森恭ニ展ご紹介

2003年に個展開催した森京子画伯の夫君・恭ニ氏の展覧会が茅ヶ崎市立美術館で今日まで。
作品のお届けもあることにつき、ちょいと無理して拝見に。御覧のとおり作品と一体化した森氏、美術館内を見事にレトロな空間に異化しておりましたな。
漆の作品も前の展示の時よりしっくり見えたような気がするのは、舞台のせいか。大人になってから、小学校の中に彷徨いこんだようなスケール感が面白い。
葉山に越したら、二人ともがんがん制作するんだろうな。がんばれ~!
午後は友人の座古瑞穂ちゃんが出演する大江戸助六太鼓を聞きにおでかけ。こういう時だけは時差ぼけがなおる、、?

二人で時差ボケ?

おんや~?トシのせいか時差ぼけが直らず、二人で睡眠不足。典子画伯は、大事をとって早めにトロントを立って来たのに…。
とはいえ、一年ぶりの帰国にお待ちかねの方たちが引きも切らぬ画廊内、郷里足利から美術家の栃木美保女史をはじめ、アートセラピーの講座の生徒さんたちなどをお迎えする。
年に一度の展覧会の度、アートセラピストの草分け的な存在の彼女に講座の依頼が。ドイツでは癌患者の治療チームでセラピストとして働いていたことも。
彼女の絵の深い色をみていると、胸の奥から汲み上げている事がよくわかる。みつめているとどんどん色が湧き出てくるようだ。時差ぼけでよろよろしている悦子にとっては、ありがた~い作品たちである。
ご来廊の斉藤博美ちゃんや能島千晴ちゃんも一緒にうっとり…。

最終日に間に合った!感激の大団円

時差ぼけにつぐ時差ぼけの悦子、飛行機から降りたらへろへろ。三泊五日の間に何時間寝たやら。昨日、抱きつかんばかりに出迎えてくれた画伯と早苗ちゃんにスペシャルサンクスを!
7日間の会期中のうち5日間、画廊を守ってくれた画伯たち、ちょっと見ないうちに一皮むけていた。精一杯やってくれていたのだろう、守りきった自信と喜びに満ちた二人を見て悦子も感無量。
京都で画伯の留守を守っていたご夫君・青山K一氏も今日は搬出のお役で上京。悦子の不在を不安がっていた画伯に「なんや、自分の個展やろ。柴田さんは画廊を存続させるためにいくんや。分かってあげなあかん」と行ってくれたのだと言う。まこと涙の出る台詞である。ご自身も昔人形青山というギャラリーを持ち、古人形とともに新作人形作家の御紹介もするご主人なだけに、悦子の心中をいわずもがなで察してくれたのだろう。
こういう有り難いサポートも含めて、仕事をさせていただいているお幸せ。時差ぼけなんていってる場合じゃない。
チベット・ネパールを一人で取材、かの地の生気を思う存分吸い込んで思う様描いた画伯。そのエネルギーが画廊中にあふれ、見ている人の顔を輝かしていく。堂々の画境だ。このままずんずん進んでいけばいい。童顔の彼女を見ていると、この無垢のままよく今まで生きてこれたと思う。だが、自分しかできないことをちゃんとしっている人だ。ますますの精進を願うものである。
本当に皆様ありがとうございました。

齋藤 隆展 in New York

いよいよ今日はM.Y. Art Prospects URL/www.myartprospects.comにて齋藤隆展の初日。これから一か月展開される画伯の「墨聲紙韻」の世界がどんな反応をもたらすものか、お楽しみ。
ニューヨークと東京の画廊同士の交流プログラムの一貫として企画された今展、齋藤隆画伯の十年に及ぶ墨との格闘を伝えるもの。
実は画伯、1970年初頭、デュシャンやダリとも交流のあったStaempfli gallery でN.Y.デビュー。今回は二回目の発表である。約30年の時を経て、大きく作風を変えた画伯ー同じ白と黒の表現ながら、かたや西洋紙にコンテ、こなた和紙に墨。かつてはグリューネバルトの祭壇画に心酔した画伯が、この歳月の間により東洋に心をよせ、住処とする福島の廃屋「風騒居」で紡いだものがこの度の一連の作品である。
生と死の葛藤は一見身を潜め、枯れ木や干された鮭の頭に象徴される「風化」へと姿をかえた。幾重にも張り合わされた和紙の上に丹念に描かれたそれら形象は、生から死への時間を内包し、我々の視線をさらに内側に向かわせる装置のようだ。彼の枯れ木を見ていると、あちら側に引き込まれて戻れなくなるような目眩すら覚えたものだ。
毛ほどもの弛みも許さない画伯の仕事は、さらに近年ストイックさを加え、美とグロテスクの境目さえ無くした。対比は内在され、耳を澄まし、目を凝らし、全身で感じとらないとまるで自然にさえ見える。
かつて異様とも鬼とも形容された画伯の世界は、墨との格闘を通して
深化し、「墨を選び、表現を支える衝動は確固としてあるのか」という自省とともに、墨の声を聞き紙の風韻を思う心境に到達したのだ、と思う。
日本の画壇によらず、僻村の人家すらない孤独な環境で、ただ好きなように酒を飲み山中の風光に暮らす、という浮き世離れは思ってもなかなかできるものではない。今回、作品をN.Y.にもってくるにあたっても画伯は画伯のお考えがあったと思う。
悦子と美也子女史の企てに賛同してくださった画伯と、所蔵の作品を一部提供してくれた富山・立山画廊主人堀實紀男氏に心からの感謝を!
さてオープニングは以下の如く盛況裡に。美也子女史ご夫君ジェフ氏も大活躍。また、おりから一年間N.Y.滞在中の内田あぐり画伯とも旧交を暖め言う事なし。里佳画伯は今日がお誕生日。ベリーショートでさらに若返り、少年のようなりりしさ。ネイティブたちの英語の海を、さも分かるように泳ぎながら、悦子は今日はサンローラン。頭には先日万里子ママからもらったマキシムのお帽子でオホホ。
美也子女史は、墨にあわせてグレーのドレスでエレガントに。ジェフからは、ノーブラで着るよう指示があったそうだが却下。う~ん残念!
その後は女ばかりで怪しいモロッコ料理の店で、水パイプなど堪能。楽しい夜となった。まずは三泊五日世界征服の旅ご紹介まで。もうすぐ帰るよ~!

タシデレ竹内淳子展初日-淳子代筆

タシデレ 今日からはじまりました、竹内淳子展、司会の竹内淳子です。2年ぶりのお目見えです。怒濤のように京都からやってきて、突入しております。一回目は悦子パワーに圧倒され、悦子画廊におとづれるパワーあふるる人々に圧倒され、アッというまに日々が過ぎていきましたが、まさか、悦子日記を書く事になろうとは、ココハ ドコ?ワタシハ ダレ?まさに、魔境、悦子画廊!おそるべし!!!さて、昨年10月にインド、ネパールに取材に行った折、チトワン公園という、野生動物保護区に脚を踏み入れました。その時偶然お知り合いになった、野口さん、サンケイの山と酒を愛する人々をヤマホド引き連れて来て下さいました。そのメンバーの田中さんは、昔から悦子サマのヤマの友だそうな、、、どうして、ここで、つながるのか?悦子マジック。安住画伯と将来音楽家の凛々しいお嬢様おいでいただきました。ご夫婦ともに悦子画廊のナビゲーター?小黒さま、皆様ご出演有り難うございます。夕方ともなると、司会者の昔仲間、ライター渋谷氏、絵地図作家谷口氏、シルクスクリーン作家佐藤氏、イラストレーター佐藤氏、ミャンマー写真家後藤氏、インド写真家柴田氏が駆け付けて下さいました。そして、なんとカブリモノ大会に突入!これは、悦子画廊のみせる幻か、羊アタマ、牛頭、アヒル頭、マキシムまで出て来た、そして、悦子動物園の禁断の夜はフケテいくのでした、、、ツヅク、、、、

ハンサム樋口画伯最終日

連日のお客様を、華麗なるフットワークでお持てなしつつ、いよいよ大団円の今日は明石から橘万里子ママが。
悦子も今日は朝から大忙し。適切なハンサム君のサポートを受けつつ、各種仕事を。
一息ついて、万里子ママのご友人・築地の鮭問屋さんの若奥様よしみさんとお嬢様の早絵ちゃんとお茶っこ。ママからは神戸マキシムのお高い万円お帽子をいっぱい頂く。帽子なくしては語れぬ悦子にとって、塩辛い鮭の皮とともにうれしいプレゼント。
来週は橘家の令嬢・裕子ちゃんとニューヨーク行きの悦子、どの帽子でいこうかな。
ちょうど、いらした武田州左画伯は樋口画伯が美大一年の時の四年生、悦子の一年下の学年にあたる。二人目のお子さんが夏誕生予定との事で、なにより。万里子ママにご紹介できてよかった、よかった!
後ろのかっこいいガイは画伯のサーファー友達。そういえば裕子ちゃんもハワイにサーファーの友達が一杯の筈。ご縁がまたあるといいな。
てな事で盛り沢山の今展、画伯の新境地に驚く皆様を横目にみつつ悦子的には大満足。一歩踏み出した樋口画伯の意欲を高く買い、プロへの一里塚をクリアしたとして評価したいと思う。これからどんどん増えるハードルを、果敢に乗り越えて欲しいと祈るや切。
ご来廊の皆様、ありがとうございました。樋口画伯に更なるご声援を!

国際色豊かに&津軽三味線日本一

藤沢のウィリスご一家のご紹介を。鎌倉の海をセーブする市民活動も熱心にする画伯のお仲間とか。167㎝のハンサム君が小さくみえる大きいちゃんクラブ。

鎌研同期のお友達もお嬢さんお二人とともにご来廊。まるで姉妹のような親子で、びっくり!画伯も妙齢で結婚してればこのようなお子が、と余計な感慨を催す悦子。そうか、画伯もいつの間にかそんなお年に、、(ちょっとうれしい)。
かたやご存知、テリーと佐名ちゃんご夫妻も。おひげはやしてちょっとワイルドになったプリンス行近画伯は、ハンサム君のちょっと後輩。
豪華客船で、絵の講師をしていた時にゲットした津軽三味線日本一の澤田氏も今日は2丁目の「銀座津軽」でライブとかで、本番前にご来廊。
共立劇研時代にアルバイトで民謡の舞台照明をしていた事もある悦子、実は「津軽あいや節」大好き。早速来合わせたWeb大里氏とくだんの店で拝聴。いんや~すんばらすぃ~腕じゃった!毎週月曜にライブをやるそうなので、ご興味のある方は是非!激しくも知的な演奏は悦子の太鼓判付き。

どうだ!この男っぷり!

両手に花でご機嫌の林田パパと。ハンサム樋口君の堂々の大股開きには、さしもの悦子も負けた、、。この男っぷりには、若い頃は竹脇無我風美丈夫だったパパも一目。悦子の開き方が甘いとご指導が。
それはさて、新婚行地・コバッチ身和子夫妻もご登場の今日、赤十字にお勤めの芝さんがアフガニスタンのお土産を持ってご来廊。支援に行ってらしたのだとか。ミャンマーの電気も水道のないところで三年働いていた彼女もまた筋金入り。ハンサム樋口画伯が海外でゲットしてきた人脈のお一人。ちなみに今は茅ヶ崎中海岸の海の見えるマンション住まいだとか。たしかあそこには、中尾画伯のお母様がお住いのはず。よし、花火はここか!
もうお一人は画伯の鎌倉友達。みんな美人で花盛りの画廊の模様を中継。

樋口画伯・ラブリー編

ハンサム樋口画伯の同級生・みちるちゃんと藤井美加子画伯がご来廊。多摩美ーず同期は他に浅見貴子画伯など錚々たる顔ぶれ。
美加子画伯はダーリンとお子の倭君とご一緒。先日の宮城君のシーサーが超お気に入りの倭君、今自宅でシーサー作りに余念がないそう。よかった、よかった。
右上のご家族は悦子同級生のちーちゃんとご夫君の田建平画伯とお嬢ちゃん。なーんと、ちーちゃんのアトリエで今もお仕事をしているハンサム樋口画伯。世間は狭いというよりも近すぎ!もちろん、学生時代から面倒見の良かったちーちゃん、悦子もお世話になったもの。
三年前にはピンちゃんこと田画伯の個展も悦子画廊で。今日はそんな親戚同様の皆様にかこまれ、ラブリーな樋口君の幸せ画像を。う~ん、まとめて宝塚に売り飛ばしたい!
ちなみにちーちゃんのお母さんは元松竹歌劇団の娘役スター、その折の衣装は今悦子の手元に、、。精進の甲斐あってナイスバディの今日この頃、また是非着用したきもの。(しまった!髪切ったから娘役出来ないか、、)

樋口堂々の学ラン姿

この日のためにあるかのような樋口の晴れ姿。ニヒルというよりはシニカルな微苦笑を浮かべやってくれた、学ラン着用之図。あまりにも自然なので特にコスプレとも思えないところがGOOD!
スリランカに滞在中知り合ったという宮脇ご夫妻や、湘南名物・鎌研同期のお仲間たち、去年の個展の折に酔っ払いつつ知り合ったという忍ちゃんなどと楽しい語らいの画像を。この後悦子は富山の堀さん、久々の三浦ネエなどと大人のミーティングなど、、。あぁめくるめく日々よ。

樋口画伯ご家族ご紹介ーママの雛ちらしも

展覧会のお楽しみに、画伯たちのご家族に会うという事がある。絵を描くハジメというか、成り立たせる根っこをかいま見せてもらえるような気がするからだが、今回もなるほど、と。
88才のおばぁちゃま・功さんは80才から油絵をはじめ、もう三回も個展をした強者。今日も真っ赤なセーターが印象的。
お隣にいるお父様・寛茂氏は蔵前生まれ。江戸っ子らしい堂々の男っぷりが、見事薫画伯に受け継がれた模様。わざわざ三浦まで東京湾の海苔を買い出しに行くと聞いて、その美味しさに驚嘆の悦子、早速おねだり光線を。しかし次の日に届くとは、、。しかも自転車で行って下さったのだという。
その立派な海苔を巻いたお母さま・貞子さんのお握りを毎日画伯とともにいただくお幸せ。今日はひな祭りのちらしを作って来て下さった。画像ではお伝え出来ないが、その野菜千切りの舌触りの良さは絶妙。これまた五時起きで作られたと聞いてひたすら恐縮する。
自らも油絵を描く貞子さん、絵の見方も入念に。自宅では、制作部屋は立ち入り禁止区域になってるというので、今日が初めての作品チェック。う~ん、完璧の布陣だわ、とハンサム薫画伯を支えるご家族の愛に感心。
叔母さまの和子さんや、お母さまのお友達・望月ご夫妻など鎌倉御縁の上品なかたがたをお迎えし、悦子も背筋がしゃっきり!栄養も行き届いてなによりで御座います。謹んで御礼を!

樋口薫展初日

悦子画廊デビューの樋口薫画伯の展覧会が今日から。
美女がいならぶ画伯ラインナップ中、ハンサム度は一押しの樋口画伯。多摩美大日本画科院卒後、創画会を主な発表の場として、斬新な抽象表現に独自の切り口を見せて来た。たまたま仕事場が近かった事もあり、卒業制作を拝見したが、当時からやや悲壮感がある大胆な構成の絵画は群をぬくパワーをもっていた。
その後、20年近い歳月を経て今回のデビュー。どんな曲折を経たのか、絵は大きく印象を変えていた。DMですでに変化は読み取れたとみえて周辺では話題に。
折にふれ話を聞く中、モノをそのまま描くよりそれを取り巻く周辺の空気を描く事にこだわって来たという言葉が記憶に残った。描けば実体が逃げる「モノ」、そこに迫りたいがために別の方向から激しいアプローチをし続けていたのかもしれない。
しばらく絵筆をとることを中断したのち、画伯は日常の穏やかな抒情を思わせる心象作品の発表をした。不断の激しい葛藤は影を潜め、肩の力のぬけた楽しい作品たちだった。
この間、蘆雪や若沖から多く啓発されたという。長い間封印してきた「モノ」との対峙をしてみようと思ったのが今展かもしれない。抽象と具象の間を行き来することで、「モノ」が見えてきたら幸いだと思う。
幼少の頃からみなれた、鎌倉の八幡宮の蓮池。盛りがすぎた初秋の風光と水面。池の外には雀が、中には金魚がそれとなく戯れている。蓮と白鷺の大作は、片側から差し込む白い光の中で、静謐な時を湛える。特に新涼と題された縦長の一枚は、大胆に施された賦彩に抽象時代の片鱗が伺えて見事。
何が描きたいのか明確なばかりが良い訳ではないが、心のなかに描く必然性があるというのは、次に歩を進める大きな要因だと思う。もがきながらそこを見つめてきた樋口画伯の勇気にまずは敬意を。
祝宴は、ハンサム樋口に倣って、宝塚風ネクタイで。見た目より女百般に通じる画伯、美味しいディップなど手作りで味あわせてくれた。以下、倒錯の画像を。

石垣島から福山さんをお迎えー

過ぎてしまえば何してたんだか記憶喪失の悦子。でも毎日終電のシンデレラ……。シーサーを新しい任地へ送り出し、月末の処理をし、お休みなのにドアをこじ開けてくる方たちの御相手をし、瞬く間に過ぎ行く日々。来月に入ったら、NY展も含め四っつの展覧会が待っていることを思えば、今の内に手当しておかなければならない事が山ほど。
明日は搬入という今日は、石垣から帰京した福山氏が初めて画廊を訪ねてくれる日。シーサーのオーナーになってくれたパンチョ横川氏、後藤組長、銭形の鈴木親分など御縁の方の御登場を待って、目の前の大坪さんで歓迎の宴。武大人の沖縄シリーズも堪能、セイヤご恵贈のタンカンをデザートに楽しい一時を。
明石からは万里子さんも登場、お友達のよしみちゃんは魚河岸の鮭問屋さんとか。大日本魚卵党総裁の悦子としては、先日の毛利博士のバンド仲間・牧野君とともに是非お友達になりたいお方。ああ紅鮭の皮よ、すじこよ!悦子のもとへ帰っておいで。

 

橘さんご一家ご上京

先日、お世話になった橘さんご一家が仲良く明石からご上京。お嬢のゆうこちゃんは久々の御登場となる。あぁミニスカートがまぶしいぜ。昨夜は、かねてお約束の武大人との会食。気持ちいいほどよく食べた。
秋田からは画家の伊藤画伯のご来廊、藤田三保子女史は相変わらずお美しい!お姿で。
今晩は、ドクター山下と六本木でお待ち合わせ。六本木ヒルズの49階にあるアカデミーヒルズの会員制ライブラリーでワインなど。病院でドクターのサポートをする由紀ちゃんもご一緒。
さらにメンバー専用のレストランでお食事をするうち、ドクターの高校時代の同級生の方々とも合流、ドクター早田、阿部氏、稔子さんなどと乾杯を繰り返すうち、東京タワーが霞んできた。
美術館では草間弥生の展覧会。赤い水玉に飲み込まれそうになりながら、ライブラリー付設のマッサージ機で熟睡。なんか最近こればっかしやな~。色気はどうした?

日本美術応援団?勇躍のお姿!

著書に赤瀬川原平氏との共著『日本美術応援団』がある、美術研究家の山下裕二氏。その表紙の学ラン姿に惚れ惚れ見とれていた悦子。ご本人が来廊の機会を捕まえ、今日は念願のショット。
たまたま、その後にいらした練馬の野地学芸員氏も日本美術を応援する事にかけては人後におちない。早速、自称切り込み隊長の晴れ姿を。このお二人、偶然とはいえ同年。よく似ていると思うのは気のせい?
画廊にはシーサーに惹かれて磯野ちゃんや美術の窓の美女たちもチアガールのお役で。これで、日本美術は大丈夫!?

西山美智子展最終日ー家族と共に

最終日の今日は、ご主人の聡氏と令嬢の慧ちゃんが応援に。年々賢くチャーミングになっていく慧ちゃんを見てると、ご夫妻の薫陶のほどがしのばれるというもの。慧ちゃんのベビーシッターをされていた福永さんもみえた。西山家の応援団ともいうべき暖かいお人柄の方である。。
また、今日はうれしいお客さまをお迎えした。なんとこのサイトを見て来て下さった古澤さん親子。偶然にも悦子と自転車圏内に住む貴美子さん。素敵な方との出会いに思わず感謝。毎日のシンデレラ生活(終馬車)もこういう事があるから耐えられる。もちろん納品は自転車で。
トシ君ときりんちゃん両画伯もお揃いで、最終コースに。お嬢さんがパリに留学中の、画伯お友達・植田明子さんは素敵な出で立ちで。着物の本を出版して大ブレーク中のイラストレイター平野恵理子さんは、画伯武蔵美芸術デザイン科時代の後輩。今日はやわらかものの着物ではんなりと現れた恵理子さん、芳名帳のちょっと前に書かれたトシ君画伯の名前を見て、「兄と同級の方と同じ名前!」と驚かれた。よくよく聞けばお兄さんはトシ君画伯と高校時代に同じバンドのメンバーとして活躍した仲とか。またしても世間は狭い!事件。トシ君もびっくり!の次第。ちなみにトシ君の音楽仲間の同級生・栩木氏は某W大に勤務するアイルランド文学の研究者にしてアイルランド音楽の本も書いちゃったりするお人らしいので、初日ご来廊のモーリ先生ともお繋がりが?
まあ、今回もまた様々な方々との出会いの日々であった事よ。ひとえに西山美智子女史の、旺盛な人間活動の賜であろう。さらに発展せられよ!と祈るや切。

なんだか、忙しいぞぉ!

今日は今日とてなんだか千客万来の画廊。令嬢の慧ちゃんの御用事で、少し登場が遅くなった画伯を待って画廊はまさにウェイテイングバー状態。英語の御勉強もしている画伯の関連ではイイスラエルのダニエルさん、岩田ワレス奈穗子さん他慧ちゃんの御学友関連の方々、画伯ご自身の御学友のがたがた等多数の方が。
夕方からは満を持していもきん小黒夫妻のお目得。あらあら、大変、明日は花嫁のコバッチ画伯が明日花婿の行地氏とまたもや。最後のエステのお帰りとか。もうつやつやに仕上がっているところを見ると明日は完璧の布陣。
折よくスーパーりこちゃんも来あわせ、さぁいまから花婿のエステ。指輪がすんなりはまるよう、しっかり手のケアを。行地氏、初めての事に目を白黒させながら、なんだかうれしそう。小黒氏もきっと初体験だったに違いないりこちゃんマッサージ。如何だったかな?
それやこれやで盛り上がっているところに写真家の故植田正治氏も孫に当たる旧知の薫子ちゃんが、お弟子さんのHIROSHI SEO氏の展覧会案内を持ってご来廊。白黒のポエジーあふるる写真展は2月2日から銀座2丁目のギャラリーアートグラフで。
最後は搬入も手伝ってくれたデザイナーの竹川氏。飲み手も揃ったところで、ワインでも開けて結婚前夜祭とするか。どうぞ悦子にも幸せのおこぼれが来ますように!

女子高?花嫁?花盛りの森の王子様。

ご存じ悦子は田舎のお嬢様学校出だが、美智子画伯は日本女子大付属中高出身の都会の元お嬢様。その御学友の面々とイギリス滞在中のお友達、坂井悦子(!)さん親子、などで画廊は花盛り。
夕方には明後日結婚式を控えたコバッチ小林身和子画伯もご来廊。俳友の麻里伊は角川のパーティがあるとかで盛装して。木口木版の教室で同期の今吉さんも含めておおいに盛り上がっているところに、白一点の王子様は誰あろう、駒形克哉画伯。
もちろんご趣味も感性も折り紙付きの美丈夫につき、美智子嬢も大喜び。明後日花嫁の身和子画伯に負けじと、みんなで思わず手のマッサージなど。一体誰が花嫁になるの?

お母様とお義姉様、御学友とお仕事仲間

美智子ママの中村美津女史は伝統工芸展などにも出品する木彫工芸家。数多いお弟子さんたちを率いて長年制作を続けて来た、いわばこの道の先輩である。この秋にも展覧会を控えてお忙しい中駆け付けてくれた。
このお母さまの助手をしながら、独自の表現を身に付けてきた西山美智子がはじめて作品を発表したのは、娘の慧ちゃんを妊娠中だったという。まじかで母の制作を見ながら育った本人もまたお子を育てながらの制作の日々となった。
何事にも手をぬかず、丹念に積み重ねて日々を送ることと制作は矛盾はしないが、やりぬく事には大変な情熱がいる。そんな一歩一歩を戦いつつ、楽しみつつ彼女は彫ってきたのだろう。
今日は家族応援団として、お義姉さまの遊子さんとそのお母さまはじめ、小学校時代のお友達小林温子さん、お仕事場でのお仲間渡辺志保さんや 野瀬さん、ラタンの造形作家信ヒロ子さんや村上しをりさんなどをお迎えして、楽しい一時を。
ちなみに温子さんはこの春、ヒーリングルームを開設されるそう。御興味のある方は是非。

西山美智子展初日ー壁が命

散歩の途中、なにげなく目にするモノたちを小さな木に彫り起こす作業を丹念に続ける西山美智子の個展が今日から。
渋谷の桜ヶ丘で、変貌する街とともに育った彼女は、一連の作業を通して、忘れられ反故にされた記憶の断片をも掘り起こす。けして山の民でも海の民でもない、街の民の子として脳裏に刻まれた成長期の都会の残像は、例えば手のひらに乗る小さな水たまりとして立ち現れる。
小さな手でも掴める宇宙、そんな象徴をこつこつ彫りながら採集していく儀式を、ここ数年作家は続けて来た。祭壇のように高い位置に置かれたガラス瓶には、理科室に並んだホルマリン漬の標本の如く永遠を約束された木彫が静かに納まっている。
ここにいるよ、とその宝物たちが言う。骨のような、DNAのような、なんでもないようなモノたち。静かなささやきをもらすそれらに囲まれて、画廊の壁は一年のなかで一番白い。
今回は木彫に加えて、樹脂を彫った作品も。半透明な質感と人工的な強さが、木とは違ったインパクトを伝える。彼女のもう一面がふと立ち現れた感がして、これもお楽しみ。
さて、今日のお客人中白眉は以下画像の毛利夫妻。某W大で数学を教える傍ら、プログレバンドhttp://www.linkclub.or.jp/~hiromisa/のメンバーでもある工学博士の旦那といい、才媛の集う某T女子大で中世日本史を研究する奥様といい、実にナイスなお人柄。居合わせた吉岡画伯も、多岐にわたる興味深いお話に思わず引き込まれ帰れなくなった。
足立兄弟ともライブ仲間というモーリの旦那、耳栓付きライブを今年は考えちゃおかな?


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