西村亨人形展ー人形の逆襲

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2019.7.6(土曜)〜13(土曜日)
12:00〜19:00  日曜〜18:00最終日〜17:00

毎年の夏の入り口の風物詩(?)となった西村亨の人形展ー別名裸祭りーが今日から。

西村亨は1985年多摩美大油画科卒。卒業後は日本デザインセンターでイラストレイターとして激務の日々を送ってきた。
だが、斯界にもCGの時代がやって来て手描きにこだわりのあった西村はすっぱり
退社、以後は立体イラストというジャンルを開拓し、彫刻とも人形ともつかないソリッドドールを制作する日々を送っている。

初期作品は、アメリカの60年代に特定したグラフィカルな人物作品が多かったが、次第に素材やテーマに多彩さを加え
ゴージャスで荒唐無稽なセクシー美人を軸に、余人の追随できないワンダーワールドを演出し続けているところ。

さて、今回は制作した作品をモデルにガッシュで描くという名人芸も合わせて楽しめる趣向ーワイルドでセクシーな夏の女神達に是非会いに来て欲しい。

 

 

 

 

 

安住小百合日本画展with Shigeo Hayashi

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2019.6.24(月)〜7.3(水)
12:00〜19:00 日曜〜18:00
最終日〜17:00

2000年から年に一度のペースで当画廊で個展を開催して来た安住小百合。
まだ2人のお嬢さんも手がかかる頃だった。個展の度に一家総出で手伝ってくれたものだが、絵のモデルとなった少女もいつのまにか成長し、今では双方とも立派なワーキングママである。

安住さんは1980年多摩美大加山又造クラスの出身。卒業後は日展に出品して大作を中心の発表だったが、育児と幼児教室の経営のため個展を軸の発表に切り替えた。
営々としたその努力が実り、最近では百貨店での個展を一年おきに挟んでのスケジュールをこなしている。

金箔地や漆の地に絢爛たる花々を描くという日本画の王道を歩むが、そればかりでなく野山を巡って山野草や蝶のスケッチを重ね、画嚢を肥やすのに余念がない。ちなみに今回は万葉集に詠まれた花ベストテンを描いた。第1位はなんと萩の花とか。梅、松を抑えて断トツの多さである。

その安住さんの傍らにいて常にサポートして来たのが、withの茂夫氏。山野草を求めて山に分け入るうちに、とうとう自分も制作に没頭するようになったという。
得意のコンピュータを駆使するものの、実際には大変精緻な手描きの作業とか。

ベテランの安住さんが、筆で紙に描くほうが早いわよ、と余裕で笑うのにこだわりの茂夫氏、コツコツとパソコンの画面の前で一本の線に呻吟する日々を送っている。

今展は違う技法で同じモチーフを描いた2人の自然観、世界観の差を見比べてみるのも楽しい。こういう二人三脚もあるのだなぁと感じ入る展覧会である。

TOKYO Bunjinga 涼風献上文人画展

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2019.6.14(金)〜22(土)12:00〜19:00
日曜〜18:00    最終日〜17:00

文人画が絶滅して久しい。だが、嘗て文人画は文芸における豊かな歴史と絵画における質高い可能性を秘めていた。ならば、学び直してみようと旧知の絵描き連中に呼びかけ、文人画研究会を立ち上げた。まずは、源流を温ね、中国文人画のスタンダードを築いた元末四大家(黄公望、王蒙、倪瓚、呉鎮)に倣うことから始めてみた。その成果がここに揃った。「絶滅危惧絵画」ぐらいにまでなっていれば、涼風も吹こうというもの。
さて・・・夕焼館長・野地耕石

夕焼館長・野地耕石は美術評論家・野地耕一郎氏の俳号。まずは自らが文人となって画家たちを鼓舞してくれたようだ。

初日の今日は、氏を囲んで文人画のレクチャーと画家達が挑んだ倣・元末四大家
扇子の論評が熱く展開された。

挑む画家達は、大学教授(!)も含むキャリア40年のベテラン達。展覧会に当たって野地氏から、宋元・明清・江戸と時代を区切って各時代の文人画を学ぼうと3年越しの計画を伺った。

何せ絶滅危惧種の文人が描く絵が文人画である。文人は詩を詠み、琴を奏で、世を憂い、酒を友と酌み交わしつつ、絵を描くのだ。あまりにも遠い道のりに呆然としつつも、やはり筆を持つ方がたは畏れをしらない。
野地氏の故宮名品・列品解説の講義を受けながら、描きにくい扇子用紙にそれぞれの倣・文人画を描いたのが本展である。

この後、漢詩や自賛用書道の研究会も次々と開かれるとのこと。
文人への道は今、端緒が開いたばかりーこの初心を是非ご覧いただきたい。

金属造形作家 征矢 剛 作品展 2019

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2019.6.7(金)〜13(木)12:00〜19:00
日曜〜18:00    最終日〜17:00

金属造形作家の征矢剛は、1992年多摩美大彫刻科出身。
卒業後、金属人形作家の赤川政由氏に師事し、30歳を機に独立し以後個展やグループ展で発表を続けている。

2017年からは当画廊で毎年個展を開催、カマキリや蜘蛛てんとう虫などの昆虫を鉄で造形し、その内部にアンプやスピーカーを仕込んだユニークな作品を作り続けている。

今年はカミキリムシに見立てたムシに鉄琴を仕込んだ。
音が出る造形としては縦型のレコードプレーヤーやアンプを組み込んだ巨大カマキリ2体が印象的。

また、亡父・清さんが児童書の名編集者として知られた方だっただけに、かつて征矢剛も絵本出版をしている。またその杵柄をとったかのような、「空想」という作品も生まれた。このシリーズが連作で作られたら楽しい冒険を見せてくれるだろう。

田代三善・田代知子 父娘展

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2019.5.27(月)〜6.2(日)
12:00〜19:00     最終日〜17:00

令和元年 初夏。三善98歳、知子57歳。この度、最初で最後になるであろう父娘展を開くことといたしました。父が版木に向かい黙々と制作する姿を見ながら育った娘は、長じて絵を生業とし、未だ父の背中を遥か遠くに見やっております。
父の木版画と挿絵、娘の新作と本の原画を、この機会にご高覧いただけたら幸いです。
田代知子

1984年、多摩美大日本画科を卒業、数年間の美術講師を経たのち、絵筆一本の道を歩んできた田代知子。
松谷みよ子の「龍の子太郎」や新美南吉の「ごん狐」などの挿絵で知られる父三善とその兄田代光の仕事に今一度光を当てるべく、今展では自身の作品とともに父と伯父の画業を紹介しその来し方を振り返る。

自身が挿画や絵本画家としてのキャリアを積むほど、父の背中が遠くなるという感慨を漏らした事もある田代知子が、今展では思い切り父の胸を借りてチャレンジした。
絹クロスに描いたこれら魅力的な人物像
が、本の中とはまた違う田代の新しい地平を切り開いてくれるに違いない。

黒田さかえ展

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2019.5.20(月)〜25(土)12:00〜19:00
最終日〜17:00

先週に引き続き、京都所縁の画家シリーズです。
今週の黒田さかえさんは生粋の京都人。応仁の乱とはいいませんが、先祖代々西陣のど真ん中で暮らしてます。
嵯峨美術短大で油画を専攻し、現在は成安造形大学で講師として勤めながら京都を中心に活躍してしてきました。
今展は一年半ぶりの東京展、ユニークな人柄を反映するようなオシャレでファンシーな画風です。
童心のまま、存分に絵を描く事を楽しむーまさしくさかえはん!ワールドが今回も炸裂。京都という伝統の都のなかに花開いた、パリー(?)な世界。
これまた伝統ど真ん中にいる人しか出来ない仕事だと毎回思い知らされます。
是非巻き込まれにいらして下さい。

頴川麻美子 日本画展

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2019.5.13(月)〜19(日)
12:00〜19:00最終日〜17:00

頴川麻美子(えがわまみこ)の2年ぶりの新作を紹介する。
頴川さんは、京都芸術短期大学(現 京都造形大学)日本画専攻修了後も京都に留まり母校に勤めながら作品発表を続けてきたが、10年程前に生まれ育った横浜に帰郷。以後、両方を往復しながら制作の日々を送っている。
8年前、東京での発表の場として当画廊で初個展。すでに十分な力量を示して迫力ある展示だったが、当時は交通事故後の後遺症に悩まされていた時期でもあり、
渋い色調が特徴的だった。
時を経て、どんどん明澄さを増した画面は今展さらに深みを加えて境地といってもいい世界となった。
同じ岩絵の具を使っても京都と東京では発色が違う。両方に足掛りのある頴川さんしか描けない美しい余白の有り様を堪能させてもらっている。

越畑喜代美日本画展 お茶会風味 若草物語篇

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2019.4.22(月)〜30(火)

越畑喜代美・恒例のお茶会風味展覧会を今年は《東京アートアンティーク 4/25〜27》に合わせて開催いたします。
若草の萌える頃画廊内枯竹庵にて美味しいお茶とともにお待ちしております。

27日19:30より 美味しいお抹茶を楽しむworkshop〈茶売り・友や 要予約〉

29日14:00よりお濃茶席〈表千家 萩原季満野  要予約>

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Since1997「悦子の部屋」展

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2019.4.13(土)〜20(土)12:00〜19:00
日曜〜18:00 最終日〜17:00

銀座さくら通りに八重桜満開の頃オープンした画廊ー四月になるとやはり初心が蘇ります。
様々な歳月が降り積もった画廊の暦層から発掘した逸品、珍品などを解説しながら「悦子の部屋」にお招きしようと整えました。
特に今展では陶器などの立体を軸に、1997年開催の作品と2019年開催の作品が並び、20数年間の時間が俯瞰できるような空間になったと思います。
次の一里塚まで、あと少し。茶店「悦子の部屋」でひと休みして団子でも。

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小松葉月展

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2019.4.1(月)〜7(日)
12:00〜19:00     最終日〜17:00
陶と古布による作品展示。

小松葉月さんは2017年多摩美大院工芸科陶芸専攻を修了した気鋭の作家です。

在学中の2014年に第17回岡本太郎現代芸術賞・特別賞を受賞するなど、特異な作風で注目を集めています。

今展では、1250度で焼成した陶土と仕立ての残り裂を組み合わせて「細胞の行列」というインスタレーションを。
細かく積み上げられた陶土にも、括られた布の表面にも、よく見るとニコニコマークのような顔があります。これが彼女のいう細胞の顔なのです。
これら細胞が赤になったり青になったり白くなったりしながら、これまた細胞でできた車に乗って行列しているーといえばよいでしょうか。
前展の翠さんの作った場が光の空間だとすると、葉月さんは有機体の蠢くがことく内蔵的空間を作り上げてきました。

さる方が、アートの本質が違和感だとすると素晴らしい展示だと翠さんの仕事を褒めてくれたのですが、ニコニコマークの細胞が満載の今展もその意味では充分非日常を味わっていただける空間になったと思います。

是非、この氾濫は体感していただきたいもの。

1991年生まれ  神奈川在住

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佐々木翠展「ミケランジェロの丸天井」

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2019.3.18(月)〜24(日)12:00〜19:00

まずは作家のステートメントから。

今回は建築と彫刻をテーマとした。 彫刻家であるミケランジェロが残した建築は、デザインを超え誰もが共通に持つ深き心地 よさがある。
彫刻も同じに人を人以上に美しく、人々が気づかぬうちに受けている共通の 感覚を表現されている。感情のみ残るものがつくりたいとおもった。
佐々木翠

佐々木翠さんは1984年埼玉に生まれ、2013年に東京造形大学修士課程を修了後、母校恩師の板東優氏のアトリエがある帯広に移住、助手を勤めながら研鑽の日々を送られている。
2016年に当画廊で初個展、以後在住する帯広で折々に発表を重ねてきた。銀座で2度目となる今展は、画廊の中に家を建てたいという私の希望を受けての挑戦。
どんな風に受けてくれるのか楽しみにしていたところ、「ミケランジェロの丸天井」という思いがけない答えがかえってた。先年イタリアを旅行しミケランジェロの天蓋の下、時間を忘れるような至福の体験をしたという。
ストイックな石膏の白!存在の内と外!丸天井から降り注ぐ光の圧倒的な量!いつもと同じサイズの画廊空間が、異化あるいは銀化して翠さんのみずみずしい心に満たされている。
翠さんがミケランジェロの天蓋の下で感じたであろう至福の時を、私も追体験させてもらった1日だった。
折しも翠さん恩師板東さんの奥様であり版画家の里佳さんのお誕生日の今日、ご縁の方々とお腹も至福の時を送らせていただいた。
春の陽気に誘われて是非ご来廊をお勧めする次第である。

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日本画五人展ーモダンアート企画

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2019.3.1(金)〜9(土)12:00〜19:00
日祭日〜18:00最終日〜17:00

大山菜々子(東京藝術大学修士1年)
沖 綾乃(武蔵野美術大学3年)
寺野 葉(武蔵野美術大学3年)
永田優美(多摩美術大学2年)
山下千里(筑波大学芸術専攻修士2年)

1990年代生まれの日本画専攻の美大生たちのグループ展である。
この時期は5美大展他、都内各所で卒展・修展が数多く開かれて、これから世に出る新しい才能が耳目を集める頃。
今展は、在学中から意欲的に発表し、しかも独自の世界観からすでに人気を博している五人をモダンアートの豊島さんが選抜しての展覧会である。

1997年といえばこの画廊がオープンした年であるが、その年生まれの画家もメンバーにいるという。
時の流れに何か厳粛な気持ちになりながら、若い方たちがこの道を志して努力している姿に思わず心が熱くなる。

その一歩に立ち会えたことに感謝しつつ、丁寧にご紹介していこうと思っている。

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旅する着物展ー春の銀座編

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2019.2.23(土)〜28(火)12:00〜19:00
日曜〜18:00 最終日〜17:00

回を重ね旅を続ける着物たちーこの春も銀座にやってきた。
今年はひげ紬と縮緬や黒地の絣と鮮やかな緑の紬の組合せのリバーシブルコートが秀逸な出来栄え。
箪笥の中で休眠状態の着物や反物に、風を通して新たな命を吹き込むーそして毎日を彩るものに変えていく試み。

故郷秋田の西馬音内盆踊りでは、代々の嫁入り衣装の端切れを縫い合わせ端縫い衣装として踊りに用いるが、これもまた布の旅。最後まで大事に生かして楽しむ事が織り手や染め手へのリスペクトになると信じている。

着物として楽しむのが一番なのは言うまでもないが、解き放たれて一枚の布になった時思いがけない魅力を放つのも素材の賜物。春風をはらんでヒラヒラと裾を翻しながら銀座を歩いてほしい。

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直野恵子展

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2019.2.12(火)〜17(日)12:00〜19:00
最終日〜17:00

1998年女子美大大学院日本画科修了後まもなく、当時出品していた創画会の村越由子・小林身和子との三人展が初めてのご縁。
直後の2001年に初個展。以来毎年コツコツ描きためた作品を発表し続けている。
初期作品は胡粉や岩絵具を細かなタッチで積み重ねた心象画ー抒情詩のような柔らかさが印象的だった。
その後回を重ねる度に岩絵具より墨が目立ちはじめ、生きる苦悶の跡が絵肌から見え隠れするようになった。
白い絵具に代えて、最近とみに透明感を増した墨が創り出す余白の「白」。
遊ぶように奏で、踊るように掃き、思索するように垂らす墨の跡を辿るひと時の旅。この一年の直野恵子が集約された空間は、まるで雲か霞の中にいるかのような浮遊感に満ちている。
これは是非現場で美味しいお茶とともに味わっていただきたい。

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第4回 つ抜けの会

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2019.2.4(月)〜10(日)
12:00〜19:00 最終日は17:00まで

東京藝術大学出身の5名によるグループ展が4回目をむかえた。
釣り好きのメンバーが付けたグループ名は「つ抜け」。
九つまでつく「つ」を抜ける、ので「つ」抜けー 十からは大漁という釣り用語とのことだが、時折そのつ抜けの恩恵に預かり、カワハギの刺身だの一夜干しなどを頂戴する身になってからは親しい言葉となった。

年長の宮地睦明氏と小林正誠氏はデザイン科、小山松隆氏は油画科、川畑毅氏は日本画科、鈴木よしひろ氏は工芸科とそれぞれ専攻は違うが、釣果の報告をするようにそれぞれの近作を持ち寄って研鑚の場としている。

この先輩たちと年に一度展覧会をお伴していると、人生はますます楽しみに満ちたものと思えてくる。
この際、人生も「つ」抜けまで!

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異形プラスDOLL展

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2019.1.25(金)〜2.2(土)12:00〜19:00
日曜〜18:00 最終日〜17:00

1.27(日)から2.2(土)まで東京交通会館B1ゴールドサロンで開催される第7回クラフトアート創作人形展に協賛して、銀座の4画廊でも人形ウィークを開催する事となった。
ご縁あって初回から審査員を務めさせて頂いている中で、柴田悦子賞を差し上げた人形作家さんを交え、当画廊屈指の異形を追求する作家たちとのコラボ展を企てた次第。
異形と人形ー人間を超えて異能の世界に遊ぶ空間となった。

大坪奈古
奥津直道
瓜南直子
木村浩之
近未来
佐々木英俊
西村亨
長谷川裕子
伴清一郎IMG_4602 IMG_4603 IMG_4613 IMG_4614 IMG_4615 IMG_4616 IMG_4619 IMG_4621 IMG_4622 IMG_4604 IMG_4606 IMG_4605 IMG_4607 IMG_4608 IMG_4609 IMG_4610 IMG_4611 IMG_4612 IMG_4618

多摩美術大学日本画科 第13回堀文子教室同窓展

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2019.1.13(日)〜19(土)12:00〜19:00
日祭〜18:00 最終日〜17:00

2019年の年頭の展覧会は恒例となった堀文子教室の同窓展。
昨年100歳を迎えた先生の長寿を寿ぎつつ、それぞれの絵画始めとする趣向である。
思い返せば先生の87歳のお誕生日に皆でお祝いする席を持った折、このメンバーで展覧会をと堀先生が鶴の一声を。

何か問題があったらすぐやめます!とキリッと仰った先生のお声が今も耳に残るが、以来13年弛まず続けてこられたのも先生が長寿でいてくださったからこそ。

多摩美大で堀クラスを共に受け持ってくれていた中野嘉之先生も特別参加して下さるようになり、益々厚みのある展覧会となった。

世代や画家としてのキャリアなど抜きに、先生のもと研鑽を積んだ者同士が交われるという有り難さもさることながら、「画家はそれぞれの道を歩み、自分の絵を描くだけです」と馴れることを嫌った先生の言葉を思い起こし、また一人旅に戻っていくーのが大事な事なのだと最近は思う。
年に一回、自分を振り返る一里塚。そんな道標がもう13個も立っている。

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モダンアートプロデュース 銀座MOGA2018

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2018.12.17(月)〜23(日)12:00〜19:00
最終日は〜17:00

井上知美/沖綾乃/織部梓/北本晶子/きもとりえこ/こみや梢子/中島華映/永田優美/細川成美/宮崎優/むらまつちひろ/もんちほし

モダンアートの豊島氏が注目し育てている上記の若手女性画家12人が競作する美人画展である。
豊島プロデュースの今展は昨年まで奥野ビルで開催されていたが、今年は事情があり急遽お供する事となった次第。
何せ今をときめく注目画家達が揃うとあって朝からお集まりの面々で大わらわー無事抽選も終わりほっと一息。

聞けばまだ美大在学中や卒業して間もない方々も含め、初々しい顔ぶれでついママ気分発動!守ってやらねばモードに入ったのだが、よく考えるとこの若さで堂々大人と渡り合っている逞しい精神力の持ち主たちー先は長いけど幸先いいスタートが名伯楽・豊島氏の元で出来た事を祝い、研鑽を期待したい。

まずは画像のご紹介を!23日まで。
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X’ mas art festa 立尾美寿紀展

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2018.12.7日(金)〜15(土)12:00〜19:00
日曜日〜18:00 最終日〜17:00

いよいよ始まった銀座ギャラリーズ主催のX’ mas art festa2018。
今年の柴田悦子画廊のエントリーは、当画廊2回目の個展となる立尾美寿紀ーたちおみずきー。具象とも抽象ともつかないクールな作風ながら、ダイナミックな力感も併せ持つ本格派だ。
2001年に多摩美大大学院修了後は、主にコンクールをメインに大作に挑戦し続け、縦5メートルの作品や「グループ風展」での横7メートルの作品などで圧巻の存在感を示し続けてきた。
今展では、百合の形態を様々に展開する中に、実在と不在、光と闇、生と死、など対立する概念を同画面で成立させようと奮闘した。
特に、「音」をテーマにその揺らぎや残響が画面から感じられるようにと、百合のシルエットを繰りかえし、そして反転させた。
見えるものの中に不在を、見えないものの中に実在を感じさせるのはまさに「芸術」のなせる技。胡粉の代わりのベビーパウダーの白が、頼りなくその境界線を揺蕩っている。
まずは初日の幕が開いたー。IMG_3997 IMG_3985 IMG_3986 IMG_3987 IMG_3988 IMG_3989 IMG_3990 IMG_3991 IMG_3992-1 IMG_3992 IMG_3993

山田りえ展

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2018.11.27(火)〜12.5(水)12:00〜19:00
日曜〜18:00 最終日〜17:00

開廊の翌年からほぼ毎年個展開催、もう20回超えのご縁となった山田りえ。
その間、デパート展やグループ展などにも出品し、着々と画家としてのキャリアを積み上げている。
金箔地に華やかな花を描いて日本画の王道を行く、と見えて実はシュールな世界が大好きなりえ画伯。
今回は「不二月月図」と題して月が21個もある不思議な風景画を描いてきた。在住する小田原付近から見えるサイズの富士も樹林の奥に鎮座している。金箔の虚空に流れる雲が実に美しいーにもかかわらず月が21個。
乱視で月がだぶって見えることから、別の天体のように風景を描くことを発想したという。
花を描いているのではなく、花を成り立たせているエネルギーを描いているという彼女の持つ独自性をこれら作品群から是非読み取ってほしい。

1983年多摩美大日本画科加山又造教室卒

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