越畑喜代美展

「お茶会風味 廚編  ー昭和のかほりー」

会期 2012年9月18日(火)~29日(土)

名月のころの恒例となった越畑喜代美のお茶会風味展。
御勝手流と称したあやしいお手前、昭和の台所をおもわせる道具の数々、いよいよ古色を帯びてきた枯竹庵などを供に、越畑喜代美の作品が醸す「上等な時間」に遊んでいただきたく存じます。

川村綾子展「ひふ」

 

2012年9月1日(土)~8日(土)

<経歴>
1983年 神奈川生まれ
2007年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 卒業
2009年 多摩美術大学大学院美術研究科 修了
<展示>
2006年 二人展「キャラメルクラッチ」          青樺画廊(東京・銀座)
2007年 「多摩美術大学日本画卒業制作展」      東京銀座画廊(東京・銀座)
グループ展「温度」              画廊るたん(東京・銀座)
2009年 「stArt~大学院日本画修了生有志展~」    東京銀座画廊(東京・銀座)
2010年 グループ展「からりてん」          柴田悦子画廊(東京・銀座)
三人展「※COME3」                藤屋画廊(東京・銀座)
二人展「スパイシー・ドロップ」  月光荘こんぱる前室・中室(東京・銀座)
2011年 グループ展「からりてん2」         柴田悦子画廊(東京・銀座)
2012年 グループ展「からりてん3」         柴田悦子画廊(東京・銀座)

 

絵師・瓜南直子のあしあと ’00 / ’09 ーちいさな追悼展ー   

2012年7月30日(月)~8月5日(日)

 

2012年6月4日未明に逝去された瓜南直子さんを偲び、ささやかな追悼の展覧会をいたします。

この8月に57歳の誕生日を迎える筈でしたのになんとも早すぎる訃報でした。

伴走した2000年からの折々に瓜南さんが遺した作品をならべ、

その足跡を愛惜いたしたいと思います。

 

合掌

 

柴田悦子

 

瓜南直子と私。−「兎神忌へ」−

 

鍛金から出発した 瓜南直子が30を過ぎてから絵画世界に足を踏み入れた。

有元利夫さんの造形世界を手掛かりにして、自分の心に潜む物に形を与え出したのだ。

 

−古びた物へのいたわり、儚い存在への愛しみ、日本に堆積して発酵してきた物達への畏怖心−

 

これらは、遠くに在りながら、眼に見えるものとして存在する、月への憧憬と重なり−

「兎神国」−と言う絵画世界を瓜南直子に開かせた。

私の「童子のいる遙な国」と共鳴りを起こして、

二つの小さな星雲は、楕円軌道をえがきながら回り出した。

 

…何時の日にか、また二人で……

 

伴清一郎

 

 

木村浩之展 はっけよいー相撲人形と墨絵ー

2012年7月12日(木)~7月21日(土)

木村氏の相撲に対する思いは熱い。
歴史上の力士の探求から朝稽古のスケッチ取材、自身で実践する稽古まで
多岐にわたる。その原点は、「相撲の美を表現したい」この言葉に尽きる。
好きなればこそ作品からにじみ出る剛さと優しさ。
木村浩之氏のここ一番の取り組み、ご高覧ください。

阿曾光紘(美術愛好家)

頴川麻美子ー小さな日本画展ー

2012年3月19日(月)~25日(日)

 

頴川麻美子経歴
1983 学習院女子短期大学卒業
1987 京都芸術短期大学日本画専攻科修了
1987 京展(’88 ’89 ’97 ’98 ’99 ’00 ’01)
1993 個展(京都’95 ’98 ’00 ’02 ’04 ’07)
(横浜’96 ’99 ’02 ’05 ’08)
1994 京都新聞日本画賞展
1996 花鳥画展(’98 ’03)
1997 京都美術工芸展( ’98 ’00)
2001 滋賀県展特選
2002 院展
2004 日本画今日の京展
2007 全関西展

一一一小さな日本画展に寄せて一一一
この度、初めて柴田悦子画廊で頴川麻美子一小さな日本画展ーを開く事になりました。
2008年に思いがけない交通事故を被り、右肩鍵板断裂、手術。
その後の経過も悪く、4 回の入院治療を経ましたが今もCRPS( 復合性局所疼痛症候群)と言う病の中にあります。
痛みにすべてのエネルギーを奪われ、長い間筆を持つ事が来ませんでした。
やっと何とか痛みと共存しながら、少ししか動かない肩と手で描き上げた小さな作品違です。
まだまだ病との闘いは後きますが、多くの方々に励まされ、心折れることなくζ こまで来れたことに感謝して、今出来ることを精一杯に、と思う日々です。
ご高覧いただければ嬉しく思います。

頴川麻美子

中 千尋 美人画展ー女人抄ー

2011年 12月19日(月)ー 25日(日)

鏑木清方、上村松園、伊東深水など美術史に残る先人たちが伝統を耕し、かつては当時の風俗文化を受け入れて画布に新しい華を咲かせたように、日本舞踊や文学作品に残された美学に寄り添いながら、現代的で清新な表現を「女人抄」と題して試みています。

また絹本着彩という伝統的な技法を独学で学び、絹ならではのなめらかな筆触と、鮮やかな発色により、のびやかに華やいだ女たちの表情がいきいきと描かれています。
今展では日本舞踊の演目や泉鏡花の小説から画想を得た作品など、およそ20点を展示し、今や失われつつある「美人画」の復興を願い、その魅力をお伝えするものです。


Parse error: syntax error, unexpected 'string' (T_STRING), expecting function (T_FUNCTION) or const (T_CONST) in /home/users/web13/8/0/0241308/www.shibataetsuko.com/wp/wp-content/plugins/pagebar/class-postbar.php on line 20