みどりさす 斉藤祝子展 Noriko Saito

2014年5月7日(水)-14日(水)  12:00-19:00

日曜18:00, 最終日17:00まで/会期中無休

 

私が暮らすカナダ東部では5月になると一斉に花が咲き、木々の緑が

あふれ出します。待ちわびていた緑に自然の大切さを教えられ、長く

厳しい冬から一気に解き放たれた生命の輝きを感じる季節です。

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山下晃伸写真展

3月4日(火)~11日(火)

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「moving still life」より

この作品は暗闇の中で、その時の天候によるが数分~数十分を超える長時間の露光によって撮影されている。目で直視するだけでは見えない夜光ならではの世界が、カメラを通して、初めて現われてくる。夜光写真の魅力を引き出した作品である。
夜光による表現の世界は、人工照明の発達やカメラ及び写真に関わる技術の飛躍的な進歩により、これまでにない表現領域としての可能性を有している。夜光写真の撮影は周囲の光源の弱い状況下で、三脚の使用がなければほぼ不可能に近かった段階を経て、カメラの高性能化、ISO感度の高感度化などにより、大きな変化が生じている。特に三脚を用いた長時間露光による撮影では、どのような微弱な光源の下でも夜光写真の撮影が可能になり、そのことによって撮影する被写体も変化している。夜の屋外で撮影することが難しいとされる人物や動くものに対してストロボを用いない自然な撮影が可能となってきている。
今回、掲載した「moving still life」と名づけている作品の被写体は日本各地にある公園の中で特徴の強い怪獣の形になっている遊具やオブジェを選んでいる。この公園の遊具、オブジェは、インターネット上のブログやツイッターなどで公開されている口コミ情報を参考に、夜実際に足を運び、その撮影条件を見て被写体を決めている。
この被写体を、昼の光ではなく夜の光を使い撮影することでしか出ない表現や色合い、出来事を一つの形にすることを考え、被写体が公園のどこにあるか、街灯の数がどれだけあるのか、撮影に行く日の天候はどうなのかなどを全て見極め、写真に収めている。
この「moving still life」の作品の撮影は2007年から続けており、100ヶ所以上撮影した中から選出して展示をする。全国にはまだ私の知らない公園が多数あるので、時間をかけて撮影を続けていきたいと考えている。
作者略歴
1984年 生まれ
2007年 3月  東京工芸大学 芸術学部 写真学科 卒業
2009年 3月  東京工芸大学 大学院 芸術学研究科 博士前期課程 修了
2013年 3月  東京工芸大学 大学院 芸術学研究科 博士後期課程 修了
博士号(芸術学)取得
現在  写真家として活動中(株式会社AKYA代表取締役)
就労継続支援B型施設「飛翔クラブ」写真撮影講師
受賞歴
2006年10月  フォックス・タルボット賞 第二席 受賞
2007年10月  富士フォトサロン新人賞 2007 受賞
2009年 3 月  東京工芸大学 後援会長賞 受賞
2010年 3 月  エプサイトギャラリースポットライト対象展 選出 など

展示歴
2005年 「night urban district」          アートスペース銀座ワン
2006年 「follow」          アートスペース銀座ワン
2009年 「moving still life~公園の夜に見えたもの~」 Mott gallery 2F
2010年 「moving still life~公園の夜に見えたもの~」   epsite ギャラリー
「新宿」                フレームマンギンザサロン
「新宿」                     銀座・芹川画廊
2012年 「夜光」                フレームマンギンザサロン

その他 多数参加経験あり


山下晃伸
http://akya.jp/
mail@akya.jp

山田りえ展

2013年11月18日(月)~24日(日)

毎年恒例となりました山田りえ展ですが、今展ではライフワークの花とともに若い頃から手掛けてきた人物の表現に挑戦していただく事となりました。
物語性を秘めた女性像に託された山田りえの新しい世界をご覧いただきたくご案内申し上げます。

柴田悦子

赤い薔薇

会場3

会場2

からすうり

えびねWSM

序章30号

山田りえ 854

会場1

明け方の月50F 猫3 会場4 音は聞こえない50F すみれ35cm角 さまざまな夢50F

中 千尋美人画展ー化粧けわいー

2013年10月21日(月)~27日(日)

鏑木清方、上村松園、伊東深水など美術史に残る「美人画」の巨匠たちの画業を慕い、その系譜に連なる道を模索する中千尋が新作を発表いたします。
今展では「化粧―けわい」と題して、花柳界や日本舞踊の世界に深く分け入り取材をかさねた珠玉の美人画を絹本や紙本に描きました。
それぞれ長い歴史を持つ伝統的な世界の、外からは伺いしれない「美」と「芸」の神髄を身を以て体感すべく踊りと音曲にも鋭意取り組んでいる中千尋の筆が描き出す艶やかな心意気を画布から感じていただければ幸いです。
また、来春開催の「第一回八王子をどり」公式ポスターの絵と題字揮毫の依頼を受け描いた渾身の力作も併せて展示し、敬愛する八王子芸妓衆への讃歌といたします。
時代を超えて伝えたい「美人画」の魅力を是非この機会に堪能して戴きたくご案内申し上げる次第です。会場人物02 会場人物01 宵宮 吉原雀舞台装置 会場風景04 会場風景03 会場風景02 会場風景01 青柳 五月雨 春告草

武井好之展 -島紀行Ⅵ-

 2013年10月1日(火)~9日(水)
 12:00~19:00  日祝18:00 最終日は17:00まで

ライフワークとして取り組んでいる沖縄ー「島紀行」展。

岩絵具では出しにくい「島ブルー」の色を探し、高温多湿の気候に

あうにかわを工夫するー武井好之の挑戦は尽きることがない。

今展では島影を描くシリーズの他、南国の花を扇面に配した作品等

バリエーション豊かな構成でみなさまをお迎えする。

翡翠葛 扇子 ベンガルヤハズカズラ 扇子 グンバイヒルガオ 扇子 ハイビスカス 扇子 サンタンカ 扇子 グンバイカズラⅡ 扇子 R0024637 翡翠葛 910×380cm Minisi  F10 kanikaji  P15号 古道 恩納村 ハンタ道 備瀬の道 6号 会場4 屋那覇島 950×290cm 会場6 会場3 会場2 会場1

越畑喜代美展 お茶会風味

9月20日(金)~28日(土)

枯竹庵と称した一夜作りの茶室に「御勝手流」の看板をかかげた「お茶会風味」展。越畑喜代美の薄墨の「名月」は年々歳々深みを加えつつ、相変わらず其処此所の草はなを照らし続けている。今年は北欧風とも見える墨のシンプルなラインを生かした風炉先屏風や、おおらかな風合いを大切に描いた旬のものたち二十余点とともに皆様をお待ちする。

越畑会場1 夏が来る 会場2 会場3 会場4 会場5 月光小径 種便りー空木 種便りー山杜鵑 種便りー栴檀草 種便りー百日紅 秋唄譜 われもこう 想季図 葡萄図 仏蘭西梨図 木陰の言葉ーどくだみ 遊草図ー石実皮 遊草日ー野ぶどう 葉々観月図


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