佛淵静子展

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2017.3.25(土)〜4.1(土) 12:00〜19:00
日曜〜18:00 最終日〜17:00

2年ぶりの佛淵静子展が今日から。
多摩美大同級生とのグループ展から始まった御縁がもう十数年になろうか。20代の新人画家が、いまや堂々の実力派画家として注目されている。
今展では銀箔ベースの四角の画面に、鏡写しになった対の人物像三点がメイン。
二曲屏風に仕立てたら面白そうな仕掛けで実像と虚像の対比を試みている。
また、制作中は「夕鶴」のおつうのように絶対描いているところを見せないという彼女が、敢えて同時期にご夫君と同ビル内2人展、いや同時個展をするというのも見どころ。
お隣のギャラリー朋さんと当画廊は歩数にして七歩ほど。小説家でもあるご夫君の濃密な作品世界と、針が落ちた音まで聞こえそうな佛淵の静寂な作品世界を往復してみるのも今回の楽しみの一つだろう。

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山根修司個展

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2017.3.17(金)~23(木)12:00~19:00
最終日~17:00

1964年神戸生まれで、京都の嵯峨美短大油画科出身の山根修司の個展が今日から。
1986年に卒業後は、毎年恒例のグループ展「礰」を核に、京都と神戸の画廊で個展を開催。東京では初の個展という。

マットな黒の地にカドニウムレッド系の赤が鮮烈な印象の作品が並んでいる。ガラスの写り込みを巧みに利用しながら、虚実皮膜の間を描いているようだ。

細部を細やかに描いた実景に見えて、実景を超えた向こう側に誘う仕掛けは黒と赤の尋常ならざる密度の賜物か。

是非、画廊でこの迫力をご覧いただきたい。

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旅するきもの展ー銀座編

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2017.3.6(月)~12日(日)会期中無休
12:00~17:00    最終日~17:00

織姫を持ち出すまでもなく神話時代から染めや織りは女性の生活を彩る大事な仕事の一つでした。
色々な時代を経て、今なお継承されている「布」に纏わる文化。各産地に残る様々な意匠や素材を知るにつけ、素晴らしい財産を受け継いだものとの思いを深くします。
今展は、結城紬や大島紬、久留米絣などのきものコレクションの中から厳選し、今を生きる「布」の形をご提案するものです。

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馬場京子展

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2017.2.20(月)~26(日)
12:00~19:00  最終日~17:00

2015年11月に柴田悦子画廊に初登場した馬場京子の2度目の個展が今日から。
前回は古事記や日本の神話をテーマに幻想的な女性達を描いたが、今展ではアリスやシンデレラなど西洋のよく知られた物語の中から主人公を選び魅力的でエロティックな表情を描いている。
神戸の山側の豊かな自然の中で育った馬場さんの遊び友達は主に虫やカエルだったとか。一方、お父様の書斎にあった植物図鑑と春画コレクションに耽溺しつつ過ごしたというから、豊かな画想の根源は幼少期にあるとみて間違いあるまい。
長じて京都に居を移し、彼の地の先達や妖怪たちの洗礼を受けてさらにスキルアップした彼女は「美人画なんてしゃらくさい」とばかりにエロス全開の女性像を描くに至るのである。
男の幻想を打ち砕き、女のナルシズムを蹴飛ばし、何だか堂々たるエロスの降臨である。是非ご高覧を。

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原誠二展

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2017.2.13(月)~18(土)12:00~19:00
最終日~17:00
昨年に引き続き「水景」シリーズの展開を中心に、花や猫などの小品をちりばめた構成。
メインの大画面は、現実の風景ではなく作家の記憶の底にあるイマジネーションを掘り起こして描かれているー今展では春と夏バージョンをひと続きの作品として並べ、いずれ四季編として完成させる予定とか。
また、愛猫も含め様々な表情を見せる猫たちを姫色紙に描き、「水景」シリーズの幻のような超現実の彼岸世界から、此岸への橋渡しを猫たちに務めさせている。
彼岸の水に揺蕩った後は是非この猫たちと戯れていってほしい。

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第2回つぬけの会

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2017.2,6(月)〜12(日)12:00〜19:00

つぬけー釣り用語で釣果を数えるのに、1から9までは「ひとつ」〜「ここのつ」と「つ」がつくが、10になるとつが付かなくなることから10匹目を「つぬけ」た、という。
釣り好きで東京藝術大学出身の五作家が集まり、ジャンルを越えた作品展を開催する。

版画       小山松    隆
日本画    川畑    毅
洋画       小林    正誠
ペーパークラフト    鈴木よしひろ
墨彩        宮地    睦明

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直野恵子展

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2017.1.27(金)~2.4(土)12:00~19:00
日・祝~18:00    最終日~17:00

女子美大日本画科を卒業してはや20年。
文月会という創画会に出品する女子3人のグループ展が機縁で、以後柴田悦子画廊で個展を開催してきている。
世の中も刻々と変化し、画壇の趨勢も移りゆく中に、直野恵子はただただ自分の手元を見つめ心の動きを記してきた。
近年は墨の仕事に打ち込み、紙や筆の研究を実作を通して行なっている。
こういう地道な仕事は1年2年の単位では中々その成果を示せないものだが、10年立つと明らかに証左を示せる。
今展では、コツコツ集積してきた墨の実験が、初めて大きな画面に現れてきた。
ミリ単位の余白のバランスを壊さぬようパネルを特注。
ここに立ち現れる「白鳥の歌」を誰か聞きとってくれるのを待つとしよう。

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橋本龍美追悼展

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2017.1.18(水)~25(水)
12:00~19:00  日祝~18:00
最終日~17:00

昨秋逝去された橋本龍美画伯は創画会創立会員として独自の世界観を表現されてきました。その薫陶を受けた有志の画家たちの作品とともに、異彩を放つ画業の一端を展示し、しのぶ機会といたしたいと思います。

昭和3年  新潟県加茂市生まれ
元創画会会員。故郷新潟の風土に根ざしたシュールなまでの幻想を大和絵の伝統的な手法で描く作風で知られた。
享年88歳       合掌

出品作家(50音順)
岡崎夏海
坪谷幸作
中村成美
野崎貢
守屋正明

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多摩美術大学日本画科 第11回堀文子教室同窓展

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2017.1.9(月)~15(日)

 

白寿を迎えられた堀文子先生の薫陶を受けた多摩美大日本画科の同窓展が今年も始まります。
先生の元に集まった様々な「種」が光を受け水を注がれ、どんな花となり実をつけるのか、それぞれの挑戦の場となりました。
新春の一日、どうぞお出かけ下さい。

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木村浩之・白井由美 二人展

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2016.12.19(月)〜28(水)

日々諍いながら暮らしをともにする夫婦の展示です。

と、案内状にあるが、実態はいかに。
多摩美大日本画科でともに学んだ同窓ー木村が一年先輩である。
一家に二人画家がいると、絵の話は分かるし制作にも理解があってよろしい、、
ようなところだが、日々の生活を考えると、なかなかいいことばかりではない。

この二人もまた理想と現実の狭間で、制作を続けてきた。木村の仕事が忙しい時はバックアップ役に徹した白井も、心には沸々と意欲を滾らせ、手を止めることはなかったという。

時満ちて、初めての二人展である。ぜひ絶妙のハーモニーをご覧いただきたい。

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20周年記念 後期展 ー画家の軌跡を巡るー

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2016.12.9(金)〜17(土) 12:00〜19:00
日祝〜18:00 最終日〜17:00
初日17:00より21:00まで、銀座の夜会今年前半に開催した記念展に続き、後期展では伴走した作家の初期作品と最近作を対比し、ともに過ごした20年という歳月を俯瞰してみる趣向。

お付き合いいただきました皆様にスペシャルサンクスを!

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東風坊託孤窯 永江俊昭 陶展 ~乾山に倣う~

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2016.12.2(金)~8(木)12:00~19:00
日曜日~18:00   最終日~17:00

江戸時代初期に興った光悦、宗達、そして光琳に始まる琳派。昨年は琳派四百年を迎えました。焼き物においては光琳の弟、尾形乾山が当時としては画期的な器の類いをのこしております。
この度はその乾山に倣った作品のうち、食器を中心に展開させていただきます。

永江俊昭
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清田悠紀子展

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2016.11.24(木)〜12.1(木))
12:0.0〜19:00 日曜〜18:00
最終日〜17:00
人物と幾何学的なかたちを組み合わせながら、形の奥にある何かを描く。
本展では表現の根底にある線や構造の抽出に不可欠なドローイングをはじめ、本年度の日動画廊昭和会賞ニューヨーク賞を受賞した作品も展示し、その魅力をご紹介する。
1977新潟生まれ
2002岩手大学大学院修了
2006武蔵野美術学園絵画専攻研究課程修了

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高石久仁子展

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11月15日(火)~23日(水)

前回の展覧会からはや6年。仕事中の怪我でしばらく絵筆を持てずにいた高石久仁子が、人物画にシフトして成果を問う展覧会を開催する。
今展では、本年度の菅楯彦大賞展に出品した100号Sをメインに、モデルとしたミュージシャンとダンサーを描いた作品、ドローイングなどをご紹介するもの。
画廊で不定期に開催しているデッサン会の常連でもある彼女の精進の跡をご覧いただきたい。

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伊藤文夫 陶展

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11.7(月)~13(日)   12:00~19:00
最終日~18:00

二年ぶり、三回目の伊藤文夫さんの個展がはじまった。以下  伊藤さんの書かれた一文をご紹介する。

分水嶺から落ちる水音を背に1日が明け暮れる。
山間の小さな村にある陶房の辺りには野の花が楚々と咲き、キツネやムササビ、時にはカモシカもその凛々しい姿を見せる。あたり前だが薪を割り土を練り窯を焚く。
その繰り返しの中から何か自分の正体がぼんやりとでも視えてくれば幸いである。雲のように水のようにとは  うんすい
。                                 伊藤文夫

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大原奈穂子展

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2016.10.31(月)〜11.6(日)12:00〜19:0.0
日・祝〜18:00 最終日〜17:00
2000年に多摩美大日本画専攻卒の大原奈穂子が、花鳥画に著しい境地を見せて銀座に再び登場した。
かつては人物画を主なテーマとしていたが、故郷鹿児島に戻る頃から花や鳥など自然に親しみながら日本画の基礎を学び直そうと、一から挑戦し始めたという。
竹内栖鳳の画風を慕い、それに連なる上村松園や上村松篁の作品に習いながら、故郷で一人腕を磨いてきた。
今展では、松柏美術館の花鳥展で優秀賞を受賞した作品を更にブラッシュアップした「夏の果」をはじめ、研鑽のあとが偲ばれる力作が揃った。
淑やかなお人柄の奥に薩摩おごじょの芯の強さが仄見え、頼もしい。

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LABO 28th 展

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2016.10.24(月)~30(日)
12:00~19:00   最終日~17:00

LABO展が28回目を迎えた。
1984年多摩美大日本画科卒業の同窓・
越畑喜代美 麒麟 平野俊一の三人による年に一度のグループ展だ。
それぞれ個展や百貨店でのグループ展も開催しながら、この展覧会だけは会場を変えながら続けてきた。

それぞれにみとめ、ゆるくつながる。

毎年のことゆえ大きな変化はないが、三人三様の実験室である事に違いなく、この展覧会を楽しみながら着実に自作の研磨にいそしんでいるのである。

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松崎和実展 箔画Ⅴ & Ink drawing

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2016.10.17(月)~23(日)会期中無休
12:00~19:00 最終日~17:00

水墨画の前衛として国際展にも出品していた松崎和実は、箔に魚を描きそれを切り抜くという現在の技法を確立し「箔画」家として鮮烈に登場、以来着実に歩を進めて今日にいたる。

久々の里帰り展ともいえる今展では、ルーツの水墨に心を寄せた作品も発表し、この十年を振り返りつつ新たな展開をご紹介する趣向。

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武井好之 Azul 島紀行Ⅸ展

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2016.10.11(火)~16(日)
12:00~19:00 最終日~17:00

武井好之が那覇空港からセスナ機で飛び立ち慶良間諸島上空を周回してからはや10余年。憑かれるとはこのことか、と思わせて余りある取材と制作の日々だった。

沖縄百景と題した那覇の百貨店リウボウでの展覧会は7回を数え、本島百景を越えて更に宮古・八重山など先島へと歩を進めている。
同時に銀座の画廊では、島紀行シリーズを発表。個々の風景というより、琉球弧の環礁を俯瞰した、より抽象性の高い作品を描き、魅せられた島への別のアプローチを続けつつ9回目を迎えた。

回数が全てではないが、個展の前に参加したグループ展と二人展を加えると、十年間余りで18回沖縄を描く展覧会を開催したことになる。
ただ事ではない熱中がここにはあって、ライフワークに出会った作家の喜びをこれら作品群から汲み取り、実った果実を
静かな波の間から味合わせて貰っている。

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浅見貴子展 -定点観測-

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2016.10.3(月)~10(月)
12:00~19:00日曜~18:00最終日~17:00

浅見貴子の努力の跡が記された画歴を繙くと、柴田悦子画廊の初出は1998年に開催した浅見貴子・武田州左・間島秀徳による三人展に遡る。以後、2000、2001
のニューヨーク展、2002、2003と個展を続けた。その後、文化庁海外研修を挟んで一気に躍動、美術館を中心にした目覚しい活躍ぶりは苞にしられるところだ。

この度は画廊20周年の一つのエポックとして、13年ぶりに銀座での個展を開催、久々に作品に相見えた。

和紙の裏からの墨の点描も深みを加え、壁の白を巻き込んで広がっていく。秩父の自宅から日々見える木々との語らいが-定点観測-という作品群に仄浮かび、澄んだ心境が重なって見えるようだ。
特に、大作に勝るとも劣らない小品の魅力に今展の見所はあるように思う。

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