめちゃん画伯と並ぶと?やはり、麻ちゃんが大きい!う~ん、あずぴ画伯の半分くらいか、もめちゃん画伯。
今日は滝沢具幸画伯の御来廊。じっくり見ていただく。これが恐い瞬間でもある。余白の取り方について言及された。
パパは能面打ちのお友達と、ママはおばぁちゃまとご一緒に。一族の面白さに触れられるのも、個展ならでは。ママ系ではおじぃちゃまが石好きで、北海道に石用のお家を建てた、とか。それも宝くじで当てたお金で、と聞き興味しんしん…。この画廊いっぱいにしても足りないくらいの石コレクターのおじぃちゃまと、一番仲良しだというもめちゃん画伯。石は売っても捨ててもいかんという生前遺言は彼女に。
涼しげな紗の矢絣で、大正のカフェの雰囲気を醸し出している今日の綾ちゃん。甲斐甲斐しくお客さまにお茶を。レトロなキモノを扱う表参道「くるり」でのバイト仲間たちは、定休日の火曜日にお揃いで銀座にお出ましとか。ここの店長さんは多摩美ーズ。お店の子も美大出身の子が多いそう。もめちゃん画伯も卒業式の着物を買いにいってそのまま仕事に…。
今様の着こなしはややモダーン。寺島紫明や松岡映丘が描いた晴れやかな色彩の時代キモノと、もめちゃん画伯のやや愁いを帯びた表情の取り合わせがなんともいい。悦子は小魚が泳ぐ絽の着物に、先日いもきん御夫妻からいただいた手書きの墨の帯を合わせてお母さん役。やっぱり、スーパーりこちゃんが来ていたのが不思議…。

高村木綿子展 揺れるまなざし

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個展デビュー戦の高村木綿子画伯の御紹介を。
武蔵野美大日本画科を二年前に卒業の25才、初めての個展に挑むの巻。そもそもなんで知り合ったかというと、武蔵美教授の内田あぐり画伯邸での大宴会で。たまたま池の大掃除の日だったその日、武蔵美ーずの学生たちも内田邸におよばれ。悦子がいけば抱腹絶倒!・阿鼻叫喚!・空前絶後という!!!!だらけの宴会に、ひっそりと目を白黒させていたのが彼女。
それでなくてもびっくりしていた高村画伯に、あぐり画伯の鶴の一声「個展やりなさい」。それから無我夢中の日々が続いたらしい。時にはパニックに陥りながら、なんとか仕上げてきた11点の作品は、なんとも独特の世界。
黄昏れ時に神隠しにあったような異次元の少女たちがならぶ空間は、わが画廊ながら不思議な空気に。いったいこの外れっちゃったものたちのこころもとなさはなんだろう。おおげさにいえば、白昼の孤独のような感じ。立ち尽くすことしかできない存在のリアリティを思う。エゴン・シーレのような絵肌、つげ義春の行き暮れ感、そもそも画題が「落ちた音がしました」って?
本人も美少女ながら、不思議な魅力を湛える絵のなかの人物。一見拙く思える世界の、なんと詩情に満ちていることだろう。
じっーと耳を澄ませば、耳のなかに聞こえてくる「しーん」という音みたいな絵だなぁ、とこちらも詩心発動。若いながら、ちゃんと自分の世界をもっている彼女、これを如何にのばしていくか今後がまたお楽しみ。
初日の今日は、そもそもの縁を取り持って下さった内田あぐり画伯が令嬢の亜里ちゃんと一緒に早々の御登場。その宴会にいた尾長画伯も。バイト先の着物の店の同僚・綾ちゃんがお茶だしなどてつっだってくれてにぎやかに。ちなみに綾ちゃんは「夏の庭」のモデル。着物を着なれているだけに、キュートで優雅。
はんなりのんびり、ここは江戸?という気分でいたら、何と江戸版画六代目高橋工房版元高橋由貴子女史の御来廊。同じ江戸でも、版元の英才教育を受けた女史、すっきりぴんしゃん粋だねぇ、の世界。久々に奉公という言葉を聞いて、みんな驚く。さすが磨きに磨かれた美意識の見事さ、きちんと絵を見て下さり「鶏頭を描いてくれてうれしい」と愛惜する世界への共感を述べてくださった。
ともあれ、画廊での上半期最後の展示となる高村木綿子展、無事幕をあけたことを喜ぼう。ふぅ~やれやれ…。

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