岩坪賢展

12月1日~8日

岩坪 賢 Satoshi Iwatubo

1980  大阪府生まれ

2004  武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業

2006  武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース修了

2009  武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程造形芸術専攻単位取得退学

東京都在住

山田リえ日本画展

11月22日(火)~30 日(水)
12時から19時 日曜日・祝日は18時まで
最終日は17時まで
圧倒的な存在感を見せる花の描写で知られる山田りえが
今展では別の引き出しを聞けて、新たな可能性に挑む。

	

中川雅登展

二年ぶりの東京個展となった今展、豊橋からワンボックス車で作品とともにやってきた中川雅登(まさと)は早速余震の洗礼を受けた。
個展前の画家は、作品が会期に間に合うかぎりぎりの崖っぷちを渡っているため、アトリエの外に疎くなりがちであるが、中川もまた東京の状況は来てから認識したもよう。
自粛に傾きがちなこの世相にあって中川がすごいのは、毎日デパートの屋上から山野草の鉢を買って来てスケッチに余念がないことだ。画廊にあっても日々描くことのペースを変えず、晴れても曇ってもちいさな花びらの形に感心し、葉脈を追いかけている。
 目を壁に転じれば、そこには二年の歳月をかけて蒐集した草花の繊細な作品の園。山川草木悉皆仏性とはよくいったもので、草の花の造形の可憐さはまさに神のわざである。
豊橋の自宅におよそ600鉢もの山野草を育て、その数は家人の制止がなければまだ増えそうな勢いと聞く。 まだ弱冠43歳ー心やさしい大男の挑戦はまだまだ続く。

越畑喜代美展ー再び春へ

春一番といえば風だが、たんぽぽの綿毛とともにやってくるのがみそそな世界。ようやく水温む、とか、長閑とかいう言葉と季節が一緒になった感じの今日この頃、毎度っ!という声とともに始まったさわやか朝搬入ーこのぎりぎり感がいいのよねっっっっっ!と、独り言。
しかもメインのちび巻物が届いてないぞ!きゃあきゃあ騒ぐわりには手が進まない女どもに目もくれず、淡々と作業を進める子犬便・タッチャンにまずは感謝。
なんとかならなかった事はない、と呪文のように繰り返しながら、われらB型チームが存続できるのはA型様とO型様のおかげです。
それはさて超ミニサイズの大作・みそそな巻物は机の上に鎮座ましましているが、これを繙いた人は必ず「欲しい~!」と叫ぶ。題して「御猫日日図」。画伯愛用のトルクメン族のアンティーク絨緞の上に置かれた中国の文机(しかも酒臭い)の前に座れば、宗次郎の曲とともに悠久の時間が流れはじめる、筈。岩瀬家の御猫様たちの、しどけなくも愛らしい姿態を余すところなく伝えるの図は、右から左への時間軸を得てさらに縦横無尽なものとなった。もう一度もう一度とご開帳をおねだりしたくなるこの超ミニ大作は是非実見でご覧を。
明石と大分からのお客様とともにひょっこりひょうたん島の人形制作者・片岡昌氏をお迎えしたの図も。


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