2019.10.28(月)〜11月3(日)
12:00〜19:00 最終日〜17:00
越畑喜代美・麒麟・平野俊一
多摩美堀文子教室1984年卒同窓3人によるLABO展は回を重ねる事、31回。
1989年、ベルリンの壁が壊された年に、銀座7丁目のギャラリー篁で旗揚げしたグループ展である。
その後、8丁目のギャラリーいせよしに会場を移し、当画廊とは1998年から今まで20数年の付き合いとなった。
LABOというネーミングの通り、laboratory実験・研究の場として必ず次の仕事へつながるステップを各自が目指してきた事は疑いない。
それぞれ今は百貨店や他画廊でも個展やグループ展を開催するが、まだ未完成なアイデアや構想を自由に発露する場とし、その後錬成を加えて画風を発展させてきたように思う。
日本画の画材や技法は奥深く、自身のテーマに沿って自在に繰るにはなかなか不自由で、だからこそ面白い。
拳を上げることより、まず筆を取って描き続けることを選んできた面々の、31年目の挑戦を是非ご覧いただきたい。