2024.2.5(月)〜11日(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00
清田悠紀子(せいたゆきこ)の当画廊4度目の個展が始まった。
2015年、2016年、2019年開催後、コロナ禍期間を挟んで今回久々の登場となるので、簡単なご紹介を。
1977年に新潟に生まれた清田は長じて岩手大学大学院農学研究科修士課程を修了するも画業への止みがたい熱望に従って武蔵野美術学園造形芸術科絵画専攻研究課程に入学し、油画を始める事となる。
その後、母校やカルチャースクールで講師を勤めながら様々なコンクールに入選、グループ展や個展で才覚を現してきた。特に、2016年の日動画廊昭和会賞ニューヨーク賞受賞は記憶に残る快挙だった。
強靭な構造に裏打ちされた人体表現の素晴らしさに加え、今展では静謐な時の堆積を感じさせる世界を描いてその境地を深めつつある。
「薄明が降る時」を纏った作品たちを是非実見で!