2024.10.7(月)〜13(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00
2年ぶり3回目の源由紀子日本画展。
絹本着彩の牡丹図が五幅並ぶ画廊側面は圧巻の赤の花波。正面には白牡丹、反対壁面には変種の百合の大作で構成されている。
初個展の時にはカトレア、2回展では椿の赤を同様に五幅で構成した大画面にチャレンジ。同じ赤でも、それぞれの花の特性を踏まえて違う物語を描き分けている。
本展では牡丹という大名題に向かって正面から挑み、絹本の艶やかな特性を活かした妖艶な仕上がりとなった。墨と岩黒の地が揺らぎを含んで美しい。
1996年 多摩美術大学二部絵画学科日本画科卒。