小林正誠「マルドロールの歌」展

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2018.6.11(月)〜17(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00

50年の歳月を挟んで卒業制作でテーマとした「マルドロールの歌」に再挑戦するという小林正誠。ロートレアモンが亡くなったのは24歳だったという。その24歳時に小林が制作した作品が一点だけ手元にあるーセピア色に変色したアクアチントをよすがに、現在74歳の挑戦は続く。

以下は今展に当たって小林が用意したコメントである。

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TOKYO RIMPA 涼風献上団扇展Vol.3

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TOKYO RIMPA 涼風献上団扇展Vol.3
2018.6.2(土)〜9(土)12:00〜19:00
日〜18:00  最終日〜17:00

<東京RIMPA決定版2018>
琳派400年を記念して始まった「東京RIMPA」展もいよいよ最終回。これまで琳派の「洗練」を個々の作品に反映してきましたが、最後となる今回は琳派の「野蛮」を作品化。宗達の白象図から其一の渓流図まで、一言でいうなら「エグい琳派」の涼風献上展になるはず。
来年からは、明末清初の奇想の水墨画をもとに「東京BUMJIN画」シリーズが始まるよ。どちらも、乞うご期待!
野地耕一郎(泉屋博古館分館長)

出品作家
安住小百合 池田美弥子 織田  梓 加藤良造 北村さゆり 木村浩之 越畑喜代美 小松謙一 新恵美佐子 鈴木強 板東里佳 松谷千夏子 山下まゆみ 山田りえ          (五十音順)

今日初日6時半から野地耕一郎氏を囲んで賑やかにセッショントークを開催。
三回目のテーマの「墨」の琳派とは、をそれぞれの画家の制作した団扇を例に詳しく解説したのち、画家たちと活発な議論となった。
また、来回挑戦する「文人画」のレクチャーと画賛についての説明を。
画廊で毎月開催している俳句の会がようやく役に立つ時がやってきたようだ。
それはさて、その後は以下のような無礼講の仕儀に。あとは朧の夜となった。

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小松謙一・藤森京子展〜アオゾラとガラス 〜 Lucky

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2018.5.21(火)〜31(木)12:00〜19:00
日祝〜18:00 最終日〜17:00

2008年から毎年この季節恒例となっていた2人展は、高島屋さんの纜(ともづな)展と重なったため3年のブランクの後この度
7回目を迎える事となった。

10年前のDMに「繰り返す季節の景色と重なる記憶」を表現したい、と記してある。小松謙一は日本画、藤森京子はガラスとその専門は違っているが、それぞれの技法の境界を越えて新しい表現を目指したのだ。

初期は小松の日本画をガラスで挟み接着してはカットして立体にした作品を発表して清新なガラスの青空を画廊に展示していたが、回を重ねると共に鉄や和紙を使って溶接したり縫ったりそのコラボの方法が進化していった。

3年間のブランク期間に、藤森は和紙を縫う行為を独立して進め、当画廊で個展。
緊張感と清冽さが際立つ展示をして成長ぶりを示した。

今展では、日本のみならず中国も取材した小松のドローイングとともに半立体の和紙のオブジェも合わせてご紹介し、一人一人の作家としての軌跡も辿れる内容となった。

風薫る季節、帰ってきたガラスとあおぞら旅団の興行を是非ご覧いただきたい。

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稀人まれびと展 奥津直道 木村浩之 佐々木英俊

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2018.5.13(日)〜20(日)12:00〜19:00
最終日〜17:00

古代、異界から訪ねきて幸を授ける存在を「まれびと」として大切に受け入れ神と祀ってきたという。
尋常ではない力を持つ者たちもまた異形の神として称えられ、数多の物語や作品として世に伝えられている。
本展は、その系譜を継ぐ力士や祭人に魅せられ制作する三人による現代の「まれびと」展である。

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斉藤祝子さいとうのりこ展 ーTHEA 女神 すべての女性へのエールと感謝

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2018.4.24(火)〜30(月)
12:00〜19:00 日〜18:00最終日〜17:00

トロント在住・斉藤祝子の二年おきの展覧会が今日から。
足利生まれの斉藤は、在学した成城大学から比較民俗学の研究のためドイツ・ハノーバーの大学に留学し、その後美術に目覚めてベルリン芸術大学に転学、ゲーテの色彩論やアートセラピーなどを学んだのち、主にドイツ圏を発表の場としてキャリアをスタートさせている。
当画廊との縁は、カナダ・トロントに移住した20年前に遡り、ゲーテや武満徹へのオマージュ作品、また光や種子などを抽象的に表現した作品を主に制作してきた。
今展は、ドイツ在住の1996年に当地で発表したギリシャ神話をテーマにした作品群の派生ともいうべきもので、ギリシャ神話の神々の中から女神だけを集め、イメージを発酵させたものをご紹介する。
神話に記されている女神・姫神の名は何百ともいわれ、その一人一人の背景や属性などに心を寄せながら斉藤ならではの色彩表現で表したのは見事。
古代の女神に誘われ、美しい色彩の森に迷い込んでいらしてはいかが?

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中川雅登日本画展

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2018.4.16(月)〜22(日)
12:00〜19:00最終日17:00

在住する豊橋の自宅に500鉢もの山野草を栽培し、折々の花を丹念に写生しては、絹本に華麗な彩色を施している中川雅登。
今展では絹本だけでなく紙本裏彩色にも新境地を見せ、ますます余白の美しさが際立つ展示となった。
この季節、一斉に芽吹き花を咲かせる生命に触発され、夢中で捉えようとした軌跡が今展の作品となった。
1968年愛知県豊橋生まれ。
愛知県立芸術大学中退。

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守屋正明日本画展「天地禮讃」

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2018.4.9(月)〜15(日)
12:00〜19:00最終日〜17:00会期中無休

己の存在が、天地の運行という壮大なシステムの一部に過ぎないと自覚しつつ、それでもこの世界を描く大それた行為にひたすら打ち込んだ末の産物です。
守屋正明

1973年山梨生まれの44歳。多摩美大大学院美術研究科修了後は創画展を中心に発表を続けている。
30歳の時に、絵の道を志し上野毛の多摩美大造形学部に入学、仕事を終えてから深夜まで制作を続ける日々を大学院修了までやり通した。
今展では漆喰の下地に岩絵具で、天地の運行を描こうという壮大な挑戦を。
濃厚な絵肌と金彩、朱土による装飾的な構成ー古代文字も配置して「日月山水図」の現代的展開を試みている。
是非ご高覧を!

越畑喜代美展ー春の散歩 京王百貨店新宿店6階美術ギャラリー

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3.29(木)〜4.4(水)
10:00〜20:30最終日は〜16:00まで

銀座の画廊では31日まで斎藤さゆり展。
今月二度目の出張展はしばらくぶりの京王百貨店で。
桜花爛漫の銀座から、これまた人と桜の賑わう新宿へー越畑喜代美との旅は続く。
今回のテーマは「春の散歩」ぽかぽかの日差しに誘われて是非新宿までお散歩の足を伸ばしてほしい。
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斎藤さゆり展

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3.23(金)〜31(土)
12:00〜19:00日〜18:00最終日〜17:00

武蔵野美術大学造形学部日本画専攻卒の斎藤さゆりが、前回の斎藤弥との二人展を踏まえ、個展を開催する。

1988年から個展グループ展など数多く開催し、セントラル美術館賞や上野の森美術館賞などに入選、キャリアを積み上げてきた。
その傍ら近年はポーランドでの日本画ワークショップや講座を開講、精力的に普及活動も行なっている。
在住する町田近郊は、まだ白鷺はじめ野鳥や野の花が豊かにみられる里山らしい。丹念に写生したそれら自然の恵みを作品に仕上げての個展となった。
日々の語らいの中から得たであろう喜びがひっそりと作品から滲み出て、品のいい展示となっている。ぜひその声に耳をすませてほしい。

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前田正憲展 両忘

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2018.3.14(水)〜20(火)
12:00〜19:00  日〜18:00最終日〜17:00

「生」と「死」をメインテーマに制作を続けきた前田正憲の新作展。
精緻な描写で蜘蛛の巣や髑髏、撃たれた鳥など濃密に漂う死の気配や対極の象徴・生花のみすみずしさを描いて来た前田が今展では大きな飛躍を試みた。
描写を捨てたーのである。
タイトルの「両忘」とは禅語で、大小、左右、善悪、自他、AとBなどあらゆる相対の両極から離れ忘れ去ってしまい、真実である一極について考える意との事。
一旦ゼロから考え直すことから掴む真実に至ろうと、あれ程執着した細密描写から離れ日本画の岩絵具からも離れ、墨一色のドローイングに徹した。
この仕事に至る伏線に、80年代美術シーンの再発見があったというが、古画や東洋画のもつシンプルな素材感を生かしつつ、自分の道は何処だろうかと腕を動かしたのだという。
絵とも書とも言えない境目を描く、、事で出てくる白と黒の世界。このはざまに「両忘」はある。

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平野俊一日本画展

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那覇リウボウ7階美術サロン
2018.3.6(火)〜12(月)10:00〜20:30

氷点下の上田から気温26°の那覇へ。折々の花を描いて定評のある平野のIn The Gardenシリーズ沖縄編がいよいよ始まった。
溢れるように咲き誇る画廊内の花達ーもちろん入念にローズのパヒュームシャワーを絨毯に吹いてお客様をお待ちする。
平野画伯のライブペインティングもあり、目の前で出来上がる水彩作品を、みな驚きの眼差しで見守っていた。

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押元一敏展

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2018.2.23(金)〜3.3(土)
12:00〜19:00
日〜18:00   最終日〜17:00

東京藝大デザイン科描画系出身で、現在は母校で准教授をつとめる押元一敏の展覧会。
近年アジアの遺跡を取材し、タイのアユタヤ王朝時代の石像などを描いていたのも記憶に新しいが、本展ではその後訪れたカンボジア・アンコールトムのバイヨン像を水墨で描いた新作をご紹介する。
また、forestシリーズは下地を版で起こし手彩色で仕上げる、という新シリーズ。同じ版の反復とそのバリエーションに描画系のデザイン意識が見えて興味深い。

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旅するきもの展

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2018.2.17(土)〜21(水)

着物の着尺地を厳選し、着心地の良い洋服に仕立てました。
結城や大島など紬を中心に、貴重な布コレクションを持つ小林伸子さんによる新作展覧会です。
大島紬に蠟版で染めた「東海道五拾三次〜大磯図」などを使用したロングコートや、表が結城、裏が絣のリバーシブルコートなどユニークな作品を是非身に纏ってその着心地を試して下さい。IMG_0402

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つぬけの会

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2018.2.5(月)〜11(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00

東京藝術大学OBかつ太公望という5人のグループ展が今日から。
宮地睦明氏は1972年工芸科ビジュアルデザイン専攻卒業後、デザイナーとして長く活躍したのち、お茶の水美術学院の院長に就任、その後創作活動に入り、墨彩画をよくしていた。本展への参加を機に絹本に岩彩という本格の日本画へと舵を切り、意欲的に魚や花を描いている。

また、小林正誠氏は1969年工芸科ビジュアルデザイン専攻卒業、旺盛に国内外に出展しつつ受験界のカリスマとして敏腕を振るった。今展では藝大OB釣り部リーダーとして皮剥の食事前と食後の姿を描いている。

小山松隆氏は1969年油画科卒、大学院では版画を専攻し、研究室で助手を務めたのち国内外のコンクールや個展を中心に発表、近年は墨のドローイングに意欲的に取り組んでいる。

川畑毅氏は1977年に大学院日本画専攻を修了、国内の美術コンクールをはじめ海外での出展に意欲的に取り組み、特にスペインのミロスを取材した作品を数多く描き、独自の境地を開いている。

鈴木よしひろ氏は1984年工芸科鍛金専攻を卒業後、86年大学院形成デザイン修了
くもん出版社のペーパークラフトシリーズ他、著書多数。幅広い分野で活躍する。また、釣りの他蝶の採集などでも同好のお仲間が多いと聞く。ペーパークラフトで作る林床の風景は彼ならでは。

以上、簡単に「つぬけ」のメンバーのご紹介を。
ちなみに「つぬけ」とは一つから九つまでは「つ」がつくが十以上にはつかないところから大漁の意を指すという。

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池田美弥子展ーそらのもの

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2018.1.25(木)~2.3(土)12:00~19:00
日曜~18:00 最終日~17:00

1987年武蔵野美術大学日本画科卒業の池田美弥子が本格の屏風絵に挑んだ展覧会を開催する。
かねてより鳥瞰の構図を得意とし、近年は学習院大学の佐野みどり先生のもとで絵巻物などの研究に余念のなかった池田が、練りに練った画想を四曲一隻の屏風絵にしたもの。
テーマはーそらのもの。DMに認めた文章は以下の通りである。

そらのものと思われるもの
月に太陽、雲や空、空を飛べるものたち
他には、松や椰子の実、屋根のとんがり、らせん階段、猫の尻尾。
それから、秋の山と、それから…
これらそらのものたちと愛誦する俳句から画想を得た作品が皆さまをお待ちする
また、屏風絵の画題は「逢魔が時」
この作品には以下のコメントが用意された。
夏が始まった日の夕方、塒(ねぐら)に帰る鳥たちと一緒に、ソラノモノがやってきた。
ほとんどのモノは夜露と共に消えてしまったが、屋根や松、椰子に紛れて残ったモノ があった。
それらは、さるすべりが咲くと、黄金色のしべと呼応して街を熱くした。
秋には風に乗って飛びながら木々を赤く染め、冬には枝の先に止まってひゅーと音を 出した。
春、芽吹きと共にあたりに漂い出し、6月、梅の実に吸い込まれると、次第に熟し て、地に落ちた。
夏が始まると、また、西日と共にやって来て、季節を進める。
時々、靴の先っぽや、自転車のサドルのあたりに居て、どこかへ行こうと合図する。
さて、この逢魔が刻を、どうやり過ごそうか・・・
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直野恵子展

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2018.1.17(水)〜22日(月)
12:00〜19:00日曜〜18:00
最終日〜17:00
これもまた小正月恒例となった感のある直野恵子展が今日から。
直野恵子は1995年に女子美大日本画科を卒業すると、創画会など団体展などに出品しながら個展を主な発表の場として自己の世界を深めてきた。
近年は墨色の仕事に全神経を集中させ、脳内の詩的躍動を唯一の手がかりとして制作を進めている。
今展では100号3点に、滲みや掠れを含んだ墨と水の戯れを描き、かそけくも緊張感に富んだ美しい画面を表出させた。
難点はインスタ映えしないところで、カメラでは捉えきれない絵の前の澄んだ空気を是非ご覧に入れたいと願うや切。

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多摩美術大学日本画科 第12回 堀文子教室同窓展

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2018.1.8(月)〜14日(日)   12:00〜19:00
日祭〜18:00   最終日〜17:00

初春恒例となった同窓展である。
白寿記念の展覧会を神奈川県立近代美術館 葉山で開催中の堀文子先生。
多摩美大で教え子を初めて持たれたのは1974年。創画会と名称が変わった年で名実ともに油の乗りきった制作をなさっていた頃だ。
教室では絵の事はもちろん行儀作法や宴会での配慮の仕方、諸事万端行き届かない学生を何とか人並みにしてやろうと奮戦していらした先生の姿が思われる。
最初の卒業生が50歳を越える頃に、先生から堀教室と名を冠した展覧会をしても良いとお許しが出た。
以来12年、87歳の先生は99歳に、最後の卒業生も50代となった。それぞれの作品に人生が刻まれている、自分を生きるだけです、と最後の講評に残された言葉にまたしても粛然と向かい合う新年である。

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木村浩之・白井由美 2人展

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2017.12.18(月)~26(火)12:00~19:00
日祭日~18:00  最終日~17:00

今年最後の展覧会は昨年に続き木村浩之と白井由美の2人展である。
昨年末の展覧会が終了して間もない今年新春の国技館でNHK・BS相撲中継の解説をした木村浩之を覚えている方も多いと思うが、今年も本場所のみならず巡業まで密着して取材を重ね、野天や月の下での取組を描くなど、シュールなほどに想像の羽を広げて神事としての相撲を若い関取の日常の日々を通して生き生きと描いている。
一方で、白井由美は今年5月に出産、子育てと大きな生活の変化を受け入れながら制作を続行。この2人展に向けて絹本着彩の精密な仕事を集中的に行った。
木村が漆喰の下地に油絵を思わせる強いマチエールの仕事になっていくのと対極に、白井の表現は余白を意識した細い線を絹布に滑らせる飾り気のない方向に向かっている。
黙々と相撲を取り続ける力士の「褻」に目を向けて描く木村と、日々の生活に寄り添う花や猫、あるいはパンやお菓子など身近にあるものへの限りない愛おしみをさりげなく描く白井ー二人が新たな家族を得て充実した日々を送った事はこれら作品の中に紛れもなく記されている。

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X’mas Art Festa 2017 板東里佳展ーDeep in the puddle

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2017.12.8(金)~16日(土)12:00~19:00
日曜~18:00 最終日~17:00

在住するニューヨークの乾いた空気、生まれ育った日本の情感、二都を行き来しながら双方がもつ魅力を石版に描いて制作を続けてきた板東里佳。
ブルックリンのアトリエにプレス機と石を残して日本に帰国中、絹本墨彩の魅力に取り憑かれ研鑽した成果を本展で披露
する。
木漏れ日や雪景に映る影などを精緻に描いてきたリトグラフの技術を存分に活かしながら、絹に筆を下すー後戻りの出来ない緊張感と余白への意識が柔らかいグレーの諧調となって水紋の姿を浮かび上がらせていく。
描写からもう一つ奥の心象へ、彼女の追求はまだまだ止みそうにない。


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言絵絵言 ことええこと ー詩(ことば)に絵を、絵に詩を書(描)き継ぐ試みー

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2017.11.27(月)〜12月3日(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00まで

鼎談12月2日15:00〜
江尻潔×タカユキオバナ×田野倉康一

画賛とも違う、コラボとも言えない、詩と絵のぶつかり合いを一年余にわたって続けて来た詩人3人、画家3人の作品が今日初めて披露された。
以下、本展を発案・企画した黒須信雄氏のリリースである。

詩(ことば)と絵画は、それぞれ自律的な表現形式として成立しながらも、一方で古来深く共鳴し合ってきました。尤もそれは多く共振・共鳴であり、それぞれの独立性・自律性が破られることはありませんでした。(従来の画讃や詩画集のような共作に於いても基本的にはその原則は破られていないと考えます。)では、それらを実際的に混合させてみたらどのような事態が顕われるでしょうか。「詩でも絵でもなく詩でも絵でもある」何か新たな自律的形式が生成されるでしょうか。それとも、<表現形式>そのものの解体が生じるでしょうか。それとも、それらとは全く異なる事態が起きるのでしょうか。今回の試みは、その未知なる事態を垣間見るための取りあえずの一歩と云うべきものです。
実際の制作は、<言>の担当者が詩(ことば)を<絵>の担当者ひとりずつに1点(1編)ずつ計3点制作し、同様に<絵>の担当者が<言>の担当者ひとりずつに絵を1点ずつ計3点制作し、互いに作品を交換し、<言>には絵を、<絵>には<言>を描き(書き)込み、<言絵絵言(ことええこと)>として完成させる形を採りました。
ことばと絵画、各作家の意識と意識、その融合が齎すものを感じて頂ければと思います。
参加作家
<言> 江尻潔   タカユキオバナ  田野倉康一
<絵> 黒須信雄  駒形克哉  斉藤祝子
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