芸大恩師・先輩・同級生一同に

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 展覧会も終盤を迎えた今日、芸大工芸科の御大たちが次々と。先日も茅ヶ崎・ギャラリー俊で御目にかかった教授の佐伯守美先生はじめ高橋誠先生、豊福誠先生、先輩の望月集氏などにぎやかに祝ってくださった。
 同級生の中田君や荒木君など同期の方々も丹念に今年の仕事をみて質問を。さすが、全員作家だけあって、専門的な質問や意見が飛び交い、なかなか濃い夜になった。
 陶芸科の1クラスは5人とか。ほぼ6年間、窯のこともろくろのこともお酒のことも同時に教わったに違いない。そんな年月が偲ばれる熱い男たちだった。あと何十年かたったら、この夜のメンバー全員人間国宝だったりして、、。

齋藤隆展ー気仙沼にて

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7月の京橋界隈展の打ち合わせ旁々、気仙沼リアスアーク美術館で開催中の齋藤隆展に。川内村から三春に帰省中の画伯をピックアップして気仙沼にいくために、朝四時東京出発。運転はご存じ・ドーベルマン運送村山氏につき、眠くてへろへろの悦子は早速毛布とお友達。一気に東北道を北上、8時には画伯宅に。画伯と合流後さらにみちのく三人旅。見事、昼食は気仙沼のお寿司に間に合うところが、プロの走り屋よのぅ。
近海もの本まぐろや名物フカヒレなど賞味後は、いよいよ超モダーンな美術館へ。お迎えいただいたのは、プリンスの名を献呈したいような美丈夫の学芸員・岡野氏。ワークショップで油画をやっているというプリンセス・磨由美ちゃんも御同席頂き、気仙沼と美術館のあれこれをレクチャーしていただく。
放浪時代の齋藤画伯の貴重なスケッチはじめ、未発表の作品も並ぶ見応えある展観は圧巻。やっぱり鬼才!の画伯、最初から凄い。真っ黒に描かれた人物は、一緒に土方の仕事をした仲間がモデルとか。何を描くか明確に分かっている人の線はやはり強い。要はこの思いの有る無しか。
感動という言葉では置き換えられない何かを呑み込んだような気持ちで辞す。確かにあるもの、、きっとその塊だったのだろう。24時間かかって振り出しの自宅に到着。ドーベルマン村山氏に感謝!!

藤井隆之作陶展

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2002年の初個展以来、悦子画廊では二回目になるターボウこと藤井隆之氏の作陶展が今日から。
五月五日・子供の日生まれの氏の、博多人形のような童顔からは想像できない手練の作品が、二年ぶりに画廊で披露された。待ちきれないお客さまが開廊前から並ぶなか、残りの作品の仕上げで氏は窯の前を離れられない。留守を預かる悦子があたふたしている一時間の間に初日に並んだ作品のほとんどが売約に。
前代未聞というか、阿鼻叫喚というか、もちろんうれしい悲鳴には違いないが、しばし呆然とする。
すでに学生時代から、その才能を注目されていた氏は、大成功だった初個展後も謙虚にこつこつ精進を重ね、また素晴らしい深みを湛えた彩磁を仕上げた。ろくろの腕も、陶の上とは思えない色の発色も、日夜問わぬ努力の賜か、格段の冴えを見せている。前夜、一人で展示をしながら、この二年間に氏が窯の中で割った器の数が思われて粛然とした事だった。
このように見事に開花した才も、時間との戦いにはやや苦戦。完成度を求めるあまり、予定していた作品の半分はニ日後に仕上がるという。多分徹夜を続ける氏のために、窯のなかの神様に祈る。
氏とは多摩美ーズ後輩・藤井美加子画伯の弟として知り合った。日本画が大好きで工藤甲人先生を尊敬するという氏の、焼き肉をおいしそうに頬張る姿にほだされて初個展を引き受けたいきさつも今は昔。
見よ、かつての童子は見事若武者に変貌を遂げてここに作品を残した。洗練を加えた蓮の連作は先人の仕事と比してもひけをとらないばかりか、余人の立ち入れない世界に突入しつつある。初日を祝って駆け付けてくれた方たちに感謝しつつ画像を。

池田展ー次の旅路へ

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凝縮した気の満ちた池田展。新作の親鸞像には妙好人・有福の善太郎さんと温泉津の才市さんが描き込まれている。学問や修業によってでなく、信心の心によって御仏に近付いた人たちだ。妙好人の「他力」にゆだねる心は、生かされている感謝とともにある。
中学の時に倉田百三の「出家とその弟子」を読んで感動し、その後「歎異抄」に挑戦したが歯が立たなかった記憶のある悦子も、妙好人ときけばなにか親しい感情が湧いてくるのは、その信心がよく見知ったものであるからだろう。
まして真宗の影響の強かった石見地方では、土地に深く根ざした宗教感があるに違いなく、田を耕すように画伯は自らの心を耕しているに違いない。今は母上の介護をしながらの日々と聞くが、「母を介護しているのではない、母の魂に導かれて、不思議な旅をしているのだ、、。」と。この親鸞像の作品写真を御覧になった岡部伊都子女史から「類い稀なほど美しい」とのご返信を受け取った、という。精神の深まりが絵に素朴な味わいを加えているのだろう。この一連のシリーズを描きながら池田画伯こそ妙好人の境地にいたるのかもしれない。益々のご精進を祈るものである。
さて、最終日の今日は池田画伯の旧知のお友達たちが大勢来て下さった。清水博・まり子ご夫妻、水上洋一郎・令子ご夫妻、また鏑木昌弥氏など、長くご交遊のある方たちに心入れの作品を見て頂き、まずはほっと一息。次の巡回先・富山でまた多くの方たちに見て頂けるよう祈りつつ、、。

春彦氏の情熱ー松露事件

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いささか前の事になるが、「松露事件」とでも名付けたいいきさつがあった。まず、松露だが、海辺の松の地中に発生するキノコのこと。春彦氏ご幼少の頃には茅ヶ崎でもよく食べたらしく、よくご存じだった。今は珍味中の珍味となってしまったこのキノコの話題をふったのは、中野の路傍ご主人・いもちゃん。ご存じ牧ねえが摘んできた山菜のてんぷらを御馳走になった時のこと、ご一緒した春彦さんと中尾さんが茅ヶ崎在住と知ると、珍味に詳しいいもちゃん早速話題に。
その日から春彦氏、松露探しに奔走し、めでたく入手するも、足が早い松露をその日のうちに渡す手立てがない。すわっとばかりに、たまたま出会った池田美弥子画伯にリレー。東海道をひた走って画伯が悦子にバトンタッチ。そして深夜の最終受け渡しまで何本の電話が行き交ったことか。奇跡的に翌日、茶碗蒸しとなった松露をいただきながら、春彦さんの情熱にひたすら感謝!珍味道は一日にしてならず。いや、一日おいてはならず、か?
その春彦さんが今日は文化財研究所の塩谷氏を同道の上ご来廊。菊池容斎の研究をするという塩谷氏、練馬守野地氏の元同僚とか。居合わせた渡辺薫画伯とも意気投合、なんだかとても盛り上がる。実はこの後、松露のお礼にと豚の丸焼きの店に。もちろん談論風発のまま、おいちくいただいた。
十大弟子の皆様、ごめんなさい!!食欲に負けちゃいました。

 

堀文子先生を囲む同窓会

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明石の橘ファミリーのご登場!NYでご一緒した裕子ちゃんは、今日も華麗なるビーチサンダルコレクションの一点を履いて。ママがお出かけで今日はパパが寂しそうなので、みそそ画伯と悦子が脇侍役。この間からスタッフとして来て頂いている産賀(うぶか)さんもお嬢さんとご一緒に。昨日は男度が高かった画廊、今日は一転して、女の中に男がひとり、の状態。パパきっと長生きするよ。
夜はニューオータニ美術館で展覧会中の堀文子先生を囲んで、各世代の同窓会を。なんだか、一番若くて、一番流動食を召し上がる先生に圧倒されっぱなしの私たち。赤坂有薫という有明の魚料理の名店だったので固形物もおいしかったが、飲み放題のコースにつき、先生に追い付くべくみんな流動食をがんがん!先生の元気にだけでもせめてあやかりたいもの。御健筆を!!

池田一憲展

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そもそもの初めは、1988年に西武百貨店で開催された「私の十大弟子展」に遡る。畠中光享画伯・齋藤隆画伯との競作で、このテーマに挑んだ池田一憲画伯の作品は、一際異彩を放っていた。それぞれが際立った画家たちではあるが、池田画伯のとらえた世界は尋常の法をはるかに越えて、突き抜けていたように記憶する。この時、池田画伯の名前を初めて知った悦子だったが、思いは通じるもの、その後お目にかかる機会を得てお人柄を知るにつけ、今度はその並はずれた真面目さに驚くことに。
今回の「十大弟子」は前述の展覧会に前後して描かれたものだが、どうしたことか、十大弟子のうち、「智慧第一」といわれた舎利弗尊者と「頭陀第一」の摩訶迦葉尊者が欠けていた。折にふれ催促してもどうしても出来てこなかったという。以来20年、この作品たちは倉庫にしまわれてきた。今回、これを世に出すべく企画を立てたところ、心にかなうものがあったのか、意外な早さで作品が出来上がり陳列の運びに。
鋭い眼光を放つ尊者の姿は、仏伝を丹念に読み、それぞれのイメージを十全に膨らませたもの。最初の頃はチベット探検の途上、行方不明になった能見寛の人生を重ねたのだとか。「原始仏教教団」の弟子たちのストイックなまでの求道精神を表現するのは、厳しい人生への問いかけなしには不可能だと思う。
見事に凝縮された尊者たちの姿は、白い紙に写しとられ、まるで実在した人のようだ。その眼光に射られ、恐いと背をむける向きもあったが、このひたむきに「求める」目こそ現代が失ってしまったものではないか、と改めて思ったことだった。
池田一憲画伯は、島根の寒村で農業をしながら、この目のまま絵を描き続けて来たたぐい稀なる画人である。最近は親鸞に心を寄せ、その思想を勉強しつつ、「曼陀羅とは動くものである」という梅原猛の言葉を具現化すべく挑んでいる。
この度の展覧会にあたっては、長年画伯を物心両面にわたって支援していらした井浦敏之氏の御協力を仰いだ。共催の富山・立山画廊堀實紀男氏とともに、お礼申し上げる次第である。
ご郷里でお母上の介護を勤める画伯に代わって初日の画廊に集って下さった熱い男たちの画像を今日は。(なんだか異常に男度が高かったのは何故?

松谷画伯最終日

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故・加山又造先生のご子息、哲也氏令夫人・英利子さんがお嬢さんの万葵さんとご一緒のご来廊。ご多忙のなかご自身の個展もしていらしたのだという。今日は加山先生が選ばれた桜の刺繍の帯で、艶やかながらきりっと装いを。万葵さんは多摩美の芸術学科四年生。この前お目にかかったのは二年前か、すっかりエレガントになって登場し驚く。 また北海道からは、ギャラリーどらーるの坂本公雄氏のご来廊。10月にデビュー戦の羅漢工房・浦野氏の義理のお兄様とか。ホテルの経営もなさっているので札幌にお出かけの方は是非お訪ねを。彼のサイトhttp://www.doral.co.jp/gallery/index.htmlからたどって悦部屋に遊びに来てくれたのは、やはり北海道の蟹谷さんとそのお友達。うーん、感激!遠くの方がチェックしてくれていると思うと、さらに励まねば、、。 久々の加藤良造・美佐子画伯夫妻もうれしいご来廊。さらに、年末の藤沢で悦子の餌付けの洗礼を受けた土屋君も。このたびは多くの方に今展を見て頂いた。松谷画伯の人徳もあるだろうが、今年はどんな絵になっているか、目が離せない旬の画家だからだろう。次にどう進(深)化しているかまた待たれることである。

川崎さいか屋で大野麻子展

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当サイトでもお馴染みの大野麻子画伯の展覧会が、19日から25日まで、川崎のさいか屋で。ご担当は吉田正美氏。初日の今日はさいか屋美術画廊のマドンナ・永澤嬢のために、例のかぶりもの(今回はカッパ)をつくった麻子画伯による献上の儀が。 もう一人のマドンナ・窪田嬢も麗しく参加し、つつがなく儀式を終えた顛末をご報告。
小雨ちらつく川崎だが、麻子画伯の春色で画廊のなかは明るい。いつもてきぱき出来る系の永澤・窪田両嬢も、かっぱの甲羅を背負ってうれしそう!麻子画伯のかぶりものは超レアな縁起ものにつき、今後の「大吉」は約束されたといえよう。いい出会いがありますように!

同級生大集合!

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という訳で(なんのこっちゃ)引き続き多摩美ーズの面々の御紹介。松谷画伯は言わずとしれた加山又造画伯の教え子。特に美人度が高かった加山クラス。先生に励まされて絵を続けている画家の如何に多いことか。
今回の個展の直前に亡くなられた加山先生のご葬儀で、加山クラスの方たちは久々に集まり、改めて先生の御恩を思われたと聞く。一緒に合宿し、加山先生は夜中まで学生とつきあって話に打ち興じたという。個展直前にその恩師ご逝去の報に接した、松谷画伯の心中もさぞやと思われる。
この度はその思いを共有する方たちが数多く来てくださった。りえぞー画伯然り、市川さん然り、鈴木氏然り、亀山氏然り、吉村氏然り、もちろん計介画伯然り。お仕事でご葬儀に参列できなかった計介画伯、教室で生徒たちと黙祷を捧げながら泣けて仕方なかったと、また泣いている。いろんな思いがつまった何十年が込み上げてくるのだろう。ただただ感謝!
また、今日は松谷画伯のモデルをつとめた荒船嬢のご来廊。どこかスマップの中居君に似たかっこいい方。画家たちの間では伝説のモデルさんとか。そんな彼女と同席できた悦子友達の小沼君はにこにこ。そのお友達もラッキー!美しいものが大好きだった加山先生の衣鉢を、松谷画伯も受け継いでいくに違いない

多摩美ーズ大集合

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松谷画伯の学生時代の恩師・米谷清和先生と、先輩仲山計介画伯が揃って登場し、現役の多摩美ーズの学生さんも交えて各年代の交歓が。
りえぞー画伯は、松谷画伯とは同期、また後輩の浅見貴子画伯と藤井美加子画伯もまた同期。作家が多い学年というものがあるのはどうしたことか、いつも不思議に思う。それぞれ画風も違うのだが、気付かぬうちに切磋琢磨しているのだろう。
今日は久々のいもきん小黒夫妻のご登場もあり、にぎやかな宴の一夕となった。

テレビ収録とおいちい生活

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某氏から度々コスプレなんて止めて大画廊の道を目指そうよ、とご助言を頂きながら、画廊に御縁の方々を増やしたい一心でポピュラー化の道を歩む悦子。今回は銀座の楽しみ方の一方法として、夕方の画廊を取材していただいた。
悦子画廊をよく知る九里ディレクターの肝いりで収録された番組のレポーターは、イラストレイター兼ライターの吉田類氏。山や居酒屋のオーソリティとか。ご本人も絵を描き、一時は画廊をやっていたという御仁だけあって、松谷画伯の作品にも大変興味をもってくださった。何時放映されるかは、また追ってご報告の予定につき、その暁には笑ってくだされ。
夜は、先日お知り合いになった銀座7丁目の「羽衣」という中華料理のお店の方のご招待を受けておいしい生活。名物・点心と絶品の老酒に、今日一日の緊張をほぐす悦子と出演者一同だった。

久々に御登場の面々

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気仙沼から、名物「カモメの玉子」をご持参で林の御大がご帰還と思えば、飯田から吉川の大殿が。
デッサン会で松谷画伯とご一緒の梅田氏と林の御大は初対面ながら、松谷画伯を間に意気投合。頼もしいお兄様方がいて画伯もお幸せ。
悦子方のお兄様・いなさんも久々のご来廊、こちらは吉川の大殿と痛飲しつつ旧交を暖める。意気軒昂な殿方をよそに画伯と悦子はもっぱら食欲に走る。また、プリンス内山画伯も「すみませ~ん」と終わり間際の画廊に駆け込み、湘南のよしみの画伯とツーショット。元気であればよろしい!
今日は築地泊まりの吉川の殿を囲んで四方山話など夜の更けるまで、、。

秘密の花園ーいい男編

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俳句仲間・九里ちゃんのお仕事仲間が、お休み中の画廊にたちよって下さった折の画像を御紹介。
下の岩戸で一杯きこしめしたご一行は、各年代のいい男たち、プラスいい男っぷりでは負けないりえぞー画伯。ご存じ九里ちゃんはテレビのディレクター。その仕事の御縁の方々、渋めのダンディーは菅原章氏・白石健太郎氏とそのパパ正俊氏をお迎えしちょっとうれしい悦子。
菅原氏のお子さんのために、りえぞー画伯が描いた夏猫も添えて。

松谷千夏子展

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松谷千夏子展初日- 連休明け一番、五月の薫風を感じさせる松谷千夏子展が今日から。 例年この季節は松谷画伯とともに明ける。季語でいえば、八十八夜、初夏、青嵐、若夏etc.。彼女が幼少の頃を過ごしたカナリア諸島にもこのように爽やかな偏西風が吹いていたのだろう。千の夏と書いて千夏子。彼女が生まれた時、ちょうどお父上は赤道直下にいたのだという。それに因んで付けられた名前と聞き、なるほど、と得心。 その後移り住んだ場所も鎌倉と海に御縁のある場所である。ものこころついて、初めて見た風光は常に海辺であった事が彼女の色感を決定したといっても過言ではないだろう。 どこか物憂い風の中に身をまかせつつ彼女の人物たちは遠く目線を彷徨わせる。等身大を越えて大きく引き延ばされた顔の彼方に、海はその青色をわずかにのぞかせている。この静けさは一体何だろう。風に揺れる木の葉を見ていると、いつの間にか音が消え、異界に連れ去られてしまいそうになる、そんな漠然とした不安と陶酔。あやふやなその感覚が画伯の絵と一緒にいるとよみがえってくる。 極端に減筆された線と色の中で、「記憶」として留められた残像が立ち上がるような、虚実の境目を彼女は描く。わずかに彩色された作品たちは、見るものの心の中で色を得て生き生きと動きはじめるのだろう。 現実の画廊の中も虚々実々。搬入隊の立野たっちゃんが色付きのドレスに身を包めば、そこはもう怪しい魔窟。現実の女たちは色を失って影と化す。ドイツ出張から帰ったばかりなのに、搬入に呼び出されキャプションまで徹夜で作らされたたっちゃんよ、ありがとう!の気持ちをこめたこの撮影、船頭が結構多くてすんばらすぃ〜画像に。公開できぬ数々は、皆様の中で補ってもらって、と。

茅ヶ崎吟行

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俳句の会の仲間と今日は茅ヶ崎に吟行。吉田春彦さんの御紹介で、小津安二郎監督がよく利用していたという名旅館・茅ヶ崎館へ。
久々の吟行にすっかり遠足気分の俳誌「や」のご一行は「湘南ライナー」に乗り込むや早速句作。現地で俳句修業中の池田美弥子画伯、樋口薫画伯、武大人画伯、うなぎ田ポチくんと合流、まずはご当地茅ヶ崎美術館で「版による表現・木版画さまざま」展を鑑賞。しかるのちうらうら散歩しつつ句想を練り、春彦さんご用意の昼食後いよいよ句会。
ちなみにいいだしっぺの悦子がな~んと最高得点句。以下それぞれの句を怒濤の一挙掲載
白波の立ちては折るる端午かなー遠見(悦子)
行かぬ道赤くつつじの咲いておりー磨女(まめ)
小手毬や女優の部屋の堅くとづー麻里伊
古机台本(ほん)書き終えぬ麦の秋ー馬入(うなぎ田)
貞奴のうなじの青さ松の花ー洋三郎
草取りのおばちゃんそれは菫だよー茶壷(樋口)
まめあじの太平洋を泳ぎしかー海子(池田)
青なり新しき風吹抜けりー武大人
男等が海からあがる青嵐ー十郎
「友情」の文字に装飾子供の日ーさくら
風青し小腹の減りし版画展ー松助
サーファーのゆうるり波に呑まるかなー九里
てなことで無事終了。あとは南郷から柳島へ歩いて漁師料理の万蔵丸で食事をしつつ二回戦。その後画廊ご用達のカラオケBOX「ティンカ-ベル」にて歌合戦と果てる事なき戦いが、、。

おいちい生活ー生フォアグラ!

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あらゆる珍味を愛する珍味堂主人悦子の前に、おフランスから空輸の生フォアグラが。ご当地でもこの生タイプはめったな事では口に出来ないとか。今日はもうすぐトロントに帰る齋藤典子さんと、テリー&佐名ちゃん宅へ。
例によってシャンパーニュで迎えてくれたテリーと佐名ちゃん、まずは生ハムとメロンでフォアグラまでの道を整える。ワインを白にかえていよいよ大事に空輸された瓶をあける。こんなきれいな黄色はないと思わせるピュアな脂を取り除き、口に含むと「むむむ!!」と唸るうまさ。いかん!いくらでも食べられちゃう~!やっぱり、メインの前にめくるめいてしまった悦子、ソファーで絵を鑑賞しつつひと休み。あ~極楽、極楽!な~んていっているうちにテリー家の末息子猫マックス君にまたもや添い寝してもらう事に、、。

中尾画伯最終日ーご家族とともに

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熱い男・中尾画伯の展覧会も最終日。最愛の奥様木綿子さんがご子息・寅彦ちゃんとご一緒にご来廊。前にも御紹介したが、実は彼女、辰巳渚というペンネームで「捨てる!技術」という本を書いているベストセラー作家である。モノもオトコも捨てられない悦子としては、なんとか捨てる技術を学びたいもの。
また、茅ヶ崎関連ではご存じ吉田春彦氏とりえぞー画伯も忙しい中駆け付けてくれた。春彦氏のギャラリーで先日までグループ展をしていらした陶芸家の安斎氏のファンの方も。おもしろかったのはその方と安斎氏の話をしていたら、当の本人がいらした事。作品だけで本人とは初対面の彼女は大感激!仕組んでもこうは行かないところが人生の妙。
もみの木画廊の大塚まりこ女史も、悦子と画伯の両方に御縁のあるお方。画伯の次の個展は、彼女のところで9月。また新しい展開をみせてくれることだろう。
明日からは連休で画廊はしばしお休み。皆様いい連休を!!

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