森田展最終日ーケニアッタあねご吠える

新春第一弾の森田晴樹展、淑気に満ちて一年の最初にふさわしい幕開けとなった。森田酔伯も再度のご上京、待ち構えた戦友のケニアッタ三浦姉御とまたもや丁々発止。お元気な事でなにより、だこと。
この間死線から復活した齋鹿逸郎画伯は以前より若返ったか、御酒をたっぷりきこしめしてご機嫌。たっちゃんはビールがお駄賃でパソの整備を。カメラマン高橋氏は横浜から新幹線で駆け付けてぎりぎりセーフ。最終日のおひらき宴会を。
昨日は、ニューヨークMYart吉永女史が、お姉様の小澤百合子さんとお友達の伊藤由布子さん同道でいらして下さった。森田画伯の絵の前でいずれがあやめかカキツバタ、いやいや、立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花と三人三様の艶やかさで、いいコラボ画像を。
今年は、悦子がNYに行く番。さぁ~またがんばらなきゃ!

写真家銭谷氏大活躍!

かねて懇意の写真家・銭谷均氏の写真のグループ展が今日からアートもりもとさんで。銭谷氏といえば京都の大魔神・伴画伯の朋友。ライカで撮る彼の白黒写真には悦子のみならずファンが多いはず。
その銭谷氏のお仲間の展覧会とあらば、いずれも歴戦の強者揃い。また美術家の秋山佑徳太子氏や雪舟の研究家として知られる日本美術応援団の山下裕二氏、脳神経外科のドクター美馬氏など、尋常ならざる面々も。名古屋からは中京ギャラリーキュレイターの森本氏が旧知の方々と楽しげに。
今回の仕掛人アートもりもとの佐々井嬢は悦子の京橋界隈のお仲間。ギャラリーpsyの藤原嬢と共に三人で小娘美人画商組合を結成(?)、仲良くさせていただいている有能な方である。
初日とあってにぎやかな二次会に悦子とみそそ画伯も乱入、楽しい一時を。初対面のみそそ画伯、いとこと秋山氏がお友達だった、とかで驚く。ほんに世間は狭いもの。
中日すぎの画廊には、ご存じ府中の本江館長、いなさんの会社の紅一点布施嬢、多摩美ーズ古市君、プリンス行近君などの御来廊。めでたくお正月セットでおもてなしを。

美女と野獣?

昨夜、最終の新幹線で奥様の元に帰られた森田酔伯、このごろはちと酒量も控えめにされているらしくいい案配で。今日は畠中光享画伯の名代で奥様の理恵さんが御来廊。十月末の三越さんでの個展にあわせて、文化庁派遣のアイルランド留学の旅から戻られて以来、年末年明けの怒濤の日々を送られていたそう。今回は悦子もどたばたで恒例の京都詣でが出来ないで申し訳なく思っていたところ、奥様の方からの初の御来廊で恐縮。有り難いことである。
オータニ美術館での御用かたがたとのことで、品のよいベージュのスーツで素敵な出で立ち。川勝本店の千枚漬けと舟和の芋ようかんを有り難く頂戴し感謝感謝。
その残り香も消えやらぬ頃に登場したのは、ご存じいなさんと武大人と富山の立山画廊ご主人堀實紀男氏。その男たち、一升瓶を空にする頃には野獣の熱い咆哮。武大人のお兄様手製のからすみに、京都の千枚漬けがまた酒にぴったり!進まない訳がない。
不在ながら、酒聖森田酔伯に敬意を表して熱い夜となった。

 

嗚呼!始発電車のベルはなる、、

誕生日の怒濤が終わったら、忘年会の嵐。今日は日曜日につき、6時速攻終了後、藤沢で「湘南画家チーム」の忘年会。
湘南在住の扱い作家が多い悦子としては、是が非でも行かねばならぬ、ということで。亀戸の井手尾節子画伯も急遽名誉湘南人に仕立てあげ東海道を西下、怒濤の宴会に合流した。
以下、一次会後流れた二次会での画像。みな画家より歌手になった方が、と思わせて余るある熱唱ぶり。6時から始まった宴会、御開きになったのは朝の5時。嗚呼、またもや始発朝帰り。若いんだか、馬鹿なんだか……でも、とりあえず元気だぁ!

小林身和子画伯のフィアンセ再び!

文月会のメンバー、村越画伯と小林画伯の御来廊。四年前のグループ展以来それぞれ個展をめがけて頑張ってきた仲間でもある。その一翼小林画伯が二月に結婚することになったのは、先日お伝えしたとおり。
女子美からの同級生でもある直野画伯、まだ婚約者の行地氏にお会いしていなかったため、今回ご紹介の段に。ナイスガイの行地氏、先日は画家の夫になる心得をかる~く受けていかれたが、今日は大分心構えがそのモードに。どんな環境でも、続ける気持ちがあれば絵は描いていける筈、是非ここは一番、新たな環境を糧に境地を開いてほしいもの。いいパートナーがいるというのは何より心強いことに違いないのだから。 まずは、お二人のお幸せを祈ろう。
一方、当分絵の道一筋の直野画伯。何時どんな出会いがあるのか、分からないのが恋の道につき、こちらも幸運を祈る。
夕方からは、漆の分島氏、久々のいもきん小黒氏、スーパーりこちゃん、みそそ画伯、千々岩画伯、吉岡画伯などといもきん氏ご持参のつまみで一杯。ああああそれなのに悦子はパソの御勉強。道は遠いのう~。
みそそ、りえぞー、あずぴ各画伯プラスりこちゃんから、フットマッサージの三回分のチケット頂戴する。う~ん、行く前の手入れが大変そう。でもドキドキの初体験、きっと極楽だろうなぁ~。うふふ。

完熟?の誕生日

いよいよ女盛りの誕生日。おかげさまで小娘も無事完熟の次第に。
さて、画廊では本物の小娘・直野画伯もお着物で。どうも親子図になるのが許せないが、まぁやむを得まい。画伯の絵を毎回見に来てくれている森本秀樹画伯や斉藤実氏などとお着物記念のショットを。
ケニアッタ三浦姉御も、勘良く久々の御登場。姉御ほどまだ戦士になりきれてない悦子、半端な事だが髪をきって小僧志願。
夜は銀子のお座敷がかかり、魚河岸の鈴木水産でウニやらカニやらテンコ盛り宴会におよばれ。普段普通の方は上がれない二階で特別仕様のお料理とか。銀子のイタリア語の御学友たちはさすがラテン系だけあってみなさまおいちいもの好き。ウニ争奪戦で銀子に勝てる唯一の女として、皆様の尊敬の眼差しを受けた。
その後、次の座敷の中野へ。昭和36年から続けている「路傍」というお店は悦子と牧ちゃんが出会ったお店。ご店主いもちゃんとその奥方かずちゃんとは二十代からのお付き合いで大変お世話になった。今から思えば酒も飲めない客をよくこんなに大事にしてくれたもの。仲良しの御常連中村氏は悦子に呼ばれたように、お約束の品を持って登場。毎日の大槻記者と智恵子嬢もご一緒に。
俳友麻里伊の店では俳句の仲間たちが待ち構えて俳句のプレゼント。以下、ご披露。
手の荒れて 郷里(くに)は雪らし 廚あかり(十朗)
髪切りて 残心雪に 委ねけり(稲四郎)
頬に杖 冬に生まれし 女かな(麻理伊)
冬の夜 紺色の空 遠くなり(松助)
冬の宵 纏ひし女 店に入る(磨女)

悦子の俳号は遠見。誕生日につき駄句掲載お許しを。
断髪や きゅうきゅうと鳴る 冬の帯(遠見)
雪国の 女と生まれ 年の暮(〃)

LABO展ー15th/今回はこれがみどころー越畑画伯編

越畑みそそ画伯が永年温めていた構想にはじめて挑戦、愛猫の小龍(シャオロン)と好乞(ハオチ-)の絵を描いた。ちっともじっとしてないこの兄妹、画伯夫妻には子供以上の存在。いつ描くかと思われていたが、可愛さ余ると、なかなか手が出せないものらしい。
今回、その禁を破って挑戦したのは、実は茅ヶ崎の吉田春彦さんがくれた金泥が発端。すばらしい発色の金にほれぼれした画伯、これで何を描くか話しているうち、春彦さんが突然「猫脱糞図」はどうでしょうか、とめまいがするような御提案を。
たしかに猫百態の巻き物を、という話のなかではあったが…。かくして、画伯のあとに引けない果敢な猫との格闘がはじまった。とくに脱糞図は、前代未聞のチャレンジ。画伯も大変だったろうが、猫にも災難。どうもみられていると興がそがれるらしく、猫たちは非協力的だった模様ではある。それをなだめすかし、あの恍惚のポーズをゲットしたという。
常に側にいる猫たちだからこそ、捉えられたあの姿、この姿。みそそ画伯の秘蔵の金泥は、まだたっぷりあるはず。新たなモチーフを得てますますほわほわな時間を充実させるに違いない。
画像では、淡すぎて金泥の品のよさが伝わらないので、これは是非実物で御確認されるようお薦めする次第。よかですよ!


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