2019.9.2(月)〜8(日)
サイエンスイラスト界のカリスマとして知られる加藤愛一は、1981年多摩美大加山又造教室出身。卒業後 創刊間もない科学雑誌「ニュートン社」に専属イラストレーターとして25年勤務し、同社のほぼ科学全域にわたる記事のイラストや、「アニマ(平凡社)」、国立科学博物館のポスターなどを手がけてきた。
2007年に独立してからは小学館・講談社・学研などの図鑑や教科書に、古生物を中心に宇宙・医療・古代生活などあらゆるサイエンスイラストを描いている。
今展は、印刷物でしか見られなかった各作品の詳細をパネル展示し、加藤愛一が40年間に描いた世界を一望するもので、日本のサイエンスイラストの歴史を辿るといっても差し支えなかろう。
画廊としてはJAXA主催のはやぶさ1イラスト展以来のサイエンスシリーズ。ワクワクがとまらない。